来客のない奇妙な館 ~シャドーハウス考察ブログ~

ヤングジャンプで連載中のソウマトウ先生作、“シャドーハウス”の考察ブログです。

第43話 最後の一対

更新日の朝は、何とも言えない気分で目が覚めました。
今回のお話を読んでから暫く経つというのに、まだ胸のざわめきが止まりません。

言葉を失うとは、このような事を言うのでしょうか。
少なくない衝撃を受けている自分自身に、改めて衝撃を受けています。

第43話は、まさしく前回の煽りである『クライマックス』でした。

疾走するように進んでいく序盤と、神々しさ・意外性溢れる中盤、ようやくエミリコやケイトのホッとした表情を見られた安堵感に満ちた終盤……。

各場面ごとに描写される情報量の多さに、まだ考えが整理できていません。


ただ、既に今回のお話を読んだ方はお分かりかと思います。

なぜ、私が今もなお動揺しているのか。

あえてミスリードを誘うかのような副題。
そして、正視するにはあまりにも受け入れがたい現実が、そこにはありました。

全ての出来事に理由があるのならば、このラストには一体どんな意味があるとでもいうのでしょうか?
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生まれついての「丈夫」な娘

さて、ここで問題です。

ケイトが住んでいる部屋は何階でしょうか?



2階と答えたあなた、不正解です。


第7話(エミリコが窓に挟まり、ミアが初登場した回)の10ページ目を見てみて下さい。渡り廊下を通るバービーに、エミリコが手を振っているシーンです。

この時エミリコは、バービーを見下ろす位置の窓にいました。
そして、バービーはどこにいるのかというと、渡り廊下の二段目です。

前のページの建物外観の描写を御覧頂ければ分かりますが、装飾や柱の状況から、バービー達が歩いているのは渡り廊下の上の段です。

よって、この渡り廊下は向かいの棟の2階へと続いていることから、エミリコが手を振った窓=ケイトの部屋は、3階だと考えられます。

ちなみに、1段目はどこに繋がっているのかというと、2階の床下だと思います。なぜなら、第13話でローズマリーは、館は二重構造をしていると話していたからです。
きっと、2階に住むシャドーの生き人形が暮らす空間でしょう。

さて、以上の考察で本記事を終わらせても良いのですが、私はケイトの住む部屋の階が知りたかったわけではありません。

では本題は何かというと、『果たして生き人形はどのくらい丈夫なのか?』が知りたかったのです。

第11話でエミリコは、窓から落ちてもほぼ無傷でした。
そこで、ケイトの部屋の窓の高さが分かれば、生き人形がどれほど頑丈なのかが判明すると考えたわけです。

ところが、この観点からの考察は挫折しました。
階数が分かっても、具体的な高さは分からなかったからです。

おまけに、エミリコは下階の雨避けにぶつかって転がった後、生垣→植込みへと落ちていきました。
生身の人間でも、運が良ければ切り傷・擦り傷で済む場合もありそうなケースです。

生き人形のスペックは、永久に未解明のまま終わるのか……

そう思っていた時、第41話でとんでもないシーンが描かれました。

全読者の歓喜を巻き起こしたあのシーン、実は驚きの真実が隠されていました。
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クライマックス ≠ フィナーレ

ようやく、2019年のプロ野球のペナントレースが終わりを告げましたね。

パ・リーグは埼玉西武ライオンズが二連覇を達成、セ・リーグは東京読売ジャイアンツが王座を奪還しました。どちらも各リーグの名門チームが制したことで、また一つ新しい時代が幕を開けそうです。

さて、そうなると次にプロ野球ファンが注目するのは、『クライマックスシリーズ』です。

各リーグの1~3位までのチームが、日本シリーズ進出を賭けて戦う一大勝負。
王者の意地を持つ優勝チームと、復讐心に燃える下位チームがぶつかる、シーズン終盤の山場の一つであります。

現在も賛否両論が存在する制度ではありますが、興行収入の増加や消化試合の解消など大きなメリットがありますので、今後も継続していくことでしょう。
果たしてどのような結末を迎えるのか、ファンにとっては目が離せない季節です。

ところで、度々誤解されますが、“クライマックス(climax)”とは終わりを意味する英単語ではありません。これの和訳は、“最高潮” という意味です。
これまでも少なからず誤解されてきた言葉ですが、先程述べたプロ野球の『クライマックスシリーズ』が創設されたことで、今もなお勘違いを生み出してしまっているようです。

実は私も、頭では分かっていたのに間違えてしまいました。

何の話かというと、第42話の話です。

物語の進行具合と次号への煽り文を見て、ついつい「フィナーレは目前です」と書いてしまいました。
でも、煽り文では「クライマックス」としか言っていないので、実際問題まだこの先はどうなるか分かりません。

長くなりましたが、これが本記事の趣旨です。

いよいよ最高潮を迎えるであろう“お披露目”。
これから先、果たしてどうなっていくのかを考察していきたいと思います。
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