来客のない奇妙な館 ~シャドーハウス考察ブログ~

ヤングジャンプで連載中のソウマトウ先生作、“シャドーハウス”の考察ブログです。

星つき

第52話 四対の星つき

新年最初のシャドーハウスは、「こどもたちの棟」を統括するあの面々の登場です!

皆様ご存知、星つきの8名です。
扉絵では勢揃いしていますね。右下の「謹賀新年」の文字もあってか、まるでシャドーハウスを代表して年始の挨拶をしてくれているかのようです。

当ブログでは年末年始にかけて作中の謎や疑問について整理しましたが、そのうちの一つが今回のお話で解決しました。

「こどもたちの棟」の教育係、星つき。
これまで登場したキャラクター達に負けず劣らず、強烈な個性を持つ指導者グループでした。

ただそれと同時に、彼らも同じように感情を持ち、もがき苦しみながら生きていることに気付かされました。
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シャドーの名前考察(星つきとマリーローズ)

庭園迷路から舞台が変わり、第44話では複数の新キャラクターが登場しましたね。

ローズマリーの主人と、星つきの4人です。

いずれも生き人形ではなくシャドーですが、相も変わらず顔が見えないというのに、表情豊かです。
長らく読んでいる方の中には、もはやシャドーの表情を読み取れるという猛者もいるのではないでしょうか?
残念ながら、私はまだその境地には達してはいないです。
精進が足りないみたいですね。

ただ、どちらにせよ独特の性格を持つ彼女達に、強烈な個性を感じることは間違いないと思います。
実際問題、この作品に登場するキャラクターはみんな生き生きとしています。

これだけの多種多様な登場人物を、誰一人埋没させずに動かすには相当な苦労があるかと思います。
きっと各キャラクターの性格や設定を凄い掘り下げているのでしょうね。
いつの日か、全登場人物のキャラクター設定資料を拝んでみたいものです。

さて、新キャラクターが登場したとなると、気になるのはその名前です。
シャドーハウスでは、各登場人物の名前には何らかの意味や由来が隠されていることが数多いです。
本ブログでも何度か取り上げさせて頂いています。

そこで今回は、新キャラクターや新たに分かった名前の意味・由来を考察していきたいと思います。

では続きよりどうぞ。
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館の階級

組織には必ず、肩書が存在します。
いわば役割と責任の分担です。

それがない集団はただの個々の集合体でしかありません。
統一された目的があるならば集団の存在は一定の力を保持しますが、系統立てられた組織に比べればその差は歴然としています。

統率力、機動力、即応性、修復力、多様性、情報伝達……

どれか一つは勝ることはあれど、総合力はシステム化された組織に及びません。だからこそ、世の中の組織は大抵ピラミッド型の権力構造を採っているのです。

翻ってシャドーハウスはどうでしょうか。

恐らく、“偉大なるおじい様”が頂点にいるのは間違いなさそうです。
何といっても『王』であり、『創造主様』ですからね。
歴史上の専制国家もびっくりな、超中央集権体制が布かれていることでしょう。

しかし考えてみると、その下の地位はどうなっているのか疑問です。

第36話のエドワードの台詞や過去のお話から、一応は大体の推測が可能です。
しかし詳細を見ていくと、僅かながら矛盾点が見えてくるのも事実です。

今回は少し、これまでに開示された情報を整理していきたいと思います。
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‟試験官”という地位

あの謎めいた雰囲気はどこへやら。

第25話で、一気に小物臭を全開に漂わせたエドワード。

それもその筈。
5組の新人たちの前では “特別な生き人形” などと強調しておきながら、実は自身も評価される側の立場だったというのですから、噴飯ものです。

こんなことが5人のお影様に知られたならば、間違いなく馬鹿にされることは必至でしょう。
私がジョンの立場だったら、エドワードを翻弄するために、ありとあらゆる手段で“お披露目”を引っ掻き回しますよ。

まああまり派手にやりすぎると墓穴を掘るので、目立たないようにやらなくてはなりませんけどね。

でも、パトリックの人形を荒々しく扱っただけで抗議したジョンのことです。
今のエドワードの立場を知ったならば、必ずや心外な気分になるでしょう。

他の4人と協調して、エドワードをとっちめ始めるかも知れません。

実際に、路地で立ち止まって物思いにふけるエドワードの横を5人のシャドーが通り過ぎていく描写がありますしね。
(背景の石畳の模様が変わっていないことから、エドワードが立ち止まっていることが分かるかと思います。)

順番的に、庭園を見てみたいとはしゃいでいたルイーズが最初に姿を消し、次に男子二人組、次いでケイトが、最後に未だ何もしゃべらない不思議なお影様・シャーリーが歩を先に進めています。

これで次回、
‟思い思いに庭園を駆け巡る5人を制止できない試験官”
なんていうコミカルな展開になったら、きっと胸がすく思いでしょう。

ぜひとも、相手が‟特別”とはいえ、そして自分達が“半人前”とはいえ、生き人形に従うことはないなんていう毅然とした態度をとる5人を見てみたいなと思います。


とりあえず次回の願望は置いときまして、本題です。

エドワードが今回の“お披露目”で務めている“試験官”という肩書ですが、既に触れた通り、彼もまた何者かによって審査の対象となる立場のようです。

ということは、当然エドワードよりも地位の高い、より上位のシャドーと生き人形がいるということになります。

果たしてそれはどんな存在なのでしょうか。

他の話で出てきた断片的な情報を基に、想像していきたいと思います。
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