ブログでのお知らせが遅くなってしまいましたが、先日ソウマトウ先生の過去作「ギリギリアウト」のウィキペディア新規記事を公開しました。

→ギリギリアウト-Wikipedia

9月19日が連載開始記念日ということもあり、一日遅れでしたが何とか記事としてまとめることができました。

現状、これが私が調べ上げられるだけ調べた情報です。「黒」同様Web上の情報が少なく、それらを繋ぎ合わせるのが大変でした。


特に苦労したのが、海外版は全くと言っていい程情報がなく、手掛かりは先生のツイート1件のみだった点です。

台湾やタイなどアジア数国で出版されているとのことですが、何故かシャドーハウスを出版している青文出版社やSIAM INTER COMUC社で検索しても全然出て来ないんですよね。また、「黒」の韓国語版を出版している鶴山文化社もシャドーハウスはヒットしても、ギリギリアウトは検索に出てきません。

他にも「黒」「シャドーハウス」を出版しているヨーロッパ各国の出版社でも見つかりませんし、ツイッターでも情報がないのでお手上げ状態です。

ですので、もしもこのブログを読んでいる方の中に、そうした情報を知っている方がいましたら是非教えて頂けますと幸いです。

また、前回も申し上げましたが、ウィキペディアの編集に慣れているという方でしたら私を経由しないで直接更新頂いて全然構いません。(フリー百科事典ですしね。)


更に、これも「黒」と同じですが、「ギリギリアウト」も国内メディア・著名人の評価や感想がほとんど見つかりませんでした。

ですので、何か書評的な記事(個人ブログやツイッターではないもの)をご存知の方がいましたら情報提供お願いできればと思います。


ただ、記事を作成している時は大変だっただけではなく、調べてみると興味深い事実が出てきたのは大きな収穫でした。

一番面白かったのは、「ギリギリアウト」の歴史を分析してみたらソウマトウ先生の作品群が次々と現れたことです。

「ギリギリアウト」が「電撃大王ジェネシス」で掲載された経緯はソウマトウ先生のキャリア初期の受賞歴が関係していますし、一時休載期間は「黒」と重なっており、再開もほぼ同じでした。

休載期間中はソウマトウ先生の初めてのコミックスとなった「寄生少女サナ〜Parasistence SANA〜」の連載が開始していたり、短期間だったものの好評だった「マジョトキノコ」をリボンで連載していたりします。

また、実は先生にとって初めてのオリジナルコミックスは「ギリギリアウト」でした。「黒」よりも2か月早く出版されているのです。

そして「ギリギリアウト」が最終回を迎え、最終巻が発売された2か月後にシャドーハウスの連載が始まります。

こう見てみると、「ギリギリアウト」を語ることは、ソウマトウ先生のデビューから現在までを語ることと言っても差し支えないと思います。突飛な作風が話題になりがちな「ギリギリアウト」ですが、「黒」「シャドーハウス」と並ぶ先生の代表作です。

実際、6年間に亘る連載は、現在でもソウマトウ先生の作品群の中で最長連載期間となっております。


ですので、もしもまだ「ギリギリアウト」を読んだことがないという方がいましたら、是非読んでみて下さい!

一見敬遠しそうになる設定ですが、登場人物の細かい内面描写や表情の描き分けはシャドーハウスに通じるものがあります。私は自信を持って、良質な恋愛漫画としてお勧めします。


では長くなりましたが、ウィキペディアの「ギリギリアウト」、一瞥だけでも読んで頂けると嬉しいです。また、間違っている記述等ございましたらご遠慮なく御指摘下さい、宜しくお願い致します。