超大国のリーダーの選出は、前代未聞の事態へと発展しました。

今月6日に起きた米国連邦議会の襲撃事件です。

分断による猜疑心は年が明けても消えず、行きつくところまで辿り着いてしまった感があります。議場内で拳銃を見る日が来るとは思ってもみませんでした。


ところで、傍から見ると大国として確固たる地位を築いている米国ですが、実はウィークポイントがあります。

それは米国民自身からの攻撃です。

実際に、歴史上において米国が最も犠牲を負ったのは、独立戦争でも第二次大戦でもベトナム戦争でもなく、南北戦争でした。
他国との戦いにおいては比例ない強さを誇っていますが、こと内部からの突き上げには脆弱なのです。此度の事件はそれを浮き彫りにしたと言えます。


組織を崩壊させたいならば、内部から蝕むのが一番です。

第一次大戦のドイツ革命や、日露戦争の明石元二郎大佐の対露工作はその好例でしょう。そういった事例は挙げればきりがありません。


それをエドワードが知っていたのかは分かりませんが、彼はケイト班を瓦解させるため、謀略を実行へと移しました。

視察と称した内部工作。
第10班に崩壊の危機が迫ります。


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