11月21日に、シャドーハウスが「小西財団漫画翻訳賞」にノミネートされたという知らせがありました。
フランスで翻訳・発行された漫画が対象となる賞とのことで、今年で第4回目となる賞だそうです。

詳細については公式HPをご覧頂きたいのですが、シャドーハウスの他にも9作品がノミネートされています。
(小西国際交流財団・小西財団漫画翻訳賞の2021年版ページ→Édition 2021 – Prix Konishi pour la traduction de manga japonais en français (konishimanga.fr))


運営元は小西国際交流財団という団体で、当初は日本臓器製薬株式会社の元社長・小西甚右衛門という方が立ち上げた、日本とフランスの医学者の交流を目的とした組織だったそうです。

その後、交流事業の発展に伴って文化事業にも携わるようになり、1983年に外務省の認可の元で正式に国際交流財団として発足しました。
過去には国際音楽会の開催や日中の医学者の交流事業も実施していたようで、多くの研究・文化事業の促進に貢献してきた団体であることがホームページにて解説されています。
是非とも漫画翻訳賞だけではなく、財団の公式HPもご覧下さい。
(小西国際交流財団HP→小西国際交流財団 | Konishi Foundation for International Exchange (konishi-zaidan.org))


漫画翻訳賞のページには翻訳者の Akiko Indei氏とPierre Fernande氏(お二人は過去に東京喰種トーキョーグールの翻訳も手掛けています)のコメントと、推薦者のMickaël Brun-Arnaud氏のコメントがあります。特にAkiko Indei氏は調べてみると評価の高い翻訳家のようでして、そういった一流の方がシャドーハウスの欧州進出に携わって下さるとは嬉しい限りです。


フランス語が分かる方、あるいはブラウザに翻訳機能がある方はシャドーハウス以外にもノミネートされた作品の書評をご覧頂ければと思います。海外から見た日本漫画の視点に、新しい発見があること請け合いです。



恥ずかしながら、これまでこんな賞があったとは全く知りませんでした。

小西財団漫画翻訳賞は投票制ではないので我々読者はただ見守ることしかできませんが、是非ともシャドーハウスには受賞して欲しいですね!
(※一応注意ですが、翻訳賞なので受賞対象は作品ではなくあくまで翻訳者がメインです)


受賞者は、なんとあの有名な漫画イベント・アングレーム国際コミックストリップフェスティバルにて発表されるとのことです。

今回は残念ながら世情によりバーチャル版での発表となるそうですが、2021年1月末の発表が今から楽しみになってきました。


これまで何度となく賞レースで涙を呑んできたシャドーハウス。
今度こそはタイトルを獲得して欲しいですね。

私管理人も、受賞者発表までこの小西財団漫画翻訳賞の動向に注目していきたいと思います!