昨日朝、22話を見返そうとヤングジャンプのホームページを開いてみたら、シャドーハウスの最新話が更新されていたので思わずカレンダーを確認してしまいました。

本日21日木曜日が祭日なので、一日早く更新されたようですね。
何だか得をした気分であると同時に、週刊連載している漫画家先生の仕事って本当に大変なんだなあと思いました。

今回の第23話は、いよいよ運命の “お披露目” の始まりです。

シャドーにとって人生を左右しかねない重要な儀式。
その全貌の一端がこれから明かされていくわけで、今から楽しみが止まりません。

ではいつものことですが、ここからはネタバレを含む&かなり長くなりますので、以降は続きからでお願い致します。
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お披露目の間に足を踏み入れた一同。
そこには食事の置かれたテーブルが準備されている、無人の部屋がありました。

誰もいないのを訝しがるショーンの主人・ジョン。
パトリックに至っては、“偉大なるおじい様” に会えると思っていたらしく落胆しています。

確かに私もてっきり、シャドー家の重鎮が集団面接の如く上段にでも並んでいるのを想像していたので、肩透かしでした。

案内役のエドワードはというと、生き人形に黒い布を外して良いと命じた後、小さい棚の置かれたテーブルの席に座り、5組に対しこう言いました。

「さあ 見せて貰おうか」

戸惑う5組の新人たち。
誰もお披露目では何をするのか分かっていないようです。
というより、『今からスタートなの?』みたいな感覚なのでしょう。
想定外ということですね。
でないとケイトが以前お披露目について勉強していたアレは何だったんだ、という話になってしまいますし。

不安・不満からか、煤を出す新人たち。

ただショーンは、エドワードの傍らに置かれた小さな5段の棚と各新人シャドーを模した人形を見て、これは格付けだと認識したようです。

上から二段目に置かれたルイーズとパトリックの人形。
そして、上から三段目に置かれたケイトとジョンとシャーリーの人形。

これは前回ラストのエドワードの問いかけに対する、各生き人形の返事が反映されているに違いありません。

同時に、この場の審査員はエドワードということになります。
まさに自己紹介の通り、特別な地位にいる生き人形です。

迂闊なことはできないと危機感を持つショーン。
ところがジョンが、その審査員たるエドワードに食って掛かりました。

思わず驚くショーン、すわ格下げかと思いきや、エドワードは微動だにせずその様子を眺めているだけでした。
これにはほっとしたショーン。
ジョンのその言行動は、審査の範疇外だったようです。

ということは、生き人形の一挙一動が審査対象なのでしょうか?
ところがそうではないようです。

食事をしようとするケイト、そこにルイーズが話しかけます。
仲良くしましょうねと一応の社交辞令(?)を言うケイトに対し、ルイーズの答えは、

『だが断る』

でした。

いや、もっと違う言い方でしたね。失礼しました。

でもルイーズの方はといえば、“自分の顔=ルウ” を自慢したくてたまらなかったようです。むしろそれしか頭になかったのでしょう。

もっと褒めてもいいと騒ぐルイーズに対し、今度はケイトが断固断ります。
ところが、エミリコは化粧をしたルウにうっとりです。

全然ケイトの顔として役に立ってませんね。
それを見てルイーズも満足気です。

そんなエミリコに突き刺さるエドワードの視線。
棚に手をかけてはいないようなので、ひとまずのところはセーフといったところでしょうか。
感情が表に出やすいエミリコにとってこのお披露目は、かなりのハードルといえるでしょう。

気分上々のルイーズに、今度はパトリックがちょっかいを出してきました。
前回の煽りで『次号、蹴落し合い』と書かれていましたが、まさしく自分達が優位に立とうと他の組に対し、自身の魅力を誇示し始めました。

ですがルイーズの方が一枚上手です。
生き人形を “顔” 扱いしかしていない言動が好印象だったようで、エドワードはルイーズの人形を棚の最上段に置きました。
パトリックの人形はそのままです。

そんなルイーズとルウの関係に思いを馳せるエミリコ。
二人の関係に寂しさを覚えたのかもしれません。
ですが今はお披露目、何とか気分を切り替えようとします。


そんな時エドワードがシャーリーの人形を下段に移しました。

エミリコの視線の先には俯くラム、そして……

……いや、こちらも俯き加減のシャーリーです。
読者からは何がマイナスポイントだったのかさっぱり分かりません。

エドワードからみればラムが “顔” としての務めを果たしていない、という判断なのでしょうが、そうするとエドワードはシャドーの表情を読み取れるということになりますよね。
いやはや謎の多い生き人形です。

そこに助け舟を出したのがエミリコでした。
ケイトとしては予想外だったのか、エミリコが急にそばを離れてしまって驚いています。

どうしていいか分からないラムに、エミリコは優しくアドバイスをしました。
そのアドバイス通りにシャーリーに話しかけるラム。
シャーリーがラムの問いかけに答え、テーブルに向かいました。

初めてのことだったのでしょう。
御主人様と心通じたのが嬉しかったのか、ラムが笑顔を見せました。

やった!
ようやくラムの笑顔が見られました。
亡霊探索をしていた頃を思うと、感慨深いものがあります。
良かったね、ラム。

ですが喜んでばかりはいられません。
ラムもエミリコもまだお披露目中です。

主人と離れたのがマイナポイントだったようで、今度はケイトの人形が下段に下げられました。
ケイト・シャーリー共に最下段から二段目です。

ちなみにこの最下段、なにやらトゲトゲがいくつも付いてますので、恐らくここまで下げられたら脱落ということなのだと思います。
すると許されるミスは、両者共にあと1回だけです。

その様子を見て嘲笑うパトリック。
エミリコ達を煽り立てます。

ですが今度はジョン&ショーンが助け舟を出しました。

「せっかくのパーティだ 楽しもうじゃないか」(byジョン)

格好良いですね、これぞ紳士・貴族ってやつでしょう。
ショーンもここにきてようやくエンジンがかかってきたようで、ジョンの“顔”としてサマになってきました。

それに対して、舌打ちして離れていくパトリック&リッキー。
こちらも貴族らしいといえば貴族らしいです。
ただどちらかといえば、銀河英雄伝の旧帝国側の貴族階級といった感じですが。

そんなショーンを見てエミリコも、以前サラと一緒にいたミアのことを思い出したようです。
ようやくエミリコも“顔”として始動です。


と思いきや、ケイトの食事に合わせて丸いお菓子(白トリュフチョコ的な何か?)を口に含んだエミリコはその美味しさに大感激です。

ケイトのパンでさえ、床を転げて「おいしすぎる~!!」(ゴロゴロゴロ~ッ)とリアクションした彼女にとって、この喜びを耐えるのは至難の業です。
太ももをつねって何とか回避しようと必死です。

それを察したのか、エミリコの反応に合わせて料理を絶賛するケイト嬢。
以前のエミリコの姿を思い出したのか、転げ回りたいとまで表現してエミリコに合わせました。

前回ジョンがショーンに合わせるのは本末転倒、という描写がありましたが、まさかこんなところでケイトがエミリコに合わせる姿を見ることになろうとは……

その姿を見てケイトに『気に入ったぜ』と話しかけるジョン。
ケイトにとっては内心『こんなの私じゃないのに~///』みたいな思いでしょう。
無事にお披露目が終わったら説教でしょうね、これ。

しかしこの醜態を見逃さなかったのがパトリックです。
恐らくリッキーから聞いたのでしょう、“エミリコ” という名前をあげつらい、ケイトを貶めようとします。
それにルイーズも乗っかりました。

先程まで言い合いをしていた二人が、今度はケイトに対して攻撃、もとい口撃を仕掛けます。
ルイーズはここぞとばかりにジョン&ショーンまで巻き込んで、“エミリコ”という名前は可笑しいと攻め立てました。

どういうことかというと、

“主人と名前が似ていない = 愛されていない”

ということらしいです。

ケイトはエミリコを気に入っていなかったのだわ、と畳みかけるように責め立てるルイーズ。
ショックを受けたエミリコの目には涙が浮かんでいます。

そして追い打ちをかけるように動いたエドワードの手。
ケイトの人形を更に一段下げました。
もはや後がありません。
その下は怪しげなトゲトゲがある最下段です。

なんとここにきてエミリコの名前がクローズアップされるとは思いませんでした。

もうあと一つのミスも許されないケイト&エミリコ。
二人はこの窮地を一体どう乗り越えるのでしょうか。

エミリコという名前の秘密と共に、ケイトが次回どう反撃を仕掛けるのか。
今から次回が待ち遠しくてたまりません。