ちょっとした疑問なのですが、第18~20話にかけて登場したあの怪しげなお影様って何て呼べばいいんでしょうね?
本ブログではずっと“ローブシャドーと”書いてきたのですが、実は劇中では一度もこう呼ばれていないんですよね。
じゃあ何でこのブログでは“ローブシャドー”と書いてきたのかと言いますと、第19話最終ページの次回予告で“ローブシャドー”と書かれていたからです。
表記がブレている場合、私は先行して使用された言葉を優先しているため(例:星付き→星つき)あのお影様も“ローブシャドー”と呼んできたのですが、登場人物は全員“ローブ様”と呼んでいます。
ちなみにWikipediaのシャドーハウスのページでは何故か“フード様(仮)”と書かれています。(令和2年6月18日現在)
言いたいことは分かりますが、一度も使われていない呼称はちょっと……。
それと蛇足ですが、ニコニコ大百科では紹介すらされていません。
いずれにせよ、あの親切なお影様については何もかもが謎であるということですね。
物語の序盤で登場したのに、正体不明のまま70話が目前とはある意味凄いです。しかもお披露目中はその違和感が全くない展開でしたし、多彩なストーリーが並行して進んでいくので正直存在を忘れそうになった時期もありました。影が濃いのか薄いのか分からないですね。
さて、そんな長らく謎の存在であった“ローブシャドー”。
ケイトのもとに集められた情報によって、その正体が徐々にあぶりだされてきました。
本ブログではずっと“ローブシャドーと”書いてきたのですが、実は劇中では一度もこう呼ばれていないんですよね。
じゃあ何でこのブログでは“ローブシャドー”と書いてきたのかと言いますと、第19話最終ページの次回予告で“ローブシャドー”と書かれていたからです。
表記がブレている場合、私は先行して使用された言葉を優先しているため(例:星付き→星つき)あのお影様も“ローブシャドー”と呼んできたのですが、登場人物は全員“ローブ様”と呼んでいます。
ちなみにWikipediaのシャドーハウスのページでは何故か“フード様(仮)”と書かれています。(令和2年6月18日現在)
言いたいことは分かりますが、一度も使われていない呼称はちょっと……。
それと蛇足ですが、ニコニコ大百科では紹介すらされていません。
いずれにせよ、あの親切なお影様については何もかもが謎であるということですね。
物語の序盤で登場したのに、正体不明のまま70話が目前とはある意味凄いです。しかもお披露目中はその違和感が全くない展開でしたし、多彩なストーリーが並行して進んでいくので正直存在を忘れそうになった時期もありました。影が濃いのか薄いのか分からないですね。
さて、そんな長らく謎の存在であった“ローブシャドー”。
ケイトのもとに集められた情報によって、その正体が徐々にあぶりだされてきました。
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こどもたちの棟の顔写真が並ぶ扉絵。
そこに怪しく佇むのは、今回のサブタイトルにもある“ローブ様”です。
何だかこういう風に顔写真が描写されていると推理漫画みたいですね。
回をまたぐエピソードの冒頭に、生きている人物は明るめに、脱落した人物は暗め(あるいは×印)に載せられているのをよく見かけます(金田一少年の事件簿とか)。
第67話も様々な情報が名探偵ケイトに集まってきて、いかにも謎解きをせよといった様子です。
おまけに公式ツイッターでもローブシャドーの予想を呼び掛けたり、ソウマトウ先生からはヒントが提示されています。おおっ、何だか本格ミステリーみたい……!
ところがページをめくると、いきなりそんな空気は吹き飛びました。
扉の前に立つケイトとエミリコに対し、殺気立った怒号と血相を変えた顔で迫る1対のペア。
ギルバートとギルです。
彼らが運ぶストレッチャーには、顔を煤まみれにして拘束されたベル姉妹が横たえられていました。
変わり果てつつある二人の生き人形は、無残としか言いようがありません。
まるでホラー映画さながらです。
追いかけるイザベルとミラベルの叫びも虚しいばかりですね。
即反論するギルバートの台詞は正論でしかないので、結局なす術もなかっただろうと思います。
そんな凄惨な光景を見つめるケイトとエミリコ。
エミリコの表情からは、やはり何度見ても慣れないといった感情が伝わってきます。
ですがケイトは冷静です。
通り過ぎる双子の香りを嗅ぐと、リディアから聞いた香水の使用者リストに印をつけていきました。
リストに載っていたのは、イザベルとミラベルを含めて11名です。
リディアは条件によって香りが変わってくると話していましたが、ケイト曰く全員原液の香りがしたとのことです。
即ち、11名すべてがローブシャドーの候補です。
この後ケイトは、ルイーズとパトリックに偶然会ったことで同期会の約束を取り付けました。
状況から見て、ルイーズはベンジャミンと、パトリックはマーガレットと会った直後のことでしょう。
『ルウは疲れているんだから明日にしましょうよっ!』、とルイーズが言ったかは定かではないですが、第2回同期会は翌日開催と相成りました。
今度は昼間のため、パトリックの部屋の滞在時間は極力短くです。
ところが翌日。
テーブルに手を付いて煤を出すケイトの姿がありました。
現状ケイトに煤を出させるシャドーは一人しかいません。
いつもケイトの想定外の行動に出るジョンです。
またしてもやらかしてしまいました。
問題ないから始めようと提案するパトリックに対し、イライラしているケイトの台詞も辛辣です。
全然ジョンのことは当てにしていないですね。
第50話でジョンに宛てた手紙のペン書きの部分(スザンナに見られた所)はフェイクではなく、意外とケイトの本音だったのかも知れません。
ただこのままでは埒が明かないのも事実です。
とりあえず3組で調査結果の整理を始めました。
始めはルイーズ組の煤量の調査です。
最も多くの煤を出すバーバラを筆頭に、こどもたちの煤量が判明しました。
こうして見ると番付表みたいですね。
煤量の多いシャドーの中に、可愛らしいエミリコの顔が載っているのが凄くギャップを感じます。
こんな容姿でも上位に食い込むとは流石ケイト&エミリコです。
ケイトとジョンは煤量が多いことから処分されにくい、と語るルイーズの台詞を聞き、危機感を募らせるリッキー。お披露目首席のルイーズと煤量の多いケイトとジョンに対し、どうやって劣勢を覆すか考えているように見えます。
次はパトリック組が調べた交友関係です。
ケイトはマリーローズとバーバラが同期であることに驚愕しました。
しかもこどもたちの棟の最年長者です。
この場合の『最年長』というのは生き人形の実年齢ではなく、館にやって来た順番のことを指しているのでしょう。しかしケイトにとって想定外だったのか動揺を隠せていません。
3人の会話では生き人形が歳によって老けていくのは理解してそうですが、ケイトも含めて
館に来た順番 = 年齢順
と考えていそうなのが興味深いです。
この考えの齟齬が今後物語に関わってくるかもしれないですね。
ここまでは二組に対しケイトが指示した内容です。
ケイトは更に情報はないかどうか、パトリックに他に気付いたことを尋ねました。
そこでパトリックから出てきたのは、ケイトが秒で最低と切り捨てた「ヘンリーたちがおすすめする女子ランキング」、ではなく婚姻制度です。
前回散々サラから聞かされた婚姻制度について語るパトリック。
それを聞いて名探偵ケイトは閃きました。
亡霊事件は、ダグラスとサラが共謀して起こしたのではないかと考えたのです。
あまりに突拍子もない発言に驚くパトリック。無理もありません。
ですが状況証拠からケイトは推理を進めていきます。
とうとうルウやリッキーからもそれを補強する証言が出たことで、全ては繋がりました。
此度の亡霊事件はこどもたちの棟の現体制を転覆させるために二組が仕掛けた作戦だったということです。
これなら“同期”が“動機”で間違いありません。
見事な推理でした。
ところが話がまとまりかけたかと思った途端、滑り込みでジョン達が到着しました。
部屋に飛び込んでくるシーンのショーンは、珍しくジョンの顔になっていますね。
ただあまりに騒々しく部屋に入ってきたジョンに不満だったのか、パトリックはケイトの推理をジョンに教えました。もうお前らの情報など要らないと言わんばかりです。
ですが最後まで聞いたジョンは、煤を集めただけでは亡霊にならないという、これまでの根底を覆す発言をしました。ジェレマイアの研究のことです。
第64話で「あとはショーンに任せよう」と言っていた通り、ジェレマイアから聞いた話をショーンにさせるジョン。ケイトの言う通り、ジョンにはこれっぽちも頭に入っていなかったのでしょう。
次のコマではショーンの説明に聞き入るケイトの姿が描かれていました。
その説明を聞いて、そもそも推理の前提が間違っていたと考えこむケイト。
パトリックは堪らずジョンに罵声です。
この日は取っ組み合いにはならなかったものの、ジョンとパトリックは相変わらずの馬の合わなさです。
果ては、遅れてきてマリーローズとバーバラの話に驚愕するジョンとショーン、そしてツッコミを入れるパトリックに至っては推理漫画の雰囲気は欠片もありません。
前半と全く空気が逆転しました。
おまけに自由人ジョンの奔放すぎる行動。
そのままどっか行けと罵るパトリックの気持ちも分からないでもないです。
しかし、この行動がショーンに重要な情報をもたらしました。
洗面所に置かれた切り花。
隠されたように飾られた花にジョンは違和感を覚えますが、その花の香りを嗅いだショーンはハッとします。
なぜなら、ローブシャドーの匂いと一緒だったからです。
パトリックが犯人だと早とちりするジョンを制止しながら、ショーンはケイトにローブシャドーとこの花が同じ香りがすると語りました。
つまり、ローブシャドーの香りは香水ではなかったということです。
この花は、白い芍薬。
マーガレットから近づきの印にとパトリックが貰った花です。
よりによって、エミリコの前でその経緯を話す羽目になったパトリック。
心底同情です。
マーガレットとは初対面だとムキになったり、エミリコに花を見せたくなかったと悔しがるパトリックですが、失礼ながら第66話と違ってそこまで重苦しい恋心には見えませんね。
前半の推理漫画さながらの空気や、パトリックの恋愛模様までギャグに変えてくるジョンは改めて凄いキャラクターだなあと感じます。
そんな騒がしい男子達をよそに、またもや考え込むケイト。
ピオニーの香りの話を聞きこれまでの推測を一から整理し始めました。
ケイトのただならぬ様子に、エミリコもただ見つめるだけです。
まず香水について。
香水から身元が割れるのは当たり前なのだから、そもそもローブシャドーの香水は自分自身の物を付けている筈がありません。
かといって、別棟の大人の使っている香水をこどもたちが知る訳もないので、大人が違う香りを纏わせる必要もありません。
ということは、ローブシャドーの正体はこどもたちの誰かです。
そして違う香りを纏わせていたということは、自身の香水と似た匂いを選ぶはずがないので、リディアから貰ったリストのシャドーは候補から外れます。
ここまで集められた情報を基に、消去法でローブシャドーの犯人を絞っていくケイト。
恐らく、煤量の多いシャドーも除外した筈です。
そうしてあぶり出された一人のシャドー。
それを見て、ケイトはこの人物こそが正体だろうと推理しました。
ですが、あまりに意外な結果を見てケイトは困惑顔です。
動機が全く見えないからです。
横でケイトのメモを見ていたエミリコも驚き顔です。
しかし少しの沈黙の後、エミリコはこれまで伏せていたとある事実をケイトに話し始めました。
「顔が……綺麗だったんです」
戸惑いながら、読者にも伏せられたとある人物について語るエミリコ。
果たして、ケイトが導き出したローブシャドーの正体とは誰だったのでしょうか。
そして、エミリコが気になったとある出来事とは何なのでしょうか。
更に、ローブシャドーの正体が亡霊事件の犯人と同一人物なのかもまだ分かりません。
ようやく辿り着いた一つの真実。
あのローブの下に隠された素顔が分かるまで、あともう少しです。
こどもたちの棟の顔写真が並ぶ扉絵。
そこに怪しく佇むのは、今回のサブタイトルにもある“ローブ様”です。
何だかこういう風に顔写真が描写されていると推理漫画みたいですね。
回をまたぐエピソードの冒頭に、生きている人物は明るめに、脱落した人物は暗め(あるいは×印)に載せられているのをよく見かけます(金田一少年の事件簿とか)。
第67話も様々な情報が名探偵ケイトに集まってきて、いかにも謎解きをせよといった様子です。
おまけに公式ツイッターでもローブシャドーの予想を呼び掛けたり、ソウマトウ先生からはヒントが提示されています。おおっ、何だか本格ミステリーみたい……!
ところがページをめくると、いきなりそんな空気は吹き飛びました。
扉の前に立つケイトとエミリコに対し、殺気立った怒号と血相を変えた顔で迫る1対のペア。
ギルバートとギルです。
彼らが運ぶストレッチャーには、顔を煤まみれにして拘束されたベル姉妹が横たえられていました。
変わり果てつつある二人の生き人形は、無残としか言いようがありません。
まるでホラー映画さながらです。
追いかけるイザベルとミラベルの叫びも虚しいばかりですね。
即反論するギルバートの台詞は正論でしかないので、結局なす術もなかっただろうと思います。
そんな凄惨な光景を見つめるケイトとエミリコ。
エミリコの表情からは、やはり何度見ても慣れないといった感情が伝わってきます。
ですがケイトは冷静です。
通り過ぎる双子の香りを嗅ぐと、リディアから聞いた香水の使用者リストに印をつけていきました。
リストに載っていたのは、イザベルとミラベルを含めて11名です。
リディアは条件によって香りが変わってくると話していましたが、ケイト曰く全員原液の香りがしたとのことです。
即ち、11名すべてがローブシャドーの候補です。
この後ケイトは、ルイーズとパトリックに偶然会ったことで同期会の約束を取り付けました。
状況から見て、ルイーズはベンジャミンと、パトリックはマーガレットと会った直後のことでしょう。
『ルウは疲れているんだから明日にしましょうよっ!』、とルイーズが言ったかは定かではないですが、第2回同期会は翌日開催と相成りました。
今度は昼間のため、パトリックの部屋の滞在時間は極力短くです。
ところが翌日。
テーブルに手を付いて煤を出すケイトの姿がありました。
現状ケイトに煤を出させるシャドーは一人しかいません。
いつもケイトの想定外の行動に出るジョンです。
またしてもやらかしてしまいました。
問題ないから始めようと提案するパトリックに対し、イライラしているケイトの台詞も辛辣です。
全然ジョンのことは当てにしていないですね。
第50話でジョンに宛てた手紙のペン書きの部分(スザンナに見られた所)はフェイクではなく、意外とケイトの本音だったのかも知れません。
ただこのままでは埒が明かないのも事実です。
とりあえず3組で調査結果の整理を始めました。
始めはルイーズ組の煤量の調査です。
最も多くの煤を出すバーバラを筆頭に、こどもたちの煤量が判明しました。
こうして見ると番付表みたいですね。
煤量の多いシャドーの中に、可愛らしいエミリコの顔が載っているのが凄くギャップを感じます。
こんな容姿でも上位に食い込むとは流石ケイト&エミリコです。
ケイトとジョンは煤量が多いことから処分されにくい、と語るルイーズの台詞を聞き、危機感を募らせるリッキー。お披露目首席のルイーズと煤量の多いケイトとジョンに対し、どうやって劣勢を覆すか考えているように見えます。
次はパトリック組が調べた交友関係です。
ケイトはマリーローズとバーバラが同期であることに驚愕しました。
しかもこどもたちの棟の最年長者です。
この場合の『最年長』というのは生き人形の実年齢ではなく、館にやって来た順番のことを指しているのでしょう。しかしケイトにとって想定外だったのか動揺を隠せていません。
3人の会話では生き人形が歳によって老けていくのは理解してそうですが、ケイトも含めて
館に来た順番 = 年齢順
と考えていそうなのが興味深いです。
この考えの齟齬が今後物語に関わってくるかもしれないですね。
ここまでは二組に対しケイトが指示した内容です。
ケイトは更に情報はないかどうか、パトリックに他に気付いたことを尋ねました。
そこでパトリックから出てきたのは、ケイトが秒で最低と切り捨てた「ヘンリーたちがおすすめする女子ランキング」、ではなく婚姻制度です。
前回散々サラから聞かされた婚姻制度について語るパトリック。
それを聞いて名探偵ケイトは閃きました。
亡霊事件は、ダグラスとサラが共謀して起こしたのではないかと考えたのです。
あまりに突拍子もない発言に驚くパトリック。無理もありません。
ですが状況証拠からケイトは推理を進めていきます。
とうとうルウやリッキーからもそれを補強する証言が出たことで、全ては繋がりました。
此度の亡霊事件はこどもたちの棟の現体制を転覆させるために二組が仕掛けた作戦だったということです。
これなら“同期”が“動機”で間違いありません。
見事な推理でした。
ところが話がまとまりかけたかと思った途端、滑り込みでジョン達が到着しました。
部屋に飛び込んでくるシーンのショーンは、珍しくジョンの顔になっていますね。
ただあまりに騒々しく部屋に入ってきたジョンに不満だったのか、パトリックはケイトの推理をジョンに教えました。もうお前らの情報など要らないと言わんばかりです。
ですが最後まで聞いたジョンは、煤を集めただけでは亡霊にならないという、これまでの根底を覆す発言をしました。ジェレマイアの研究のことです。
第64話で「あとはショーンに任せよう」と言っていた通り、ジェレマイアから聞いた話をショーンにさせるジョン。ケイトの言う通り、ジョンにはこれっぽちも頭に入っていなかったのでしょう。
次のコマではショーンの説明に聞き入るケイトの姿が描かれていました。
その説明を聞いて、そもそも推理の前提が間違っていたと考えこむケイト。
パトリックは堪らずジョンに罵声です。
この日は取っ組み合いにはならなかったものの、ジョンとパトリックは相変わらずの馬の合わなさです。
果ては、遅れてきてマリーローズとバーバラの話に驚愕するジョンとショーン、そしてツッコミを入れるパトリックに至っては推理漫画の雰囲気は欠片もありません。
前半と全く空気が逆転しました。
おまけに自由人ジョンの奔放すぎる行動。
そのままどっか行けと罵るパトリックの気持ちも分からないでもないです。
しかし、この行動がショーンに重要な情報をもたらしました。
洗面所に置かれた切り花。
隠されたように飾られた花にジョンは違和感を覚えますが、その花の香りを嗅いだショーンはハッとします。
なぜなら、ローブシャドーの匂いと一緒だったからです。
パトリックが犯人だと早とちりするジョンを制止しながら、ショーンはケイトにローブシャドーとこの花が同じ香りがすると語りました。
つまり、ローブシャドーの香りは香水ではなかったということです。
この花は、白い芍薬。
マーガレットから近づきの印にとパトリックが貰った花です。
よりによって、エミリコの前でその経緯を話す羽目になったパトリック。
心底同情です。
マーガレットとは初対面だとムキになったり、エミリコに花を見せたくなかったと悔しがるパトリックですが、失礼ながら第66話と違ってそこまで重苦しい恋心には見えませんね。
前半の推理漫画さながらの空気や、パトリックの恋愛模様までギャグに変えてくるジョンは改めて凄いキャラクターだなあと感じます。
そんな騒がしい男子達をよそに、またもや考え込むケイト。
ピオニーの香りの話を聞きこれまでの推測を一から整理し始めました。
ケイトのただならぬ様子に、エミリコもただ見つめるだけです。
まず香水について。
香水から身元が割れるのは当たり前なのだから、そもそもローブシャドーの香水は自分自身の物を付けている筈がありません。
かといって、別棟の大人の使っている香水をこどもたちが知る訳もないので、大人が違う香りを纏わせる必要もありません。
ということは、ローブシャドーの正体はこどもたちの誰かです。
そして違う香りを纏わせていたということは、自身の香水と似た匂いを選ぶはずがないので、リディアから貰ったリストのシャドーは候補から外れます。
ここまで集められた情報を基に、消去法でローブシャドーの犯人を絞っていくケイト。
恐らく、煤量の多いシャドーも除外した筈です。
そうしてあぶり出された一人のシャドー。
それを見て、ケイトはこの人物こそが正体だろうと推理しました。
ですが、あまりに意外な結果を見てケイトは困惑顔です。
動機が全く見えないからです。
横でケイトのメモを見ていたエミリコも驚き顔です。
しかし少しの沈黙の後、エミリコはこれまで伏せていたとある事実をケイトに話し始めました。
「顔が……綺麗だったんです」
戸惑いながら、読者にも伏せられたとある人物について語るエミリコ。
果たして、ケイトが導き出したローブシャドーの正体とは誰だったのでしょうか。
そして、エミリコが気になったとある出来事とは何なのでしょうか。
更に、ローブシャドーの正体が亡霊事件の犯人と同一人物なのかもまだ分かりません。
ようやく辿り着いた一つの真実。
あのローブの下に隠された素顔が分かるまで、あともう少しです。

あと、Wikipediaにフード様(仮)と書いたのは多分私です。ローブの単語が出てこなくてフードと書いた記憶があります。間違えてたら誰かが修正してくれるだろう、と思って放置したんですが、未だに修正されることなくそのままですね。虫歯のようだ。
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が
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