来客のない奇妙な館 ~シャドーハウス考察ブログ~

ヤングジャンプで連載中のソウマトウ先生作、“シャドーハウス”の考察ブログです。

2021年01月

小西財団漫画翻訳賞受賞ならず!大賞は「東京タラレバ娘」

昨日、シャドーハウスがノミネートしていた小西財団漫画翻訳賞の発表があったのですが、シャドーハウスは惜しくも受賞はなりませんでした。

大賞は題名にもある通り、東村アキコ先生作・Miyako Slocombe氏訳の「東京タラレバ娘」です。おめでとうございます!

東京タラレバ娘は2017年と2020年にドラマ化されていますので、ご存知の方も多いかと思います。残念ながら、私は読んだことも観たこともないのですが、インパクトある題名を広告で見かけたことがありましたので、話題になっているのは知っていました。ブログで取り上げたのも何かの縁だと思いますので、機会があればぜひ読んでみたいです。


小西財団漫画翻訳賞の公式HPはまだ更新されていませんが、最新情報は公式Twitterの@KonishiMangaで発信されていますので、気になる方はご覧下さい。

また、以前も記事で上げましたが、今回ノミネートされた作品は公式HPのE’dition2021というページで紹介されていますので、是非ともチェックしてみて下さい。シャドーハウスは2番目に載っています。


シャドーハウスのアニメ放映前に、景気づけとして大賞受賞!とお知らせしたかったので、正直言えば今回は残念でした。タイトル奪取は、またもお預けです。

しかし、以前シャドーハウスを紹介していたジャーナリスト・Valentin Paquot氏は「東京タラレバ娘」受賞の知らせについて、こうコメントを寄せています。


“候補作はどれも素晴らしく、選択は非常に困難だったと思う”
“審査員へ、ブラボーそしてありがとう”


確かにノミネートされた作品を見回してみると、次にくるマンガ大賞2019グランプリ「SPY×FAMILY」を始めとして、アニメ化された「Dr.STONE」「少女終末旅行」など、話題作が目白押しでした。この中から1位を選ぶのは、さぞや大変だったと思います。

私もシャドーハウスびいきのファンではありますが、此度の小西財団漫画翻訳賞の審査員並びに推薦者・主催者様については、結果がどうであれ感謝したいです。


そしてシャドーハウスのアニメ放映が近づく中、欧州でも高い評価を得たという事実は、作品をPRしていくにあたって十分な宣伝材料になることでしょう。それだけではなく、意図的に評価を貶めようとする理解ない者たちに対する、有効なカードにもなり得ます。

スペインでも今月第4巻が発売されるなど、まだまだヨーロッパでシャドーハウスは注目を集めています。このままいけば、近い内に英語圏への進出も夢ではないかも知れませんね。

ケイトとエミリコの物語が、これからも世界中に広まりますように!


ルイーズ&ルウのキャスト発表!主人公ペア以外は一人二役!!

ここのところ仕事が立て込んでいて、更新が滞ってしまい申し訳ありません。
既に第88話が更新されていますが、その前に先週明かされたアニメの情報に触れたいと思います。


先日解禁された二組目のキャスト。
それは、ケイトの同期であり、そして班員でもあるルイーズとルウでした。

もうご存知の方も多いかとは思いますが、改めてご紹介しましょう。


ルイーズ&ルウの声優は、佐倉綾音さんに決定しました!

※NEWS | TVアニメ「シャドーハウス」公式サイト (shadowshouse-anime.com)

最新話の更新とタイミングをずらした、突然の発表。
それもさることながら、今回の告知にはとても驚かされました。

なぜなら、2組目はジョンとショーンが先だと思っていましたし、主従別々のキャストが充てられると思いきや、そうではなかったからです。

それに、数年前から活躍しているメジャーな声優がシャドーハウスに抜擢されるとは予想外でしたので、「え、あの佐倉綾音さんが?」と目を疑いました。

しかしそれもあってか、今回のキャスト発表も大きな注目を浴びていました。

早速、佐倉氏のファンもシャドーハウスに興味を持ち始めたようです。今後もシャドーハウスの知名度は上昇することでしょう。これから先のキャスト発表も楽しみになってきました。

私も佐倉氏の過去出演作を観たことがありましたので、すぐにあの明るい声とルイーズのキャラクターがイメージと合致しました。早くどんな風に喋るのか聞いてみたいです。


佐倉氏の代表作は沢山ありますが、私が最初に想起したのはゲーム「艦隊これくしょん」で長門型戦艦と、軽巡洋艦数隻(数人?)の役を見事演じ切っていたことです。ハスキーボイスからハイトーンボイスまで、多種多様な声色を操る様は、まさに「流石声優!」と感嘆することしきりでした。
(先日、所用で大洗に行く機会があったのですが、その時参拝した大洗磯前神社に巡洋艦・那珂の慰霊碑がありました。もちろん那珂も佐倉氏が演じたキャラクターです。何だかタイムリー!!)

今回の起用については一人二役とあって心配する声もありましたが、佐倉氏の演技の幅は先述した通り、かなり広いです。きっと想像を超えた演技を披露してくれることでしょう。


ところで、気になる他の主従のキャストですが、ソウマトウ先生によると基本的に一人二役になるとのことです。

理由としては、キャストを別々にすると出演者が膨大になり多額の費用が掛かるから(平たく言えば、ギャラがとてつもないことになる)だそうです。

確かに、こどもたちの棟だけで50組=100人いるわけですから納得です。原作のどの辺りまでを映像化するのかはまだ分かりませんが、お披露目までと考えても、重鎮や試験官三人組(エドワード達)も登場しますので大人数になるのは確実です。大人の事情ではありますが、結果がどう転がるか分からない作品ですので、これが妥協点だったのかも知れません。


それともう一つ別の理由も挙げられていたのですが、それは昨今の社会情勢を鑑みた措置が採られたとのことです(ソウマトウ先生のツイッターではこの旨は削除されていましたので、ボカして書いておきます)。

確かに収録状況を想像すると、致し方ないと思います。あらぬトラブルを避ける意味でもこうせざるを得なかったのでしょう。アニメについて、先生方がどこまで関わっているのかは分からないので余計な推測はしませんが、SNS上では主従別々のキャストでなかったことを残念がる声もありました。(私も含めてです。因みに第62話で、シャドーと生き人形の声は違うと明言されています。)

もっとも、それが良いとか悪いと言うことは決してないと思います。制作に携わる方々が現時点で採るべき最大限の答えが、この結果だったのでしょう。
ファンとしてはその判断を信じるのみです。


ただ、時勢が影響しているとはいえ、長い目で見れば今回の決断はシャドーハウスにとって良い方向に繋がるのではないでしょうか?

なぜなら、シリーズ化や劇場版など、今後もメディア展開していくことを考えると関係者の数は少ない方が動きやすいからです。


それに何と言っても、声優の方々は「声」一本で生活する発声の探究者です。

そんなスペシャリストたちの本気の演技を、シャドーハウスという素晴らしい作品で見ることができるなんて、これほどの幸運があるでしょうか!?


これまで多くの名作がアニメから生まれてきました。しかしその作品全てが、時代に恵まれていたわけではありません。中には、アニメや漫画が市民権を得ていない時代に誕生した作品だってあります。

ですがいずれの作品も、そんな逆境を跳ね返して多くの人々を楽しませてきました。名作は時代を言い訳にしないのです。

ならばシャドーハウスも、この時代をものともしない名作になるに違いありません。使い古された言葉ですが、ピンチは最大のチャンスです!


まだまだ暗い時勢は続きますが、シャドーハウスはそんな空気を吹き飛ばす明るい風になるでしょう。その中で声優の方々が果たす役割は、作品の魅力をより彩る、力強い音色になる筈です。

咲き誇るガーベラの如く、シャドーハウスが世の中を明るく照らすのはもうすぐです!!


第87話 視察

超大国のリーダーの選出は、前代未聞の事態へと発展しました。

今月6日に起きた米国連邦議会の襲撃事件です。

分断による猜疑心は年が明けても消えず、行きつくところまで辿り着いてしまった感があります。議場内で拳銃を見る日が来るとは思ってもみませんでした。


ところで、傍から見ると大国として確固たる地位を築いている米国ですが、実はウィークポイントがあります。

それは米国民自身からの攻撃です。

実際に、歴史上において米国が最も犠牲を負ったのは、独立戦争でも第二次大戦でもベトナム戦争でもなく、南北戦争でした。
他国との戦いにおいては比例ない強さを誇っていますが、こと内部からの突き上げには脆弱なのです。此度の事件はそれを浮き彫りにしたと言えます。


組織を崩壊させたいならば、内部から蝕むのが一番です。

第一次大戦のドイツ革命や、日露戦争の明石元二郎大佐の対露工作はその好例でしょう。そういった事例は挙げればきりがありません。


それをエドワードが知っていたのかは分かりませんが、彼はケイト班を瓦解させるため、謀略を実行へと移しました。

視察と称した内部工作。
第10班に崩壊の危機が迫ります。


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これまでに明かされた謎②

これまで、シャドーハウスは86回の物語を積み重ねてきました。
それと同時に謎が謎を呼び、様々な考察がSNSでは交わされています。

ただソウマトウ先生も仰る通り、シャドーハウスは「ミステリーファンタジー」です。単なる不思議な世界観を持った作品では終わらない魅力があります。ちゃんと謎明かしも行われていますので、あとから読み返してみて「あれはこういうことだったんだ!」という驚きの仕掛けがびっしりです。

そこで新年初めての考察記事は、以前書いた『まだまだ残っている謎(第51話まで)』を振り返って、明かされた謎の答え合わせをしていこうと思います。


なお、『まだまだ残っている謎(第51話まで)』を書くにあたって、先行して『まだまだ残っている謎』『これまでに明かされた謎』という記事を書いています。こちらは第1話~第24話まで出てきた謎とその振り返りです。

こうやって見返してみると、ストーリーの進行と共に「謎の提示」「種明かし」が頻繁に繰り返されていることが分かりますね。


では第86話までのネタバレを含みますので、続きよりどうぞ。



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2021年のシャドーハウス(推測含)

さて、新年初のシャドーハウスが明後日に迫ってきましたが、その前にちょっと本年のシャドーハウスの動きを予想していきたいと思います。

なぜそんなことをするのかと言いますと、理由の一つは、ここ2年ほどで大体のシャドーハウスのペースのパターンが分かってきたことがあります。単行本の発売や連載の区切りといった出来事がそうですね。

続いて二つ目は、一昨年に引き続いて昨年も、シャドーハウスの連載記念日を知らなかったという声が見受けられたことです。もっと早く知りたかった、と仰る読者の方々のために、今年は今から声を大にしてお伝え致します。


シャドーハウスの連載記念日は、9月6日!9月6日です!!


ただ、もちろんお祝いすべき日や注視すべき日はこれだけではありません。

そこで日付が確定していない事柄もありますが、大まかな本年のシャドーハウス関連の話題を書いていきますので、ぜひご参考までにご覧下さい。


<日付が確定している事柄>
・2月22日 猫の日(「黒-kuro-」繋がり)
・5月24日 黒-kuro-連載10周年
・9月  6日   シャドーハウス連載3周年・黒の日
・9月19日 ギリギリアウト連載9周年


<大体の時期が予想できる事柄>
・2月~3月 単行本第7巻発売
・4月~5月 連載第100回 
・10月前後 単行本第8巻発売


<時期は未定だがあることは確実な事柄>
・アニメ放送局、系列発表
・メインキャスト以外の声優発表
・アニメ放送日発表
・アニメ放送に伴う雑誌等の掲載
・主題歌とミュージシャンの発表
・海外翻訳版の各巻発売




本ブログは情報サイトではないので、正式な情報は公式HPやソウマトウ先生・ご担当者様のツイッターをチェックして頂ければと思います。

個人的には、アニメは連載100回目に合わせてくるかなと予想しているのですが(そしてまた50話無料公開するとか)、まだメインスタッフやキャストが発表されていませんので不確定ですね。ここはじっくり公式発表を待ちましょう。

そして大きな話題となりそうなのが、今年で黒-kuro-の連載開始から10周年になることです。

実際に初めて世間の目に触れたのはもう少し前っぽいのですが、ソウマトウ先生のHPには2011年の5月24日から連載開始と書かれていますので、恐らく正式な誕生日はこの日という認識で良いと思います。

ううむ、どうお祝いしたものか……。(ファンアートとかは絵師様達のを見たいなあという願望)
まあ、それについてはおいおい考えることにします。

何はともあれ、こんな予想を覆すほどの怒涛のイベントラッシュを期待したいですね。



※訂正(R3.1.6 12:27)

すみませんが、“<大体の時期が予想できる事柄>”については、7月の単行本発売が抜けておりました。毎年3巻ずつ発売されていたのに不覚……!

恐らく、

<大体の時期が予想できる事柄>
・2月~3月 単行本第7巻発売
・4月~5月 連載第100回 
・7月前後   単行本第8巻発売
・10月前後 単行本第9巻発売

となるかなと思います。

ただ、ソウマトウ先生も担当者様もご多忙かと思いますので、この辺のスケジュールは変わってきそうですね。


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