来客のない奇妙な館 ~シャドーハウス考察ブログ~

ヤングジャンプで連載中のソウマトウ先生作、“シャドーハウス”の考察ブログです。

祝!連載7周年記念日!!

今年も秋を迎え、この日がやってまいりました。

本日9月6日はシャドーハウスの連載記念日です!
ソウマトウ先生おめでとうございます!!


ソウマトウ先生の連載作品として、シャドーハウスは初めて7年目に突入した作品でした。

それがとうとう今年で8年目です。
連載開始時はこんなに長く読み続ける作品になるとは思ってもみませんでしたが、いざ毎週のように追っていると、この作品をずっと読み続けたい、ケイトとエミリコの物語をもっと読みたいと感じずにはいられません。

そんな思い入れがある漫画を、これほど長い間読むことができてとても幸せです。ソウマトウ先生には感謝せずにはいられません。

一読者として差し出がましいことを申し出ていることは承知ですが、是非ともソウマトウ先生の中で思い描くシャドーハウスを、これからも思う存分見せて下さい。

これから先の展開も楽しみにしています。


さて、昨年の二番煎じになりますが、先日とある場所で「ソロ喜びの会」をしてまいりました。
喜びの会in旭岳

日本百名山として名高い、大雪山旭岳山頂の一コマです。

8月下旬に北海道央を巡った際に撮ってきました。

9月6日にすら合わせられていない上に、昨年は富士山だったのにスケールダウンしてるじゃないかとお𠮟りを受けるかも知れませんがそこはご容赦下さい。本当は9月6日に宮ケ瀬ダムに行く予定が台風の影響で行けなかったもので……(言い訳)


しかしながら、北海道最高峰に立って考えたことがあります。

それは「その先の、道へ」という北海道のキャッチフレーズについてです。(北海道庁HP)

元々北海道には“挑戦” “try”を意味する「試される大地」というキャッチフレーズがありましたが、長らく親しまれたこのキャッチフレーズから、2016年に「その先の、道へ」が新キャッチフレーズとして用いられるようになったそうです。


このキャッチフレーズの変遷を思うと、不思議とシャドーハウスと重なる気がします。

シャドーハウスは「類似作品不在」というキャッチフレーズと共に2018年に発表されましたが、その名の通り唯一無二の作品です。

なにせ登場人物の半数が「顔がない」のです。そんな作品どこを見回してもありません。編集部のPRでは「漫画表現のタブーに挑む!」とまで書かれています。

まさにシャドーハウスは、類例ない描写と作風を切り開いた挑戦的作品だったわけです。


それが今では、広く世の中に受け入れられ、アニメが制作され、発行部数は300万部に達しました。

本日のソウマトウ先生のツイッターでは、なんと12か国で発売されているそうです!(→本日で連載開始から7周年)

だとしたら、流通している国を含めるともっと多いでしょう。それこそ読者の国籍は20か国は下らないはずです。これほどまでに、シャドーハウスは多くの人々を楽しませる大きなコンテンツになっているのです。

ならば、これからもっと多くの人々にその魅力が広がるべきです。その下地は既に整っています。

「挑戦」のその先へ、シャドーハウスがこれからさらに世界中で読まれる日を楽しみにしています。


最後になりましたが、毎年恒例の感謝を述べさせて頂きます。

シャドーハウスの制作には多くの方々が関わっています。

シャドーハウスをこの世に送り出した初代担当者をはじめとする歴代の担当者様や、作品の発表の場である集英社の編集部様・販売部様といったヤングジャンプ、或いは神保町の関係者の皆様。

特に今年は、シャドーハウスの公式ツイッターアカウントを再開して下さった現担当者様。

単行本で素晴らしいデザインを手掛ける芥先生。その芥先生のデザインに応えて特殊仕様を現実のものとする印刷所や製本所の方々。

そして我々の手元にシャドーハウスや関連商品をお送り届けて下さる書店や販売店の方々。

これらの皆様の存在無くして、読者が作品を楽しむことなどできません。
ですので、毎年申し上げておりますが本年も声を大にして言いたいと思います。

作品に携わる全ての方々に感謝しています!いつもありがとうございます!!


令和時代をともに歩む歴史的名作・シャドーハウス。

この素敵な作品がもっと世に広がること、そしてソウマトウ先生が素晴らしい漫画家として知られるようになることを、いつまでも願っています。

それでは改めまして、連載七周年おめでとうございます!

8年目のシャドーハウスも、これまで以上に最高の一年になることをここに宣言します!!
続きを読む

第224話 コールマインと共に【感想】

福島県いわき市の「ハワイアンズ」

ハワイアンズ

行ったことはなくとも、名は聞いたことがあるでしょう。

私はといいますと、今年1月に茨城県北部で会合があった際に「滅多にこの辺り来ないのに日帰りは勿体ないなあ」と地図を見ていたら目に入り、詳細も知らないのに泊ってきました。


半ば勢いで予約したためどんな風に楽しめばいいのか分かりませんでしたが、温泉や食事が充実していた上に、フラダンスショーやファイヤーダンスが見応えあって凄く楽しかったです。

一人だけでハワイアンズ行ってもなー、と思ってましたが良い意味で裏切られました。スタッフの皆様も親切でしたし都合が付けばまた行きたいですね。


ところで、ハワイアンズがなぜ福島県に誕生したのかご存知でしょうか?

因みに私は知りませんでした!

恥ずかしいことに、映画「フラガール」をはじめとして様々な媒体でそのエピソードが語られているというのに、私ときたら「なんで福島県の海でも山奥でもないこんな場所(失礼!)にリゾートがあるんだろう?」と半年前まで思っていました。

しかし、誕生に至るいきさつは施設内の展示スペースでちゃんとPRされてます。


変遷

フラガール

炭鉱夫

3枚目の写真のキャプションにある「炭鉱夫」

実は、元々ハワイアンズがあった土地は炭鉱だったそうです。

こうした展示を見て、ようやく「常磐炭鉱か!?」「昭和天皇が坑内に入られた写真が資料集に載ってたっけ」と思い出しました。

燃料革命まで我が国のエネルギーを支えた誇りある場所。

石炭が必要とされない時代に移り変わりゆく中で、常磐炭礦株式会社と地元の方々が再起を賭けて造り上げたのが、この一大リゾート地・ハワイアンズだったということです。

現在でも、新施設建設や新イベントの開催などによってハワイアンズは賑わっており、私のような人間でも楽しめる福島県下随一の観光地となっています。ぜひとも機会があれば足を運んでみてはいかがでしょうか?


さて、ハワイアンズの話を持ち出したのは、何も福島観光のPRをしたかっただけではありません。(ないと言えば嘘にはなるけど)

なんと、信じられないことにシャドーハウスでも酷似したリゾート計画が進行中なのです。

いや、「シャドーハウス」というよりは「すす島で」と言った方が正確でしょうかね。

それでは参りましょう。

かつてのケイトのライバルにして、失脚した挙句辺境へと追いやられたピアノマン。

派手なスーツがトレードマークだったあの男が立ち上げたのは、「失われゆくエネルギー石炭を偲ぶ!炭鉱の村コールマイン!!」プロジェクトでした。続きを読む

第223話 氷解【感想】

二年前のちょうど今頃、真夏のさなかの渋谷でシャドーハウスの原画展が開催されていました。

私は初日から観に出かけましたが、素晴らしい展示品の数々と共に思い出されるのが尋常でない「暑さ」です。特に渋谷はすり鉢状の地形ですから、余計に熱がこもり汗が止まらないくらいでした。西武デパートに入店してクーラーの涼しさに救われたことを、今でも昨日のことにように思い出せます。


しかしながら、今年も二年前と負けず劣らず日本各地で猛暑が続いていますね。

いや、今年の酷暑はそれ以上でしょうか。

8月5日の群馬県伊勢崎市では、国内歴代最高気温を更新したとニュースになっていました。

計測値はなんと41.8℃。

私が子供の頃は山形市の40.8℃が国内最高気温として知られていましたが、あれから1℃も上がったわけです。(こういうこと言うと世代がバレそう……)(今思い出しましたが2年前の原画展初日も8月5日でしたね)

ここ一週間の東京地方は比較的過ごしやすい気温ではありますが、今後も猛暑日はまだ続くようです。これからも熱中症には注意していきたいですね。


さて。

「暑さ」の話題が出たから、というわけではありませんが、今回のサブタイトルは「氷解」です。まさしく、外にいるだけで溶けてしまいそうな今年の夏を表しているかのような副題です。

しかしながら、この「氷解」は今年の気温の暑さがもたらしたものではありませんでした。


本話で語られた「氷解」

それはとある主人“たち”の、従者への深く「熱い」愛情がもたらした和解劇でした。続きを読む
最新コメント
アクセスカウンター
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

  • ライブドアブログ