来客のない奇妙な館 ~シャドーハウス考察ブログ~

ヤングジャンプで連載中のソウマトウ先生作、“シャドーハウス”の考察ブログです。

ミア

あだ名で呼ばれる生き人形

1週間前の話ですが、皆様は先週のヤングジャンプ休刊の告知をご覧になったでしょうか?

そう、ソウマトウ先生が描いたミアとローズマリーのイラストです。

先日にアップした「シャドーハウスのいちばん長い日 ~運命のお披露目~」という記事で、そろそろローズマリーが見たいなあと書いていた矢先だったので、イラストを見た瞬間、思わず歓喜の叫びをあげてしまいました。

この二人が姿を見せるのは本当に久しぶりですね。
どちらも本編ではやや不穏なシーンがありましたので、元気な姿が見られて嬉しかったです。

さて、それとは少し話が変わるのですが、ローズマリーとミアについて以前から気になることがありました。

それは、ローズマリーの名をミアが呼ぶ時の呼称についてです。

ここから先は、第37話の内容を少々含みますので、まだ未読の方はご注意下さい。
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「エミリコ」という名前

表題は、第23話の次号予告です。

まさか“お披露目”の真っ最中に、彼女の名前がクローズアップされるとは予想だにしませんでした。

ちなみに、“エミリコ”という名前をインターネットで検索しても、服飾メーカーや雑貨小売店・飲食店の情報しか出てきません。
実は私も、以前から彼女の名前の由来が気になっていて色々調べてはいたんですよね。
ですがインターネットや英和辞典を漁っても、全然情報が得られませんでした。
探しても探しても、上記の情報またはシャドーハウスに関する記事しか出てきません。

断片的ながら、イタリアの男性名であるという情報もチラッと目には入りましたが、結局有力な手掛かりは何もありませんでした。

なので、てっきり語感の良さで作者が名付けたのかなと思っていましたので、まさかエミリコの名前が物語に絡んでくるという事態に、驚きと同時に期待もしてしまいます。

一体彼女の名前にはどんな秘密が隠されているのか。
次回が待ちきれないので、ちょっと他の生き人形達の名前と併せて、想像していきたいと思います。
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第21話 前夜

何とも、色々な意味で衝撃的なお話でした。

ソウマトウ先生も、今回のお話はおさらいのようなものと仰っているので、そういう位置付けの回なのでしょう。
ただ、それにしても多くの情報が詰め込まれているため、正直言って混乱しております。

第21話で語られた数々をできるだけ紐解きながら、記事を書いていきたいと思います。

なお、今回の記事はいつもに比べて更に長くなっております。

では、続きよりどうぞ。
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サラとミア

ケイトとエミリコという主人公コンビを除けば、ほぼ唯一セットで登場したといえる二人組。

今週掲載予定の第21話の主役、サラとミアです。

一応バービーとその主人も出てきたといえば出てきましたが、渡り廊下を歩く二人をエミリコが窓から見つけただけで、特に会話らしい会話もありませんでした。
というか、バービーは睨みつけるだけでしたし、主人のお影様はエミリコに気付いてすらいなかったんじゃないですかね。

なので、物語の中ではっきりとその姿を見せたのはケイト&エミリコを含めて二組のみです。

前回20話のラストを見るからに、21話ではとうとうこのコンビにスポットライトが当たるのは間違いないでしょう。

同時に、一騒動起こる可能性もかなり大です。

今回の記事では、次回のお話ではどんな展開があるのかという予想を交えながら、生き人形とお影様とはいったいどんな関係なのかについて推測していきたいと思います。
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第11話 お披露目前の二人

なにやら普段と違う面持ちのエミリコ。
扉絵に描かれたその姿は、彼女自身とはかけ離れた存在のように見えます。

それもそのはず、エミリコが来ている服はポートレイトという生き人形が“顔”として役目を果たすための装いです。

なのでこれはエミリコであってエミリコでない、曖昧模糊な奇妙な少女像です。

なんだか不穏な雰囲気で幕を開ける11話、内容もほんのりと怖い不思議なお話です。

 

なお、今回はいつもよりも大分多めにネタバレ要素が含まれていますので、まだ読んでいない方は飛ばすことをお奨めします。

 


 

 

事の発端は、窓掃除をしていたエミリコがポケットからパンちゃんを落としそうになったのが始まりです。

すかさずパンちゃんを掴むエミリコ、ところが体勢を崩し庭に落ちてしまいます。

空前の非常事態、恐らく部屋の外に出るのは固く禁じられているようですが、ケイトは意を決して外に出ます。

幸いにも生垣がクッションになったのか、意識はあるエミリコ。

目が覚めると同時にケイトも現場に到着し、無事合流できました。

ところがケイトにとってはこれで終わりではなく、誰にも見られないうちに部屋に戻ろうとエミリコを急かします。

しかし運悪く途中で別のシャドー家に遭遇してしまいました。

その傍らには同じ班の生き人形、ミアがいます。

 

それに気が付き元気に挨拶するエミリコ。

ついでにケイトにもミアを紹介しようとします。

が、既にやってしまったわと言わんばかりに固まるケイト。

 

相手のシャドー家の少女が訝しげにエミリコを見つめると、隣りのミアも同じ仕草で主人の真似をします。

そして改めてケイトに挨拶をするサラと名乗る少女。

寸分違わずミアも同じ格好をします。

 

これこそが、これまで何度も劇中で言及されてきた生き人形の本分、“顔”としての役割です。

 

はじめて目にすると、不気味以外の何物でもありません。

ましてや、これまで陽気にエミリコに接していたミアが豹変したかのように見えるのですから、なお一層異様さが引き立っています。

それを目の当たりにし、さすがのエミリコも青ざめてしまいました。

 

あざ笑うかのようにからかうサラ対して反論をするエミリコですが、サラのありがたい(?)忠告は止まず、とうとうエミリコを失敗作呼ばわりします。

 

そんなエミリコの手を取って無理矢理この場を立ち去ろうとするケイト。

が、そうはさせまいとミアと挟み撃ちにして行く手を阻むサラ。

 

さんざん小馬鹿にした挙句、ケイトとエミリコを出来損ないとまでこき下ろしておきながら、“偉大なるおじい様”という意味深な言葉と共に失態を告げ口しないから安心しなさいと一方的に立ち去るサラ達…。

 

前回のお話で貴族然としていたケイトと成長の片鱗を見せたエミリコでしたが、この日ばかりはコテンパンにしてやられたかのように見えました。

 

ところが自分は出来損ないなのかと落ち込むエミリコに対し、大切なものを守ろうとしたのだから成長しているわと讃えるケイト。

その言葉にエミリコはもっと成長したいとケイトに訴えかけます。

 

膝こそすりむきはしましたが、互いの心の傷はもう癒えています。

 

この出来事をバネに、今後二人がどう成長していくのか。

シャドーハウスの世界観と共に、エミリコとケイトのこれからに興味は尽きません。

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