来客のない奇妙な館 ~シャドーハウス考察ブログ~

ヤングジャンプで連載中のソウマトウ先生作、“シャドーハウス”の考察ブログです。

ケイト

急募!ケイト組が窮地を抜ける方法

第23話で、あと一つのミスも許されない状況となったケイト&エミリコ。
(エドワードが弄っている棚の最下段が“即脱落”を意味していると仮定したら、です。)

野球で例えるならば、9回裏同点の場面でノーアウト満塁・ボールカウントはスリーボール0ストライクといった状態です。
守っている側からすれば、ボール・死球・暴投・後逸・ボーク・エラー・ヒット・ホームラン・走塁妨害、すべてが許されない絶体絶命の状況です。
しかもその上、アウトを3つ取らなければいけない辛い場面。

野球好きな人であれば、どれほど深刻な状況か分かって頂けるかと思います。

野球に詳しくない方はごめんなさい。
他に良い表現が見つからなかったもので…

さて、いずれにせよ“お披露目”という審査だけではなく、エミリコの名前の由来まで槍玉に挙げられてしまったケイト嬢。

対応次第では“お披露目”に落ちてしまう窮地です。

かといって自己保身に走ることは、今後シャドーの社会の中で後ろ指さされるだけではなく、何よりもエミリコの信頼を失いかねない、ケイトにとっては絶対に避けたい選択肢であります。

そこで今回の記事では、どうしたらケイトが“お披露目”に合格し、この状況を乗り切ることができるのかを考えていきたいと思います。
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第12話 汚しながら

今回のお話、連載中はあまり評価が高くありませんでした。

単行本の準備があったとはいえ、休載明けで前回の続きはどうなるんだろうと待ち構えていたところに今回のエピソードでしたから、なんだか肩透かしを受けたような気分になったという意見がネット上では散見されました。

かくいう私もその一人でして、コマいっぱいに描かれたエミリコの笑顔や、髪をなびかせながら嬉しそうに掃除するエミリコの躍動感に心奪われたものの、前回との落差に少し物足りなさを感じたものでした。

ところが発売された単行本1巻を読んだ時、このお話を第12話に持ってきたことに納得すると同時に、打って変わって好きなお話の一つとなりました。

詳細についてはあえて触れませんが、このお話があることで単行本第1巻が一つの作品として締まりのある完成品へと昇華されています。

まるでこれまでの11話がこの第12話のためにあったかのようです。

内容はケイトから出るすすをエミリコが掃除する、という単純極まりないお話ですが、考えてみればこれこそが二人の一番自然な関係なんですよね。

二人がつつがなく平穏な毎日を送る。
これ以上何を望むといえましょうか。

二人の元気な姿を見られる。

それだけで幸せではないかと、改めて思い知らされたお話でした。
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