アニメシャドーハウスが始まってから一か月。
放送局によっては、早くも第4話が公開されていますね。

回を経るに従って、ケイトとエミリコだけの物語に様々な登場人物が関わっていき、ほのぼのとした日常が謎多き物語へと変化し始めました。
その注目度は高く、放送が始まってから毎週トレンド入りするほどです。

また、アニメによって知名度が上がったことで、多くの方がファンアートや考察を披露することも多くなっていますね。

シャドーハウスに出逢った頃に想像し、そして望んでいた光景を毎日見ることができて、とても嬉しいです。それに加えて、アニメ関係者の方々の反応をリアルタイムで見られるとは、技術の進歩に感謝してもしきれません。シャドーハウスは本当にいい時代に誕生しました。

これからも、アニメで躍動するケイトとエミリコを始めとする各キャラクターの活躍が楽しみです。


ところで、5月2日未明にシャドーハウスに関連した珍現象がツイッターで起きました。

これについて詳細を述べてしまうとネタバレになってしまうのですが、まあタイトルに書いた人物に関わる事象です。
ただ、この件に関して賛否両論となっていることから少し私の考えを書こうかなと思い今回記事にしました。

ですので、未見の方には申し訳ありませんが、まだアニメ第4話を視聴していない方は見ないで下さい。
また、少し人によっては不愉快に感じられる方もいるかも知れませんので、もし第4話を読んで不穏に思った方もご遠慮下さい。


では続きにて、私の雑感を書いていきます。



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第4話を未視聴の方でここを覗いている方は、もういないでしょうか?

それでは本題に入ります。


5月2日未明(MX、BS11での第4話放送直後のこと)に起こった珍現象とは、劇中に全く登場していない“ローブ様”がツイッターでトレンド入りしていたことです。

普通、アニメ関連でトレンド入りするのは登場したキャラクターが主ですが、何故かこの日シャドーハウスにおいてはこんな動きがあったのです。私は視聴中、アニメを注視しているので全く知らなかったのですが、放送後にパソコンを立ち上げて驚きました。作品名を差し置いて上位に来るとは予想外です。


もっとも、理由が全くないわけではありません。もうご存知でしょうが、第4話は深夜の見回りがメインにも関わらず“ローブ様”が一切登場しなかったからです。それを見た多くの視聴者が、かの人物の名を挙げてツイートしたことから起こった現象でした。


ところで、先程も述べた通りこの件に関しては賛否分かれていますね。

まとめると、賛成意見としては
・お披露目編をじっくり描くために必要な改変
・12話という枠の中でテーマを一本化するため
・今クールで回収できない伏線なので入れなかった
・もしかしたら今後(今クールor二期等)登場するかも知れない
・後々、ここぞというタイミングで登場する

…etc

否定意見としては
・ローブ様を見るのを楽しみにしていたのにがっかりした
・ローブ様の存在が作品初期の不穏さを作り上げていたのに残念
・これだけの重要人物の登場をカットするということは二期はないも同然
・ローブ様の存在こそが深夜の見回り編の重要な要素だったのではないか
・この重要人物をカットするということは原作の良さを分かっていない証拠
・こんな原作改変をしていては今後が不安だ
・制作会社は前作の反省ができていない

…etc


そのまま抜粋するのは難なのでやや意訳していますが、概ね以上のような意見が散見されました。

因みに今この記事を書いているのは2日4:40ですが、あらゆるシャドーハウス関連の単語がトレンドから消える中、まだ“ローブ様”の名が残っています。ある意味非常に愛されたキャラクターと言えましょうか。アニメの影響力の大きさに驚くばかりです。


さて、これらの意見を眺めてみれば、賛成派も否定派も現時点で言えば間違ってはいないでしょう。一見一理あるように見受けられます。


ただ。

ただ、必ずしも賛同頂けるとは思いませんが、そのどれもが現時点では正しいと私は思いません。
なぜなら、これらの結論を出すにはあまりにも時期尚早だからです。


私は自分が追ってきた漫画がアニメ化するのが初めてなので、アニメにおいて『第4話』というのがどのような立ち位置なのかは知りません。しかし素朴な感想として、物語の成否や今後のストーリーを断定するにはまだ早すぎるのではないかというのが率直な感想です。


ですので、今回の出来事一つ取って、残り8話を見ずに改悪だとか今後を見据えていないと否定するもおかしいですし、ましてや編成が異なるのに同じ制作会社と言うだけで前作をあげつらって非難するのは不可思議にしか感じません。

また、アニメの評価が定まっていないのに「二期」という仮定の話を持ち出して、賛成だ否定だというのも理解できません。例え続編が確約されていても、売り上げや評価次第で情勢が変わることなど珍しくもありませんし、ならばこれからもシャドーハウスを楽しむために応援あるのみです。


確かに、原作漫画の質が高ければ高いほど、アニメ化した時のハードルは高く、ストーリーの取捨選択は難しいものです。シャドーハウスもそんな作品の一つです。

しかし昨今の国内のアニメ情勢を見ますと、膨大な数の作品が毎クール制作され、競争はかなり苛烈です。此度もシャドーハウスを機に同クールの作品を調べましたが、その数のあまりの多さに驚かされました。

それを目の当たりにした時、そんな中でアニメを制作する関係者の方々を安易に評価するのは個人的に憚られますし、評価するにしてももう少し待ってからで良いのではないかと思ってしまいます。
加えて、仮に何かあったとしても、余程の事がない限りは事情があってそうせざるを得なかったのかなと思うのは甘い考え方でしょうか。


もちろん、アニメを観て疑問を持つのは当然ですし、生き人形の掟ではないのですからそれを止める権利は誰にもありません。

よって、今回の件に関する影野の見解は、

「第4話終了時点で疑問を持つことは当然だし失望するのも自由、しかしそれを以ってアニメ自体の評価に繋げるのはまだ時期尚早」

という、本記事で述べたのみの意見とします。



アニメシャドーハウスはまだ始まったばかりです。現時点で色々思うところや様々な意見が飛び出しても、それは芸術作品として、商売作品としてごく当たり前です。

ですが改めて言わせて頂きますが、アニメシャドーハウスは大成功します。
その時にはファン全てが納得する素晴らしい作品になっていることでしょう。

それに、何と言ってもアニメはソウマトウ先生が監修していますからね。
ならば絶対に、読者を失望させることはない筈です。今までの先生や担当者の方の姿を見ていれば、それを信じることは容易いです。


さあ、アニメシャドーハウスは三分の一が終わったばかりです。

いや。

先程の発言を翻すようですが、これまでの4話は、これからのシャドーハウス作品群のまだまだ序奏にしか過ぎないのかも知れません。

そんな将来の傑作のスタートをリアルタイムで見ることができると思えば、きっと近い未来に「あんなこともあったね」と言える日が来るでしょう。


液晶の中を狭しと動くエミリコ。

昨年の今頃は夢でしかなかったその姿を見られることが、嬉しくてたまりません。



<追記>
もうそろそろ5月2日も終わりますが、お昼前にソウマトウ先生が此度の件について言及されていますね。(→アニメ4話)
TLを見ていますと、とりあえず皆様納得された方が多くホッとしました。

来週からのお披露目編、楽しみですね。

(ところでもしも「次」があったとしたら、自然にローブ様を登場させられるエピソードが一つありますね。ヒントは、エミリコとショーンが夜中に館を歩くシーンは、見回りの時だけではない、ということです。いつかそれを目にできればいいですね。)

(R3.5.2 23:58 追記)