来客のない奇妙な館 ~シャドーハウス考察ブログ~

ヤングジャンプで連載中のソウマトウ先生作、“シャドーハウス”の考察ブログです。

24話

おっとり穏やかお姉様 ~ローズマリーについて~②

つい先程、何となくソウマトウ先生のpixivを覗いていましたら、"ROSE MARY"という過去作品を見つけました。

長い髪に黒い帽子を被り、フリルのついた服に水玉模様の靴下を履いた少女が表紙の作品です。
 
一瞬、もしかしてシャドーハウスと何らかの関係が!? と思いましたが、何せ6年以上前の作品なので、内容を知ろうにも残念ながら本自体が手に入らない状況です。

もっとも、表紙を見る限りではシャドーハウスのローズマリーとは関係がなさそうですね。

ですが、過去作品の題名を登場人物の名前にしたということは、それだけローズマリーというキャラクターに思い入れがあるのか、または"ローズマリー"という単語をソウマトウ先生が気に入っているからなのではないかとついつい考えてしまいます。

まあそれを勘繰ったところで、我々読者には知る由もないですけど。

今回は、前回のローズマリーに関する記事の続きです。

果たして、ローズマリーの主人はどんな人物なのか。
彼女達の私生活を想像しながら考えていきたいと思います
続きを読む

おっとり穏やかお姉様 ~ローズマリーについて~

エミリコが所属している班の班長。

それがローズマリーです。

おっとりとした語り口に、少し高い背丈。
そして上品な振る舞いと優しい笑顔は、誰もが思い描く理想的なお姉様です。

ミアが仕事のできる面倒見のいい副官であるならば、ローズマリーは典型的な長官タイプですね。
一見頼りなさそうではありますが、組織においてはトップをこういう落ち着いていて肝の座った人物を据えると、なんだかんだで上手くいくものです。
(副官が優秀なのが前提ですけども)

ところで、ローズマリーについては前の記事でも少し触れましたが、未だに彼女の主人が登場していないなど、班員の中で一番謎が残っている生き人形でもあります。

彼女の詳細についても今後徐々に明かされていくのだとは思いますが、せっかくの休載中なので少し考察していくことにしましょう。


では続きよりどうぞ。

続きを読む

まだまだ残っている謎

せっかくの良作品なのに、なかなか超特大ヒット!
とは言い切れないのが辛いところですね。


ええ、もちろんシャドーハウスのことです。
本当、琴線に触れた人にとっては極上の作品ですし、レベルの高い絵と味のある雰囲気でいつ人気に火がついてもおかしくはないと踏んでいるのですが、なかなか難しいものです。

なんかこう、すす炭みたいに効率的な起爆剤はないものでょうか。
いや、炎上はだめですけどね。

そういう現実世界の生々しい部分とシャドーハウスは相容れませんし、ここはじっくり徐々に人気が広がってゆくことを信じましょう
シャドーハウスには、俗世とは距離を置いたそんな存在でいて欲しいと思います。

ソウマトウ先生も、あえて単行本を豪華装丁にしているのは、この御時世にわざわざ紙媒体で購入する読者に独特の世界観を感じて欲しいからだと仰っているので、きっとターゲットはコアな趣向を持つ人向けなのでしょう。

ツイッターなんかを見ていると、今後の連載について何やら不穏な意見もちらほらありますが、ファンとしては応援するのみです。
なんといっても、まだまだこの作品には明かされていない謎が多いですからね。


遅くなりましたが、今回の記事は物語の中で出てきた設定や伏線と思われる中で、まだ解決していない事柄をひたすら挙げてみました。
さすが考察しがいのある作品だけに、かなり多いです(笑)

果たして、これらの全てが種明かしされるかどうかは分かりませんが、私としては全部解明でお願いしたいです。
そして、更にはそのために10年でも20年でも連載が続いてくれたならばもっと嬉しいですけども。

ではいつも通り、主題については続きからでお願いします。
続きを読む

第24話 名前

いや~、最高でした。
今もまだ第24話を読んだ後の高揚感が続いていて、何だかとりとめのないようなそんな気分です。

前話のラストから推測した話の流れとは違いましたが、確かにケイトの“エミリコ”という名前に込めた想い、しかと見せて貰いました。

これです、これですよ。
エミリコを慈母の様に包み込むケイト嬢。
この眼差しこそが、エミリコをエミリコたらしめているのです。

ひいては、シャドーハウスという作品を形作る輪郭の一つともいえるでしょう。

コインに裏と表があるのと同じように、この作品も絶妙な"明"と"暗"で構成されています。
此度のケイトの独白はまさに、本作品の明るい部分の象徴といっても差支えはないでしょう。


我々読者は、第一話のエミリコがケイトに仕えてからの出来事しか知りません。

なので、エミリコの天真爛漫な性格をケイトが呆れつつも見守る、という構図がすぐに思い浮かびますが、恐らく最初からそうではなかった筈なんですよね。
多分出逢った当初は、ケイトがエミリコのことを気にかけながら世話を焼いていたと思います。
その過程でケイトの考え、哲学というものを知らず知らずのうちにエミリコは吸収していたのではないでしょうか。

時を経るに従い、どんどんとエミリコのペースに巻き込まれるケイト。
エミリコが自然体でいられるのは、ひとえにケイトが“エミリコ”という存在を認めているからにほかなりません。

名は親が与える最初の贈り物、という言葉があります。
そのケイトの想いに応えるかのように、エミリコはシャドー家の因習に縛られない素敵な子に育ちました。
エミリコの言葉を借りるならば、こんな風にエミリコを仕立てたのはケイトです。


ケイトがなぜ、ややもするとシャドー家からつまはじきにされるかも知れない行動に出るのかは分かりません。
彼女が生まれながらに持つ性格によるものなのか、それとも部屋で本を読む中で自ら見出した倫理なのか…。

いずれにせよ、最後に互いを見つめあいながら踊る二人は、ケイトとエミリコがこれまで築き上げてきた関係の集大成といえる、とても美しい姿でした。
続きを読む
最新コメント
アクセスカウンター
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

  • ライブドアブログ