来客のない奇妙な館 ~シャドーハウス考察ブログ~

ヤングジャンプで連載中のソウマトウ先生作、“シャドーハウス”の考察ブログです。

ラム

シャーリーとラム③

第34話のラスト。
涙を拭いながら告げられたラムの発言に、衝撃を受けた方も多かったのではないでしょうか?
私も予想だにしなかった彼女の告白に、しばし色々な考えが巡って混乱してしまいました。

しかし、あれから二週間が経ち冷静に考えてみますと、彼女の発言は様々な意味に取ることができるようにも見えます。

そこでこの記事ではそれらを少し整理してみようと思います。

いつも通りネタバレ等を含みますので、詳細は続きからでお願い致します。
 
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シャーリーとラム②

前回の記事では、シャーリーが如何に不思議なお影様だということが分かって頂けたかと思います。


今回はいよいよ、シャーリーはどんなシャドーなのかという考察に移っていく予定ですので、どうぞお付き合い下さい。


では続きよりどうぞ。続きを読む

シャーリーとラム①

庭園迷路編が始まって、これまで最も成長したのはラムではないでしょうか?

まだ普通に会話できる相手はエミリコしかいませんが、坂道で荷車を押したり、動物のオブジェの謎解きに参加するなど、少しずつではありますが自分の主張を表に出すようになってきています。

 

特に、お披露目の間でシャーリーがお茶の誘いに応じた時の笑顔は、以前であれば考えられなかった表情です。

ラミー(人差し指)越しの会話ではありましたが、エドワードの愚痴を信じるのであれば、確実にシャーリーとラムの心の距離は近づいている筈です。


 

さて、ここ最近は暗い表情のなかったラムでしたが、第32話では久々に影のある表情を見せていました。

ショーンに、シャーリーの場所までもうすぐだと笑顔で語り掛けられたシーンです。

 

生き人形であれば、囚われの主人が近くにいると知ったならば、驚きや喜び・先を急ごうとする反応を起こしてもおかしくはありません。

実際に、ジョンを見つけた時ショーンは安堵していますし、ジョンからケイトに会ったと聞いたエミリコはそのことをジョンに問い質しています。

 

ところが、シャーリーの居場所を知ったラムは、地図を見ながら何か思いつめた顔付きでした。

おおよそ喜びの表情ではありません。


今ラムの胸には、どのような思いが去来しているのでしょうか。

未だに何も喋らない謎のお影様・シャーリーの推測も交えて、彼女達の関係を考察していきたいと思います。

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綱渡りの合流劇

合流劇と書きましたが、第30話の話ではありません。
ここで取り上げるのはもっと前、第27話の出来事です。

深夜の見廻りを経て、今現在も苦難を共にするエミリコとラム。

この二人が再び行動を共にしたきっかけは、互いが互いに会いたいと思って歩いていたからでした。

なんと素晴らしい関係でしょうか。
例え“お披露目”という舞台でも、彼女達には『蹴落とし合い』などという言葉は似合いません。
“お披露目” が終わった暁には、友達どころか『戦友』と呼ぶ間柄になっていることでしょう。

まるで運命を思わせるような、エミリコとラムの合流劇。
ところが、よくよくこのシーンを見てみると、実はかなり危うい綱渡りだったことが分かりました。


※この記事は連載時の情報をもとにした記事のため、単行本第3巻で描き直しされている内容を含みます。
あくまで、『当時はこんな見解があった』といった風に見て頂けますと、幸いです。
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「エミリコ」という名前

表題は、第23話の次号予告です。

まさか“お披露目”の真っ最中に、彼女の名前がクローズアップされるとは予想だにしませんでした。

ちなみに、“エミリコ”という名前をインターネットで検索しても、服飾メーカーや雑貨小売店・飲食店の情報しか出てきません。
実は私も、以前から彼女の名前の由来が気になっていて色々調べてはいたんですよね。
ですがインターネットや英和辞典を漁っても、全然情報が得られませんでした。
探しても探しても、上記の情報またはシャドーハウスに関する記事しか出てきません。

断片的ながら、イタリアの男性名であるという情報もチラッと目には入りましたが、結局有力な手掛かりは何もありませんでした。

なので、てっきり語感の良さで作者が名付けたのかなと思っていましたので、まさかエミリコの名前が物語に絡んでくるという事態に、驚きと同時に期待もしてしまいます。

一体彼女の名前にはどんな秘密が隠されているのか。
次回が待ちきれないので、ちょっと他の生き人形達の名前と併せて、想像していきたいと思います。
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