来客のない奇妙な館 ~シャドーハウス考察ブログ~

ヤングジャンプで連載中のソウマトウ先生作、“シャドーハウス”の考察ブログです。

お披露目

コミュ力抜群生き人形、リッキー

強力な自信家で、優秀。態度は尊大で、周りは自分達以下だと見下す。

反面、主人に対する姿勢は真摯で、決して表には出ずにサポートに徹する……


それがパトリックの生き人形、リッキーです。

初登場から暫くは、何だか嫌味でプライドが高いキャラクターでした。ところが、“お披露目”編以後は隠された彼の内面がどんどん描かれたことで、すっかり人気キャラクターになりましたね。

シャドーハウスにはあまりいないキャラクターなので、その辺が受けた理由かも知れません。

さて、主人のためなら周りを蹴落とし、誰とも馴れ合わないという態度を見せるリッキー。実際にエミリコやラムに悪態を突き、それが原因でショーンとの関係は最悪でした。

ところが意外や意外。
前回の記事で彼の行動を分析したところ、実は“お披露目”の最中にほぼ全員と絡みがありました。

考えてみれば、エドワードの指示したタイミングで転がってきた岩の餌食になったのも、リッキーでした。事前に設置した罠に引っかかったのではなく、エドワードの任意の指示で攻撃を受けたのは彼だけです。
新人達だけではなく、試験官とも関りがあったとは、ある意味リッキーは凄いですね。

ただ、“お披露目”において展開されたリッキーの交友関係については、もう一つ特筆される点がありました。それは、途中まで謎に包まれていた、あるお影様との関係です。

今回はその出来事に着目していきたいと思います。
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“お披露目”勝手に総評会 その①

第45話において催された、重鎮達による“お披露目”の総評。
皆様、御覧になっていかがだったでしょうか?

私はというと、猛烈に「異議あり!」と申し立てたくて仕方ありませんでしたね。

ルイーズやジョン、パトリックはまあまあ妥当だとは思いますが、シャーリーとラム、ケイトの評価は散々なものでした。

そりゃあ、あの館の住人達がまともな倫理観を持っていないのは承知の上ですし、どうせその考えが変わることなんて、これぽっちも期待してませんでした。


しかし、しかしですよ。
何よりも疑問を呈したいのが、あれほど頑張った生き人形達の評価。

これが、全く考慮されていないではないですか!?


そこで今回は、“お披露目”全般を振り返りつつ、新人達(主に生き人形)の総評会をしたいと思います!

では続きよりどうぞ。
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クライマックス ≠ フィナーレ

ようやく、2019年のプロ野球のペナントレースが終わりを告げましたね。

パ・リーグは埼玉西武ライオンズが二連覇を達成、セ・リーグは東京読売ジャイアンツが王座を奪還しました。どちらも各リーグの名門チームが制したことで、また一つ新しい時代が幕を開けそうです。

さて、そうなると次にプロ野球ファンが注目するのは、『クライマックスシリーズ』です。

各リーグの1~3位までのチームが、日本シリーズ進出を賭けて戦う一大勝負。
王者の意地を持つ優勝チームと、復讐心に燃える下位チームがぶつかる、シーズン終盤の山場の一つであります。

現在も賛否両論が存在する制度ではありますが、興行収入の増加や消化試合の解消など大きなメリットがありますので、今後も継続していくことでしょう。
果たしてどのような結末を迎えるのか、ファンにとっては目が離せない季節です。

ところで、度々誤解されますが、“クライマックス(climax)”とは終わりを意味する英単語ではありません。これの和訳は、“最高潮” という意味です。
これまでも少なからず誤解されてきた言葉ですが、先程述べたプロ野球の『クライマックスシリーズ』が創設されたことで、今もなお勘違いを生み出してしまっているようです。

実は私も、頭では分かっていたのに間違えてしまいました。

何の話かというと、第42話の話です。

物語の進行具合と次号への煽り文を見て、ついつい「フィナーレは目前です」と書いてしまいました。
でも、煽り文では「クライマックス」としか言っていないので、実際問題まだこの先はどうなるか分かりません。

長くなりましたが、これが本記事の趣旨です。

いよいよ最高潮を迎えるであろう“お披露目”。
これから先、果たしてどうなっていくのかを考察していきたいと思います。
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シャドーハウスのいちばん長い日 ~運命のお披露目~

葉月になりました。

冷夏だと言われていた梅雨の時期が嘘のように、連日暑い日が続いています。
熱中症には気を付けていきたいところですね。

我が国では8月に入ると、お盆もあってか故人の歴史や功績に思いを馳せる機会が多くなります。
特に上旬は、過去の戦役や著名な事故が取り上げられることもあり、その傾向が顕著です。

その最たるものが8月15日の終戦記念日でしょう。
毎年いたる場所で、先の大戦について振り返る行事や特集が行われています。

歴史の見解については人それぞれでしょうからここでは触れませんが、まずは先人たちへの敬意と哀悼を込めて、静かに祈りたいところです。
そして来年以降こそは、この時期にこれ以上悲しい出来事を増やさないようにしていきたいものです。


さて、まるで社会派ブログのようなことを書き連ねてしまいましたが、これは当記事の題名がきっかけです。
既視感のある方も多いでしょう。呆れるほどに、あからさまな模倣ですね。

タイトルは、半藤一利氏のノンフィクション小説「日本のいちばん長い日 運命の八月十五日」から拝借しました。
二度も映画化されている、有名な作品です。 


なぜこんなシャドーハウスとかけ離れた作品から題名を拝借したのかといいますと、単純に今回の記事の内容を表すのにぴったりだったからです。
よって、半藤氏の作品とは全く関係ありませんのでご了承下さい。


前置きが長くなってしまいましたね。本題に移ります。

今年の3月から始まった“お披露目”。
これまでの長い期間の中で、エミリコをはじめとして、各登場人物たちの動向が生き生きと描かれ、そして多くの物語が紡がれてきました。

不穏な場面あり、コミカルな場面あり、謎が謎を呼ぶ場面あり……

特にケイトとエミリコのダンスシーンは、シャドーハウス最大の名場面として記憶に新しいと思います。


ですが、そんな慌ただしいストーリーに埋もれて、重大な事実を見逃しかけていました。

この5か月の間に展開されてきた物語。

実は、作中ではまだ一日も経っていないのです。
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