来客のない奇妙な館 ~シャドーハウス考察ブログ~

ヤングジャンプで連載中のソウマトウ先生作、“シャドーハウス”の考察ブログです。

第106話を読んで考えたこと・思い出したこと

1か月半の休載期間を終え、とうとう今夜シャドーハウスが再開しますね。

非常に気になるところで終わった上に、連載以来初の長期休載とあってかネット上では“珈琲切れ”で耐えられないという声が相次いでいました。アニメ第8話の「“特殊ED”=“特殊エドワード”」ではないですが、ネット上でのこういう洒落た言い回しも現代ならではですね。作品の世界観とは裏腹に、シャドーハウスとデジタルは相性がいいようです。

さて、ところで今回の休載期間中にいくつか考察記事を上げましたが、肝心の第106話についてはほとんど触れずじまいでした。

これについては、他にも上げる記事が色々あったからというのもありましたが、私自身あの106話について少し考えたいことがありましたので、冷静になってから記事にしようと思っておりました。

ところがそうこうしているうちに、あっという間にひと月半が経ってしまいました。当初は先が見えないほど長いと感じていたのに、今日を迎えた今は「もう!?」という気分です。

ただ最近のエピソードを見る限りですと、ぼさっとしているうちに次々と種明かしが行われそうな勢いです。

そこで本記事では、第106話を読んだ直後に私が感じたことと、それに伴い思い出したことを書いていきたいと思います。


では最新話のネタバレになりますので、続きよりお願い致します。



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同期組の身長検証

アニメ放映が終わってから暫く経ちますが、グッズ展開はまだまだ続いていますね。

特にホビーブランド「F:NEX(フェネクス)」から発売されるケイト&エミリコのフィギュアは、完全受注生産とあってかなりの出来です。その分お値段張りますが、この機会を逃しては手に入れられない超貴重品でしょう。


う~ん……。

今までこういったものに関心がなかったのですが、どうしたものでしょうか。買ったら買ったでどこに置こうか悩みますし、かと言ってスルーしたら後悔するのは目に見えているし…。とりあえず9/30まで予約受付中ですので、じっくり考えようと思います。


ところで、このフィギュアの説明で見逃せないところが一点ありますね。

「1/7スケール」という部分です。


おおっ!?

ということは、このフィギュアを購入して高さを測れば、ケイトとエミリコの身長が解明できるではないですか!!

しかも一部サイトでは全高が載っています。“約200㎜”だそうです。
ということは、ケイトとエミリコは大体140㎝ということになりますね。

具体的な数字が分かるとキャラクターの存在をより想像できて、なんだか嬉しいです。本当にケイトとエミリコが目の前にいたらこんな感じかなあと想像が膨らみますね。今電車に乗っているのですが、もし彼女達が日本にいたらあのくらいの高さかなあと考えてしまいました。
(一歩間違えたら怪しい人だね、これ)


ただ問題は、フィギュアの正確な高さがまだ分からないことです。これではちょっと結論付けるのは厳しいですね。

ということで、今回の記事では

①星つき店舗のスタンディ
②新宿マルイメンの展示
③少女の平均身長(厚生労働省HPより)


の三つのヒントを基に、ケイトとエミリコの身長に迫りたいと思います!

では続きよりどうぞ!!



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シャドーハウスと宗教について気になっていたこと

実は、シャドーハウスを読み始めた時から気になっていたことがあります。

それは“十字架”がどこにも見当たらないことです。

欧米をモデルにした世界観ならば、必ずと言っていい程見かけるキリスト教のシンボル。それがシャドーハウスでは全然描かれていないんですよね。

大抵欧米を舞台にした創作作品であれば、十字架を目にする機会はかなり多いです。それどころか、和風の世界観を持った作品でも十字架が出てくればあら不思議、あっという間にヨーロッパ風味のエキゾチックな世界観に様変わりです。
(※世界のキリスト教の分布図を見ると、必ずしも欧米だけではないですが)

また、あらゆる文化が混在した作品でも、十字架を身に付けたキャラクターがいれば敬虔な信者と相場は決まっています。流行りの“ギャップ萌え”ではありませんが、屈強なガタイの良い男性キャラが実は信心深い心の持ち主であることを示すために十字架を首からぶら下げている、なんていう描写もあったりしますよね。

“十字架”という存在は宗教だけにとどまらず、文化や国柄・人柄を示すキーアイコンでもあるのです。


ところが。

シャドーハウスでは欧米がモデルであれば大抵見かける、そのキーアイコンが全然見当たりません。

室内にも屋外にも、登場人物の服装にも全く見当たらないのです。

そのことに気付いた時、そういった“記号”(十字架)を作中に全く登場させていないのに、読者に欧米を連想させたシャドーハウスという作品の凄みに私は感嘆していました。背景と脚本だけでこの世界観を作り上げたソウマトウ先生のテクニックは類まれなものだと思います。

そしてその観点から見た場合、シャドーと生き人形の心の拠り所とは何かという話になるわけですが、それはもちろん“偉大なるおじい様”です。彼こそがシャドーハウスという館における絶対的な存在、崇拝対象なのです。


しかし、ケイトとエミリコが出会ったことによって、そんな“偉大なるおじい様”に対抗する人物が次々と登場することとなります。


エミリコを誰よりも大切に想うケイト、
“パンちゃん”という大切なものを手に入れたエミリコ、
ケイトを愛してやまないジョン……。


この3人以外にも反旗を翻した人物はいますが、彼ら彼女らに共通するのは“偉大なるおじい様”以外の存在を大切に想う心です。つまりシャドーハウスとは、主人公たちが閉鎖空間の因習から脱却し、そして本当の自分自身を手に入れるための物語なのです!!


ところが。

この記事を一番最初に構想していたのは平成末期の2019年4月頃だったのですが、それから2年経とうかという頃にそれを覆す描写が見つかりました。

2月10日に公開された、第90話のとあるシーンです。

そして、それはひょっとしたら『シャドーハウスとは一体何か』という謎の一端を解き明かす、一つのピースになるのではないかと思いました。


今回の記事では、館の建物に焦点を当ててシャドーハウスの謎に迫りたいと思います。

最新話の第106話までのネタバレを含みますので、未読の方はご注意下さい。



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