来客のない奇妙な館 ~シャドーハウス考察ブログ~

ヤングジャンプで連載中のソウマトウ先生作、“シャドーハウス”の考察ブログです。

2021年12月

道なき道へと進もうよ

表題は、「映画けいおん!」のエンディングテーマから拝借しました。

けいおん!といえば今月頭にも「映画けいおん!の公開から10周年」という記事でも取り上げたので、またかと思われるかも知れませんが、その通りです。性懲りもないですがまた語らせて下さい。


さて、なぜこの曲を今回取り上げたのかといいますと、この曲がけいおん!シリーズ最後の楽曲にして、最高の名曲だからです。

けいおん!は以前にも述べた通り、日常系アニメの代表格です。

ただ、アニメも漫画も、実は成長物語としての側面もあるんですよね。実際に主人公達は、アニメの劇中において高校生活の三年間を送り、映画では卒業旅行の様子を中心に描かれました。

そして、その最後の最後に制作されたのがエンディングテーマの「Singing!」という楽曲です。この曲の中でボーカルは、過去の思い出(日常)を手に、未来へと進む決意を歌い上げています。

もし機会があれば一度聴いてみて下さい。

少女(少年)時代にしか許されない純粋な希望とひたむきさ、そして世間の汚らわしさを打ち払う力強さに圧倒されるはずです。


さて、ところで主人公たちは映画の中でロンドンを訪れます。次の画像を見て頂ければ分かりますが、こんな風にビートルズを彷彿とさせる看板も公開直前に設置されていました。

ちなみにこの巨大看板は、新宿駅東口です。深夜アニメとは思えない大規模な宣伝は、当時大きな話題となりました。

新宿駅けいおん!看板

映画の中では活気あるロンドンの街が描かれていますが、それは翌年の2012年にロンドンオリンピックが控えていたからです。

実は翌年夏、私もロンドンに行っていました。これは当時のタワーブリッジの写真です。
タワーブリッジ画像

そういえば、今年は東京オリンピックの年でしたね。

本来であれば重なり合うはずのない「映画けいおん!」の10周年と東京オリンピックの年が一致したのを見て、世間の喧騒とは裏腹になんだか不思議な心持になりました。


さて、では丁度本年の話題が出たところで、これよりシャドーハウスの令和3年を振り返っていきましょう。

相変わらず長くなりますので、続きよりどうぞ。続きを読む

第118話 薔薇の集い

薔薇といえば、美しい花の代表格です。

例えば英語に“English rose”という言葉がありますが、これはイギリス美人を指す言葉だそうです。日本語で言うなら「大和撫子」といったところでしょうか。国は違えど、美しいものを「花」になぞらえるのは万国共通のようですね。

ちなみに、英語では薔薇が出てくることわざがいくつかありますが、いずれも「美しい」「楽しい」ことを薔薇に例えています。


そんな風に鮮やかなイメージのある薔薇ですが、シャドーハウスでもよく登場しています。

もう一人の主人公・ケイトのドレスは薔薇を基調としたデザインですし、マリーローズはケイトのことを「麗しの薔薇」と呼んでいます。

また、実はそのマリーローズも、彼女の名前と同じ「マリーローズ」という名の薔薇の品種が登録されています。彼女の名前がどのように付けられたのかは不明ですが、衣装の腰巻に薔薇があしらわれていることから、薔薇の品種名から付けられたと解釈して良いと思います。

さらに、バーバラのドレスも薔薇が描かれていますね。
胸元にあるのは「茨」ですが、髪飾りはちゃんとした花としての青い薔薇です。

また、お披露目の際に屋敷の庭園が描かれましたが、そこでもいくつもの花に混じって薔薇が登場しています。第35話のあらすじ紹介でも書きましたが(第35話 見えないから)、ケイトの象徴として赤い薔薇と茨はお披露目のクライマックスを十二分に盛り上げていました。

そんな風に、シャドーハウスと薔薇は切っても切り離せない存在なのです。


そして今回。

「赤薔薇」の呼びかけによって、とある集まりが催されます。

ところがエピソードのラストは、美しさとはかけ離れた衝撃的なものでした。続きを読む

祝!英語版シャドーハウスが2022年6月に発売!!

12月17日に発表された二つ目のニュース。

なんと、とうとう英語版シャドーハウスが来年に発売されるそうです!
ええっ、本当に!?

私も最初に見た時は驚きました。ツイッターでこの情報を目にしても「体調悪いから幻覚か何かかな?」と思ったくらいです。

なんせ、ソウマトウ先生自身も以前ツイッターで「英語版は今のところ縁がないです」と言っていたくらいですから、英語版はやっぱり大変なんだなあと思い込んでいたんですよね。(実際、以前大英博物館で日本漫画の展示があった時、イギリス人にストーリー漫画は馴染みがないため『漫画の読み進め方』『コマを読む順番』という展示項目があったほどです。ソウマトウ先生の過去作「黒」も英語版は見当たりません。)

おまけに、SNSではベトナムの出版社への陳情をちらほら目にしていたため『シャドーハウスの海外展開8か国目はアジア圏かな~?』と思っていたので、なおさら予想外でした。


此度、英語版を出版することになったのはエン・プレス(Yen Press)という出版社です。拠点はニューヨークで、日本や韓国の漫画を翻訳してアメリカとカナダで発売しているそうです。
(エン・プレス社の発売告知ツイートはこちら→@yenpress)

シャドーハウスが両国で発売するのか、はたまた一方だけなのかは分かりませんが、英語といえば世界言語です。シャドーハウスの読者はもっと増えることでしょう。楽しみですね。


初の海外版単行本が発表されたのは2019年12月のフランス語版ですが、それから2年。とうとうシャドーハウスの海外展開は地球規模へと広がりました。

スペイン語発売後は南米にもファンがいるようですし、なぜかロシアでも読んでいるとツイートしている方も見かけたことがあります。ということは、これはもう世界中にシャドーハウスが広まっているということでしょう。

「シャドーハウスの素晴らしさはもっと広い世界に知れ渡っていくべきだからね」という作中の言葉が、現実世界でも今まさに進行中です。これには偉大なるおじい様もきっと大満足でしょう!!


それにしても、12月は本当にシャドーハウスにとって吉報がもたらされることが多いですね。

一昨年は、12月19日にフランス語版発売発表され、直前の13日は第50話無料公開により大ブレイクを果たしました。また、それに伴い既刊すべての重版が決定されました。

昨年は、12月20日にアニメシャドーハウスのキャストが発表され、ツイッタートレンド入りするなど大きな注目を集めました。ソウマトウ先生の過去作「黒」が4年ぶりに重版するというニュースがあったのもこの頃です。

そして今年は、英語版出版の発表と、「ないない」の令和アニソン大賞作詞賞の受賞ニュースです。

こうなってくると、あと数日しか残っていないものの、本年中にまた良い知らせがあるんじゃないかとも思えてきますね。


12月13日といえば、世間では「すす払いの日」です。

奇しくも、作風と重なり合うそんな日にシャドーハウスは大ブレイクしたわけですが、それは同時にシャドーハウスから暗雲が取り払われた日でもあります。

そうすると、年の瀬にシャドーハウスの良いニュースが入ってくるのはもはや必然、運命といえましょう。

来年の事を言えば鬼が笑うと言いますが、果たして来年の今頃はどんな良い知らせが舞い込むのか。

ここは景気良く、劇場版シャドーハウスの発表!、とか来てくれれば良いなあなんて思う今日この頃です。

世界地図

試しにシャドーハウスを発売した出版社を国別に色塗りした地図。
(素材は世界地図・白地図ぬりぬりより)

漫画の三大商圏は日本、アメリカ、フランス・ベルギー(ハンドデシネ)らしいですが、これで全地域で出版されることとなります。

これからはそれ以外の地域展開に期待ですね!
(ただ英語圏やスペイン語圏、フランス語圏はもっと広いので、中央アジアと中東・アフリカを除けば実質ほぼ世界制覇と言っても良いかも)

祝!「ないない」令和アニソン大賞作詞賞受賞!!

12月17日に発表されたニュース。

一つ目は、アニメシャドーハウスのED曲「ないない」が、令和アニソン大賞の作詞賞を受賞したそうです。おめでとうございます!
WIN_20211226_11_54_30_Pro (2)


この“令和アニソン大賞”ですが、ソニーミュージックエンターテインメントが『平成時代のアニメソングを顕彰する』ことを目的とした“平成アニソン大賞”が前身となっております。

“平成アニソン大賞”は平成時代30年間のアニソンを対象としていたわけですが、令和改元後は各年ごとにキャンペーンが行われており、“令和アニソン大賞”としてこの度3回目の開催となったということです。

公式サイトはこちらです↓
アニソン大賞公式HP

また、「ないない」の受賞結果は公式ツイッターのアカウントからもご覧いただけます。(#令和3年アニソン大賞 発表)

ちなみに発表の様子はYOU TUBEにもアップされています。この動画の27分17秒から作詞賞の発表となっています。


「ないない」の歌詞といえば、曲発表直後はSNSで『ケイトのことかな?』という声がアニメから入った視聴者から出たと思えば、『これはシャーリーのことでは?』『ラムの心境みたい』という声が漫画の読者から上がるなど、聞く人によって違う見方があったことを今でも覚えています。

また、放送中も漫画の方で第102話が公開されると『“ないない”はエミリコのことを歌っている!』、放送後に第108話が公開されると『やっぱりケイトのことだ!!』と評価が二転三転するという興味深い現象が起こりました。

こんな風にアニメの視聴者や漫画の読者が感じたのは、動画の中でアニメイトの松原正泰氏が仰っているように、恐らくハヤシケイ氏と毛蟹氏が漫画シャドーハウスを読み込んだ上で「ないない」を書きあげたからでしょう。


加えて、作品の世界観を汲み取って「ないない」を歌い上げたReoNa氏の歌唱力も、シャドーハウスの世界観を大いに魅力的にしたと思います。

もちろん、今年発表された数多いアニメソングの中にも、たくさんの素晴らしい作品があったはずです。しかし上で書いたように、こういった詞・歌・作品の総合力が「ないない」作詞賞を後押ししたのではないでしょうか?

ということは、これはシャドーハウスという作品も評価された証左だと思います!万歳!!


思えば、シャドーハウスはこれまで賞レースに度々顔を出せども、大賞どころか入選すら縁がありませんでした。

しかしこうして、作品そのものでないにせよ関連する楽曲やアーティストにスポットライトが当たるとやっぱり嬉しいものです。

きっとこの受賞によってReoNa氏の活躍の場はもっと広がるでしょうし、シャドーハウスだってこれから栄光に輝くのは間違いありません!!

ReoNa氏とシャドーハウスの躍進、そして産声を上げたばかりの“令和アニソン大賞”がこれからも大きく発展することを願っています。

まずはReoNaさん、本当におめでとうございます!祝杯だ!!

復帰します

大変お待たせして申し訳ありませんでした。
また、更新停止期間中でも本ブログにお越し下さりどうもありがとうございました。

まだ本調子ではないですが、大分体調も良くなってきましたので本日よりブログ更新再開したいと思います。

もちろんタブレットも新しくしましたよ!(スマホ?さあ何の話でしょうね…。)

正月休みまで数日ありますが、シャドーハウスについて書きたいことは林林総総です。

というわけで、またやかましくなりますがどうぞお付き合い下さい!


ところで、本当は第118話のあらすじ更新からいきたいところですが、まだ書き終わっていないのと(手すら付けてない)、実は12月17日に大きなニュースが二つありましたので、まずはそのお話からしたいと思います。

宜しくお願い致します。
最新コメント
アクセスカウンター
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

  • ライブドアブログ