先日、バンクシーの新作が“発見”されたとのことで話題になっていましたね。
場所は英国南部のレディングという街にある旧刑務所です。
(写真はBBCNEWS JAPANから引用)

グーグルマップで調べると、街の中心に位置する歴史的な遺構のようです。
ニュース映像を見るからにこの場所で間違いないでしょう。
(画像はグーグルストリートビューより)

この旧刑務所は19世紀の詩人・オスカーワイルドが収容されていたことで知られており、保存か解体かを巡って地元では議論されているそうです。
よって、今回のバンクシーの行動は保存を後押しするものとして、保存派は歓迎の声明を出していました。
バンクシーの“公共物に絵を描く”という行為については度々非難の声が上がりますが、今回の件については『建物の価値を世界中に広めた』ということで概ね好意的に受け止められているとのことです。
このバンクシーの絵ですが、題材は「脱獄囚」のだそうです。ベッドシーツで作ったロープを伝って囚人が外壁を降りており、その先にはタイプライターが繋がっています。その様子から、モデルの人物はオスカーワイルドではないかと推測されています。
さて、イギリス繋がりとはいえ、なぜシャドーハウスに関係なさそうな話題を取り上げたかと言うと、理由は簡単です。
この絵と似た描写が本編で描かれていたからです。
まあシチュエーションは全然違うわけですから、ただのこじつけです。いつか第92話を振り返った時「ああ、そういえばそんなことあったね」と思い出して頂ければ楽しいかなと思い記してみました。
では、既にややネタバレですが本題に入りましょう。
前回ラストで危機に陥ったエミリコ。
それを助けたのは、主人の機転でした。
場所は英国南部のレディングという街にある旧刑務所です。
(写真はBBCNEWS JAPANから引用)

グーグルマップで調べると、街の中心に位置する歴史的な遺構のようです。
ニュース映像を見るからにこの場所で間違いないでしょう。
(画像はグーグルストリートビューより)

この旧刑務所は19世紀の詩人・オスカーワイルドが収容されていたことで知られており、保存か解体かを巡って地元では議論されているそうです。
よって、今回のバンクシーの行動は保存を後押しするものとして、保存派は歓迎の声明を出していました。
バンクシーの“公共物に絵を描く”という行為については度々非難の声が上がりますが、今回の件については『建物の価値を世界中に広めた』ということで概ね好意的に受け止められているとのことです。
このバンクシーの絵ですが、題材は「脱獄囚」のだそうです。ベッドシーツで作ったロープを伝って囚人が外壁を降りており、その先にはタイプライターが繋がっています。その様子から、モデルの人物はオスカーワイルドではないかと推測されています。
さて、イギリス繋がりとはいえ、なぜシャドーハウスに関係なさそうな話題を取り上げたかと言うと、理由は簡単です。
この絵と似た描写が本編で描かれていたからです。
まあシチュエーションは全然違うわけですから、ただのこじつけです。いつか第92話を振り返った時「ああ、そういえばそんなことあったね」と思い出して頂ければ楽しいかなと思い記してみました。
では、既にややネタバレですが本題に入りましょう。
前回ラストで危機に陥ったエミリコ。
それを助けたのは、主人の機転でした。
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夢か現か、汽車が山を駆け上がっていきます。
車窓から見える景色は左へと流れていき、やがて汽車は曲がり角の先へと消えました。
どこまでが夢でどこまでが現実なのか。
それさえも読者にも分からないまま、エミリコは目を覚ましました。
彼女の視界は真っ逆さまです。
エミリコはハッとすると、自身がぶら下がっていることに気が付きました。
実は、前回ラストで足を踏み外したエミリコを見て、ケイトはすぐさますす能力でエミリコを支えたのです。間一髪のところで何とか助かりました。エミリコはケイトの姿を見やると、自分を助けてくれた主人に微笑み、お礼を言いながら部屋の中へ突入しました。
う~ん……。
それなら綱渡りなんて危ない真似しないで、最初から窓枠から煤ロープを垂らし、端っこからエミリコが登っていけば良かったんじゃないかと思ってしまいました。多分エミリコなら振り子のように振れても手を離さないでしょうし、それこそエミリコの腰に煤ロープを巻いていれば安全です。
いっそのこと腋にも煤ロープを回せば、フルハーネス安全帯と一緒です。
現代日本でも通用する安全体制で、窓まで登って行けたでしょう。
(あ、ヘルメットがないや)
さて、それはともかく星つきの居住塔の最重要区画へ侵入成功です。エミリコは早速“特別な珈琲豆”の捜索に取り掛かりました。(拳を上げて気合入れるエミリコ可愛いです)
ところが、ここでエミリコは途方に暮れました。部屋中を探しても、一向に件の珈琲豆が見つからないのです。
テーブルの上、戸棚の中、バケツの中……。
物がほとんどない部屋なので探すのは苦にならない筈ですが、どこを漁っても“特別な珈琲豆”はありませんでした。(部屋をきょろきょろしながら立つエミリコが可愛いです)
しかし、ここでエミリコは不自然な物音を耳にします。
戸棚の隅から聞こえてきた「カタカタ..」という音。そこに手を掛けると、なんと隠し扉がありました!!
今までシャドーハウスでは幾つもの隠し扉が描かれてきましたが、どうやらこの部屋も例外ではなかったようです。壁の凹みに安置されている瓶を見るなり、エミリコはこれだと言わんばかりに駆け寄りました。
しかし、手を伸ばしかけたところでエミリコはあることに気が付きます。
それは、部屋に入る前にケイトに注意されたスザンナの「すす膜」です。もし目の前にある瓶が“特別な珈琲豆”だとしたら、あの「すす膜」が張ってある可能性は高いでしょう。
目標を眼前にして、エミリコはどうしたらいいのかと心の中で主人に問いかけました。
ちょうど同じ頃、ケイトも「どうすればいいの…?」と思案していました。
目の前に顔の見えない人形が現れたからです。
しかし、この時ケイトが迷っていたのは、“顔の見えない人形にどう対処したらいいか”ということではありませんでした。
なぜなら、この顔の見えない人形の挙動はケイトの想定と違っていたからです。
ケイトが目の前にいる顔の見えない人形に見つかったのは、エミリコが窓から部屋に侵入した直後でした。この時点で、顔の見えない人形にとってケイトは不審者です。
おまけに、ケイトは生き人形を伴っていません。シャドーハウスのルールから逸脱している状況です。
ところが、顔の見えない人形はケイトを捕らえるでもどこかへ報告しに行くでもなく、ただ部屋の中をうろついているだけでした。
ほぼ無反応に見える“顔の見えない人形”
ここでケイトは賭けに出ます。賭けといっても勝算の高い賭けです。
ケイトは自動運転のように動く顔の見えない人形を縛り付けると、第62話でエミリコがしようとしていたように、人形のベールを勢いよく捲り上げました。
これまで謎に包まれてきた「顔の見えない人形」
言葉を理解できるのに話ができない、元々人間であるはずなのに顔を覆い隠している、といった不気味な描写から、元「生き人形」である彼ら彼女らの現状を懸念する声が以前よりありました。
私も正直、ひょっとしたら目も当てられないような“顔”になっているのではないかと、気が気でありませんでした。
しかし、ここにいた“顔の見えない人形”の正体はなんてことはありませんでした。ケイトが目にした“顔の見えない人形”の素顔は、ただの「すす袋」だったからです。
先程の様子から見て、この袋の下に生身の人間が入っているということはないでしょう。つまりこの“顔の見えない人形”は水増し要員、警戒用のダミーだったのです。
この“顔の見えない人形”を動かしているのは誰のすす能力なのか、この“顔の見えない人形”には「すす膜」はないのか、など心配な点は幾つかありますが、「すす膜」についてケイトが気付いていないということはなさそうなので、まず大丈夫でしょう。ならばこの“顔の見えない人形”については心配することはなさそうです。取り敢えず一安心ですね。
ここで、スザンナとジョンとのやり取りに場面が変わりました。
様子を見る限りでは、ちゃんとスザンナは呼び出しに応じたようです。流石ジョンです。
さて、第90話で頭を掻きながらジョンが持っていた紙ですが、あれは婚姻の申請に関する書類でした。
どうやら、中身を見る限りではただのメモではなさそうです。スザンナもそれを見てジョンの想いの強さに感心したのか、一通りジョンの事を擦ると、申請書の書き方を教え始めました。
たった一コマではありますが、ジョンの脇に立って申請書の書き方を教えるスザンナは優しいですね。なんだかんだで面倒見がいいのでしょう。第50話でエミリコの手当てをしていたスージーの姿が思い出されます。
しかし、その和やかな雰囲気は本当にたった一コマで終わってしまいました。スザンナが何かに気付いたからです。
ジョンとショーンを居住塔から追い出し、急いで珈琲保管室へと向かうスザンナとスージー。
彼女達が突如慌てだしたのは、保管室の扉に張ったすす膜が風で揺れたからです。それ以上の情報はないものの、閉じた筈の廊下の窓が開いているのはおかしいと彼女達は感づいたのです。
誰かが窓を開けたのか、保管室に近づいたのは誰なのか……。
スザンナは煤を出しながら現場に急行します。
ところが、そこでスザンナが目にしたのは“顔の見えない人形”でした。一生懸命窓を拭いていたので、そのせいで風が入ってきていたのです。
ただこの“顔の見えない人形”
多くの方がSNSで言及していますが、後ろ向きでも顔が隠れていても伝わってくる、不思議な可憐さがありますよね。
なんというか、心なしか被り物もふんわりと浮いていて、まるで少女の後姿のようです。
はっきりと言いましょう。
この『顔の見えない人形』、ケイトではないでしょうか?
これも既に気付いている方もいるでしょうが、そもそもケイトが対峙した“顔の見えない人形”はかなり身長が高かったです。しかし窓を拭いている人形は窓枠の下端から上半身が出ているくらいです。6ページ前に戻って貰えば、ご賛同頂けるかと思います。
しかしスザンナは、特に怪しむということはなく、ため息をつくと別の場所に移動するよう言いつけました。ひとまずセーフです。
ところが、何とか切り抜けたと思ったのも束の間、スザンナは保管室の扉を開けました。
やはり不信感が拭えなかったのか、それとも珈琲を入れる練習を再開したかったからなのかは分かりません。しかしエミリコにとっては、いずれにせよピンチです。想定よりも早く帰ってきた二人に気付き慌てます。
一応隠し扉は閉めていたようで、エミリコの侵入にスザンナは気付いていません。しかしこのままでは見つかるのは時間の問題でしょう。エミリコもそう思ったのか、ひとまず隠し部屋の棚の下に入ってやり過ごそうとしました。
その瞬間。
前話でジョンがやらかした失敗を、より最悪のシチュエーションでエミリコはやらかしてしまいました。
棚の中にあった瓶(壺?)を倒すエミリコ。「あっ…!」と思ったが時すでに遅く、瞬時にスザンナがすす能力を繰り出します。
まるでホラー映画の一シーンのように、隙間から隠し部屋へと浸入するスザンナの煤。
どこにも逃げ場がないエミリコは、絶体絶命の状況に陥ってしまいました。
前回と同じく、ピンチで幕を閉じた今エピソード。
しかし何だかんだで助かる可能性を見い出せた前回と違い、今回は全く逃げる手段が見当たりません。
またもやジョンが大声でスザンナを呼ぶか、エミリコが左手で触れている壁が隠し扉になっているか、顔の見えない人形に変装したケイトが再びスザンナを欺くか、それとも換気用の穴から脱獄囚の如く脱出するか……。
はたまた、副題が「顔の見えない人形①」となっているので、次回も「顔の見えない人形②」ということで、彼ら彼女らの掘り下げのために新展開があるかも知れません。
これまで予想以上の展開を繰り返してきたシャドーハウス。
とうとう予想の余地さえ思い浮かばないシナリオに、もはや考察を抜きにして純粋にドキドキしてきました。
夢か現か、汽車が山を駆け上がっていきます。
車窓から見える景色は左へと流れていき、やがて汽車は曲がり角の先へと消えました。
どこまでが夢でどこまでが現実なのか。
それさえも読者にも分からないまま、エミリコは目を覚ましました。
彼女の視界は真っ逆さまです。
エミリコはハッとすると、自身がぶら下がっていることに気が付きました。
実は、前回ラストで足を踏み外したエミリコを見て、ケイトはすぐさますす能力でエミリコを支えたのです。間一髪のところで何とか助かりました。エミリコはケイトの姿を見やると、自分を助けてくれた主人に微笑み、お礼を言いながら部屋の中へ突入しました。
う~ん……。
それなら綱渡りなんて危ない真似しないで、最初から窓枠から煤ロープを垂らし、端っこからエミリコが登っていけば良かったんじゃないかと思ってしまいました。多分エミリコなら振り子のように振れても手を離さないでしょうし、それこそエミリコの腰に煤ロープを巻いていれば安全です。
いっそのこと腋にも煤ロープを回せば、フルハーネス安全帯と一緒です。
現代日本でも通用する安全体制で、窓まで登って行けたでしょう。
(あ、ヘルメットがないや)
さて、それはともかく星つきの居住塔の最重要区画へ侵入成功です。エミリコは早速“特別な珈琲豆”の捜索に取り掛かりました。(拳を上げて気合入れるエミリコ可愛いです)
ところが、ここでエミリコは途方に暮れました。部屋中を探しても、一向に件の珈琲豆が見つからないのです。
テーブルの上、戸棚の中、バケツの中……。
物がほとんどない部屋なので探すのは苦にならない筈ですが、どこを漁っても“特別な珈琲豆”はありませんでした。(部屋をきょろきょろしながら立つエミリコが可愛いです)
しかし、ここでエミリコは不自然な物音を耳にします。
戸棚の隅から聞こえてきた「カタカタ..」という音。そこに手を掛けると、なんと隠し扉がありました!!
今までシャドーハウスでは幾つもの隠し扉が描かれてきましたが、どうやらこの部屋も例外ではなかったようです。壁の凹みに安置されている瓶を見るなり、エミリコはこれだと言わんばかりに駆け寄りました。
しかし、手を伸ばしかけたところでエミリコはあることに気が付きます。
それは、部屋に入る前にケイトに注意されたスザンナの「すす膜」です。もし目の前にある瓶が“特別な珈琲豆”だとしたら、あの「すす膜」が張ってある可能性は高いでしょう。
目標を眼前にして、エミリコはどうしたらいいのかと心の中で主人に問いかけました。
ちょうど同じ頃、ケイトも「どうすればいいの…?」と思案していました。
目の前に顔の見えない人形が現れたからです。
しかし、この時ケイトが迷っていたのは、“顔の見えない人形にどう対処したらいいか”ということではありませんでした。
なぜなら、この顔の見えない人形の挙動はケイトの想定と違っていたからです。
ケイトが目の前にいる顔の見えない人形に見つかったのは、エミリコが窓から部屋に侵入した直後でした。この時点で、顔の見えない人形にとってケイトは不審者です。
おまけに、ケイトは生き人形を伴っていません。シャドーハウスのルールから逸脱している状況です。
ところが、顔の見えない人形はケイトを捕らえるでもどこかへ報告しに行くでもなく、ただ部屋の中をうろついているだけでした。
ほぼ無反応に見える“顔の見えない人形”
ここでケイトは賭けに出ます。賭けといっても勝算の高い賭けです。
ケイトは自動運転のように動く顔の見えない人形を縛り付けると、第62話でエミリコがしようとしていたように、人形のベールを勢いよく捲り上げました。
これまで謎に包まれてきた「顔の見えない人形」
言葉を理解できるのに話ができない、元々人間であるはずなのに顔を覆い隠している、といった不気味な描写から、元「生き人形」である彼ら彼女らの現状を懸念する声が以前よりありました。
私も正直、ひょっとしたら目も当てられないような“顔”になっているのではないかと、気が気でありませんでした。
しかし、ここにいた“顔の見えない人形”の正体はなんてことはありませんでした。ケイトが目にした“顔の見えない人形”の素顔は、ただの「すす袋」だったからです。
先程の様子から見て、この袋の下に生身の人間が入っているということはないでしょう。つまりこの“顔の見えない人形”は水増し要員、警戒用のダミーだったのです。
この“顔の見えない人形”を動かしているのは誰のすす能力なのか、この“顔の見えない人形”には「すす膜」はないのか、など心配な点は幾つかありますが、「すす膜」についてケイトが気付いていないということはなさそうなので、まず大丈夫でしょう。ならばこの“顔の見えない人形”については心配することはなさそうです。取り敢えず一安心ですね。
ここで、スザンナとジョンとのやり取りに場面が変わりました。
様子を見る限りでは、ちゃんとスザンナは呼び出しに応じたようです。流石ジョンです。
さて、第90話で頭を掻きながらジョンが持っていた紙ですが、あれは婚姻の申請に関する書類でした。
どうやら、中身を見る限りではただのメモではなさそうです。スザンナもそれを見てジョンの想いの強さに感心したのか、一通りジョンの事を擦ると、申請書の書き方を教え始めました。
たった一コマではありますが、ジョンの脇に立って申請書の書き方を教えるスザンナは優しいですね。なんだかんだで面倒見がいいのでしょう。第50話でエミリコの手当てをしていたスージーの姿が思い出されます。
しかし、その和やかな雰囲気は本当にたった一コマで終わってしまいました。スザンナが何かに気付いたからです。
ジョンとショーンを居住塔から追い出し、急いで珈琲保管室へと向かうスザンナとスージー。
彼女達が突如慌てだしたのは、保管室の扉に張ったすす膜が風で揺れたからです。それ以上の情報はないものの、閉じた筈の廊下の窓が開いているのはおかしいと彼女達は感づいたのです。
誰かが窓を開けたのか、保管室に近づいたのは誰なのか……。
スザンナは煤を出しながら現場に急行します。
ところが、そこでスザンナが目にしたのは“顔の見えない人形”でした。一生懸命窓を拭いていたので、そのせいで風が入ってきていたのです。
ただこの“顔の見えない人形”
多くの方がSNSで言及していますが、後ろ向きでも顔が隠れていても伝わってくる、不思議な可憐さがありますよね。
なんというか、心なしか被り物もふんわりと浮いていて、まるで少女の後姿のようです。
はっきりと言いましょう。
この『顔の見えない人形』、ケイトではないでしょうか?
これも既に気付いている方もいるでしょうが、そもそもケイトが対峙した“顔の見えない人形”はかなり身長が高かったです。しかし窓を拭いている人形は窓枠の下端から上半身が出ているくらいです。6ページ前に戻って貰えば、ご賛同頂けるかと思います。
しかしスザンナは、特に怪しむということはなく、ため息をつくと別の場所に移動するよう言いつけました。ひとまずセーフです。
ところが、何とか切り抜けたと思ったのも束の間、スザンナは保管室の扉を開けました。
やはり不信感が拭えなかったのか、それとも珈琲を入れる練習を再開したかったからなのかは分かりません。しかしエミリコにとっては、いずれにせよピンチです。想定よりも早く帰ってきた二人に気付き慌てます。
一応隠し扉は閉めていたようで、エミリコの侵入にスザンナは気付いていません。しかしこのままでは見つかるのは時間の問題でしょう。エミリコもそう思ったのか、ひとまず隠し部屋の棚の下に入ってやり過ごそうとしました。
その瞬間。
前話でジョンがやらかした失敗を、より最悪のシチュエーションでエミリコはやらかしてしまいました。
棚の中にあった瓶(壺?)を倒すエミリコ。「あっ…!」と思ったが時すでに遅く、瞬時にスザンナがすす能力を繰り出します。
まるでホラー映画の一シーンのように、隙間から隠し部屋へと浸入するスザンナの煤。
どこにも逃げ場がないエミリコは、絶体絶命の状況に陥ってしまいました。
前回と同じく、ピンチで幕を閉じた今エピソード。
しかし何だかんだで助かる可能性を見い出せた前回と違い、今回は全く逃げる手段が見当たりません。
またもやジョンが大声でスザンナを呼ぶか、エミリコが左手で触れている壁が隠し扉になっているか、顔の見えない人形に変装したケイトが再びスザンナを欺くか、それとも換気用の穴から脱獄囚の如く脱出するか……。
はたまた、副題が「顔の見えない人形①」となっているので、次回も「顔の見えない人形②」ということで、彼ら彼女らの掘り下げのために新展開があるかも知れません。
これまで予想以上の展開を繰り返してきたシャドーハウス。
とうとう予想の余地さえ思い浮かばないシナリオに、もはや考察を抜きにして純粋にドキドキしてきました。
