来客のない奇妙な館 ~シャドーハウス考察ブログ~

ヤングジャンプで連載中のソウマトウ先生作、“シャドーハウス”の考察ブログです。

77話

バーバラの秘策③

第78話が公開される前に、

バーバラの秘策①
バーバラの秘策②

という記事を上げました。

これは第77話でバーバラが取った、とある行動について着目した記事です。
行動の内容はネタバレになりますので後述しますが、本当に何気なく描写されたシーンでした。

しかしそんなシーンにも、必ず何らかの意図が込められているのがシャドーハウスです。隠された意図を探るため、以上の二つの記事でその真相を探ってみました。


ところがどっこい。

第78話を読んでみたところ、この二つの記事の考察は外れている可能性が非常に高くなりました。なんてこったい!!(いつものことではある)


ただそうはいっても、はっきりとした答えが出ていないのもまた事実です。

そこでこの記事では、いささか見苦しいものの、最新話を読んで改めて私が考えたことを書いていきたいと思います。

果たしてバーバラは、何のためにあの書類を用意したのか。

今回は78話までの内容を含むためご注意下さい。



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バーバラの秘策②

そういえば久々の考察記事ですね。

考察ブログと銘打っておきながら、なかなか難しいものです。
いっそのこと“あらすじ紹介ブログ”とでもしたほうが良いかも知れませんね。(全然その気はないけど)

まあここのところ、タブレットが起動しなかったり画面が割れたりWi-Fiが不調だったりして思うようにいかなかったということもあったので、ご容赦下さい。(今日も朝、タッチパネルが一部反応しなくて焦りました。今は問題なし。)

ただ時間は食うものの、あらすじ紹介は現在のところやめるつもりはないです。

なんだかんだでああやって書いていると、細かいところまで観察することになるので沢山ネタが見つかるんですよね。

時々読み違いがあったりしてやらかした感が半端ない記事もありますが(第78話のあらすじ紹介の終盤とか)、私が初めて読んだ時の備忘録という側面もありますので過去記事はそのままアップしてあります。
もしも間違いとか見ても、「ああ、あの時管理人はこんな風に捉えていたんだな」ぐらいな感じで、生暖かく見ていただけますと助かります。


さて、話がそれてしまったので本題に入ります。

前回記事で振り返った、第78話でのバーバラとエドワードの一シーン。

あのシーンでバーバラが仕掛けた秘策を推測していきたいと思います。




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バーバラの秘策①

ここ数話は、イケメン・クリストファーが登場したとあって、心射抜かれている方がSNSで結構見受けられますね。(イケメンなのは生き人形の方だけども……)

またバーバラによる過去回想編ということもあって、これまで謎に満ちていたシャドーハウスの正体がほんの少しですが明らかになってきました。

いくつもの伏線が回収される様子が実に小気味いいです。


ただ忘れてはいけないのが、そうやって謎が解けたと思ったらまた新しい疑問が出てくるのがシャドーハウスの真骨頂だということです。これまでもずっと、それを繰り返しながら物語が紡がれてきました。

今回作成した記事も、回想エピソードのインパクトに圧されてスルーされそうな描写でしたが、そのさりげなさが逆に「これは怪しいぞ……!」と思わせるに十分なシーンでした。


この記事では、第77話のバーバラが何らかのトラップを仕掛けたという前提で進めていきます。

ネタバレがありますのでどうぞご注意下さい。


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第77話 答えのない選択

悲劇に直面した時、人間が最初に抱く感情は“驚き”(驚愕)だそうです。

いきなり悲しみに陥るわけではないということですね。
次いで“疑問”、その次に“戸惑い”、そしてようやくその先に“悲しみ”が待っています。

場合によっては“悲しみ”ではなく“憎しみ”または“怒り”へと転じることもままありますが、一見直情的とも思える“悲しみ”は、いくつものプロセスを経て完成される理屈っぽさを内包した感情ということでしょう。

言い換えれば、理由なき悲しみはほぼ存在しえないといったところでしょうか?


この話はかなり前にラジオで聞いたのを記憶のまま書いているだけですので、現代の心理学や脳科学では正しいのかは分かりません。

ただ自分自身のこれまでを振り返ると、あながち間違ってはいないのかなと思います。

非情と思われることは承知ですが、これまで“悲しい”と感じた時のことを思い返すと、必ずその対象に何らかの感情移入(特別視)がありました。思い入れがあるからこそ“悲しい”と感じたわけです。その逆のパターンはまず思い出せません。


もっとも、何の思い入れのないものに対し“悲しみ”を覚える人の方が稀でしょう。
見聞きしたことのない遠い国の悲劇を悲しむ時だって、無意識の内にその国に住まう人々に対して共感性を抱いている筈です。

結局“悲しみ”とは、何もないところから生まれる感情ではないのです。


今回の第77話では、連載以来最大級といえる悲劇が発覚しました。

多くの輝きを見て、思い出を共有した者だからこそ感じる衝撃と驚愕。

それに比肩しうるエピソードは、一年前に発表されたあの回ぐらいしか私には思い当たりません。続きを読む
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