超々ナイスプレーから一転、窮地に追い込まれたケイト。
ネタバレになるのでまだ詳細は伏せますが、初っ端から結構なピンチに見舞われてしまいました。

そう言えばケイトって、用心深い割にはよく危機に直面してますよね。

お披露目の序盤では、生き人形の名前がおかしいと指摘されてエミリコと心離れてしまいましたし、庭園迷路では一番困難な閉じ込められ方をしていました。

この辺に関しては不可抗力な面も大きいですが、普段のケイトとエミリコの関係を振り返ると面白いなあと思います。

いつもは凛としていて冷静・理知的な主人と、明るいけれどもおっちょこちょいで度々怒られるメイド。
日常生活では、ケイトがエミリコをフォローすることがほとんどです。

ところが不思議なことに、非常時ではその立場が完全に逆転するんですよね。

エミリコの、少年漫画の主人公に引けを取らない活躍は記憶に新しいと思います。そして偶然かどうか分かりませんが、少女漫画のヒロインのようなドレスを着ているケイトは、まるで真紅のお姫様です。

こう見てみると、ナイスカップルです。果たしてこの二人の間に、ジョンが割って入れる隙間はあるのか…。


ただ第49話のピンチに関しては、言い方は悪いですがケイト自身が招いたように思えます。慎重なケイトにしては、事を急ぎ過ぎた感は否めません。

しかし、そうは言っても聡明なケイトです。

きっとこの事態も想定済みだった筈です。
というか、そう信じたいです。

ですよね、ケイト嬢!?


さて、本題に入りましょう。

第49話でケイトが遭遇した危機。

これをどう彼女は切り抜けるのか。
そして、この事態を想定していたとすれば、どんな秘策をケイトは仕掛けたのか。

それを考察していこうと思います。
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館の抵抗勢力を集めるため、手紙にその旨をしたためていたケイト。
しかし皆様も御覧になった通り、スザンナに簡単に奪われてしまいました。

コソコソした行動を取っているということは、即ち後ろめたいことがあるからに決まっています。
さぞかしケイトの手紙の内容にはやましいことがあると、スザンナは考えていることでしょう。

不敵に笑う姿はまさしく、獲物を追い詰めた狩人の表情です。


ただ冒頭でも述べましたが、果たしてあのケイトが、こんなハイリスクな手段を取るだろうかという疑問も湧いてきます。
もしかしたら、この失敗も織り込み済みだったんじゃないでしょうか?

そこを踏まえた上で、この後どんな展開が予想されるかを考察していきましょう。


まず思い付くのが、あの手紙はジョンのプロポーズの返答というパターンです。
封筒の形が、如何にもという感じですからね。

これなら貴族たるスザンナは、渋々ながら手紙をジョンに返すことでしょう。
仮にスザンナがデリカシーのない少女だったとしても、いざ読んでみた内容がプロポーズの返答だったら、呆気にとられると思います。是非ともスージーの顔込みで見てみたいですね。
コミカルな表情になることでしょう。

ただこの方法の欠点は、結局ジョンにはケイトの意思が伝わらないことです。
これではただの手紙のやり取りです。


そこで、少しだけジョンの心理を利用してみましょう。
ごめんね、ジョン様。

その方法とは、ジョンにプロポーズの返答だと思い込ませて、スザンナに手紙を返せとけしかけるパターンです。
あのジョンですから、ケイトからの手紙とあれば黙ってないでしょう。
スザンナもさっきまでジョンをいじり倒していたのですから、プロポーズのことなんて知らないとシラを切るわけにはいきません。案外あっさり、納得してくれるかも知れませんよ。

もっともそれでもなお、スザンナは含みのある笑顔を浮かべてそうですけどね。
う~ん、ちょっと怖いですね。

ただこの場合なら、手紙の中身が同志を集う内容だったとしても、バレずに丸く収まる可能性があります。大博打ですが、もっとも時間をロスせずに済む方法でしょう。

ジョンとケイトの関係をうまく用いた、一番簡単に思いつくやり方です。

ただこの方法も、ジョンとスザンナの動きが未知数である以上、失敗することも有りうるのが欠点です。
出来ればもう一工夫欲しいですね。


そこで、保険として手紙自体にも何か細工をしてはどうでしょうか?

その仕掛けとは、あの庭園迷路でエドワードがせこせこと準備していた、地図のトリックです。

ケイトはエミリコを正気にさせた後、部屋の中でお披露目の様子を熱心に聞いていました。
きっとエミリコのことですから、身振り手振りでとことん、お披露目で見たあんなこんなを語っていたことでしょう。

話が進んでいくうちに、きっとケイトは果汁でのあぶり出しや煤でのこすり出しに目を付けたに違いありません。早速、自身の手紙でも試したことでしょう。

これなら、一見無難なことしか手紙に書いてなくても、スザンナの警戒を躱すことができると思います。


いや、それどころかケイトは、すす能力を確認するために敢えてスザンナを試したとも捉えられます。
もしそうだとしたら、わざとスザンナのすす能力に引っ掛かったということです。

恐るべきはケイトの方だったのかも知れません。


さて、以上が私の思い付いた、ケイトのピンチ回避方法です。
SNSなどではこれ以外にも様々な考察が展開されていますが、御覧になっていかがだったでしょうか?

実のところ、「もしかしたらこっちの方が正解っぽいなあ…」という意見もあって、正直自信がなくなっているところです。


ただ、いずれにせよ今ケイトが直面している危機は、物語全体から言えばまだまだ序章でしかありません。

いよいよ第50回を迎えるシャドーハウス。

このピンチをチャンスに変えてこそ、ケイトとエミリコのこれからの未来が花開くのだと、私は信じています。