来客のない奇妙な館 ~シャドーハウス考察ブログ~

ヤングジャンプで連載中のソウマトウ先生作、“シャドーハウス”の考察ブログです。

第27話

第41話 鳥籠と花

扉絵にある「誰何」とは、何者か分からない人物を指す言葉だそうです。
私も調べてみて初めて知りました。

シャドーハウスの扉絵では、稀に難しい熟語が使われることがあります。
第3話の「胡乱」や、第27話の「十年一日」などがその代表例です。
普段見かけない言葉があることで、シャドーハウスという謎多き作品の非日常さを、より一層引き立てています。
西洋風の世界観なのに、漢字熟語が似合うとは不思議なものです。

さて、今回の作品タイトルは金色で書かれています。
多分第3巻発売の記念だと思いますが、作者名も金色で書かれているのは初めてですね。第1話の時でさえ、タイトルは金色でしたが作者名は赤でした。
そういえば、2巻発売時の第28話と3巻の最後に収録された第36話の作品名はシルバーでした。こんなところにも少し遊び心があるのが面白いです。

それにしても今回の扉絵は、少々ホラーですね。
ケイトの手を取るエミリコに、黒い手が幾つもまとわりついています。
まるで一昔前の心霊写真のようです。

この絵を見て、思わず『もし複数のシャドーが、秀逸な“顔”を取り合う事態になったらどうなるんだろうか?』と考えてしまいました。
今までそんなことが起こったとは考えたくないですが、隣の芝は青いと言いますし、絶対になかったとは言い切れませんよね。

もしエミリコが人気ナンバー1の“顔”になってしまったら、あの手この手で彼女を欲しがるシャドーが出てきてもおかしくはなさそうです。
その時ケイトは、絶対にエミリコを手放さないよう奔走するんだろうなあ…

前置きが長くなりました、本題に入りましょう。

ようやく再会したケイトとエミリコですが、彼女達を隔てる茨の城は堅牢のようです。

ところが、この難攻不落と思われた仕掛けに挑むエミリコに、救いの手が差し伸べられました。
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単行本第3巻の連載時との変更点

本記事では、連載時と単行本第3巻での違いや修正箇所を挙げていきたいと思います。

誤解が生じるといけないので一応書かせて頂きますが、こういった単行本での修正というのは、決してネガティブな理由によるものだけではありません。
中には台詞や表現に重大な問題があったなんていうケースもあったりしますが、シャドーハウスにおいては全くそういった部分はありませんでした。

では何が理由かというと、恐らくはソウマトウ先生の拘りだと思います。
あの手塚治虫氏も連載時と単行本収録版では全く違う出来になった作品も多々ありますから、漫画家の作品に対する情熱が修正に反映されている、と考えて頂ければ分りやすいかと思います

中には連載時にアナウンスされていた誤植もありますが、それらを別々に分けることは一読者では出来かねますので、ここではまとめて書かせて頂くことにします。よってやや揚げ足取りになってしまう箇所もありますが、その点はご了承下さい。

では続きよりどうぞ。
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