このお話、是非ともカラーでお読み下さい。

となりのヤングジャンプで見逃したという方は、電子書籍版で第一巻がフルカラーバージョンで好評発売中ですので、購入することをお奨めします。

 

と、なんだか宣伝のようになってしまいましたが、着飾ったエミリコが見られるのは今のところこの第6話だけですので、つい興奮してしまいました。

 

話の内容は、自身の容姿に自信の持てないエミリコが、ケイトの“顔”としての役割を果たせるのか不安だと吐露したのがきっかけです。

 

「私は美しくなれますか…?」

 

おもわずそう呟くエミリコ。

 

ケイトの“顔”として立派に勤めたいと思うが故の発言でしょうが、エミリコの外見も相まって、まるで大人の女性に憧れる幼女のような甘酸っぱい感傷を想起せざるにはいられません。

 

そこでエミリコを着飾ろうとするケイト、「お人形遊びよ」と言ってエミリコの身支度を始めます。
座りなさいと言われたエミリコの姿勢がなんだかぎこちなく、初めて人形らしさが伝わるシーンでもあります。

 

さて、そんなこんなでエミリコに自分の衣装を着せたケイトですが、その姿を見てシャドー家の禁忌の理由について初めて理解したようでした。


 

「人形の方が完全な存在に見えるもの」


 

“顔”である生き人形を必要以上に着飾らせたことにより、そう思い知らされたかに見えたケイト。

 

ところが、それをエミリコは即座に否定します。


この時のエミリコの表情や仕草、台詞は作品中屈指の名場面です。



ケイトへの想い、忠誠、感謝…。



それらをこれでもかというくらい叫ぶエミリコの姿に、ケイトの心も持ち直したようです。

 

最後は結局、要らない一言でケイトを怒らせてしまうエミリコでしたが、普段と違うエミリコの姿が見られる貴重な、必見の一話です。