本記事では、雑誌連載時と単行本第7巻の相違点や修正箇所を挙げていきたいと思います。


と、その前に毎回言っていますが、改めて誤解がないように先に書いておきます。

第3巻発売の際にもお伝えしましたが、単行本における修正というのは決してネガティブな理由によるものだけではありません。
中には台詞や表現に重大な問題があったなんていうケースもあったりしますが、シャドーハウスにおいてはそういった例はこれまで一つもありません。

そして、今回の第7巻でも全く見受けられませんでした。

では何が理由かというと、それはソウマトウ先生の拘りです。
例えばキャラクターの口調や一人称の変更等が5巻では幾つかありました。

漫画界の巨匠・手塚治虫氏の作品にも、連載時と単行本収録版で全く違う出来になった例が多々あります。ですので、漫画家の作品に対する情熱が修正に反映されている、と考えて差し支えないでしょう。

ちなみに、中には連載時にアナウンスされていた変更点もありますが、単なる誤植と設定の変更による修正を別々に分けることは一読者では出来かねます。よってここではまとめて書かせて頂くことにしますが、それが故やや揚げ足取りになってしまう箇所もあります。どうかその点はご了承下さい。

では続きよりどうぞ。
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●第81話14ページ(単行本112ページ)
ルウの台詞の「すす管清掃」にふりがなが付いただけです。

雑誌版では付いていなくて、なぜ単行本では書かれているのかは分かりません。


●第84話4ページ(単行本144ページ)
2コマ目のざわついている少女達の人数が増えています。

恐らくエリザベス班の面々かと思いますが、エリザベス組とマーガレット組の他に3組いますね。(1組はシャドーしか見えていませんが)

もしかしたら、エリザベス班は5対で編成されているのかも知れません。


●第84話5ページ(単行本145ページ)
1コマ目でマーガレット組とひそひそ話をしている少女が、長髪(雑誌版)→短髪(単行本)へと描き変えられています。(その前のざわついているコマでも確認できます)

長髪の少女がここで描かれていたことについては、連載当時から指摘されていましたね。
何故なら、お披露目を終えていないペアが部屋の外に出て来ていたからです。


説明しますと、マーガレットと同じ班の長髪の少女は、生き人形は第54話4ページ目(5巻44ページ)で登場済みです。しかし、生き人形が掃除に参加しているのは問題ありません。お披露目前のエミリコとルウもそうだったからです。

しかしシャドーの場合、お披露目前に部屋の外に出るのはルール違反です。正式に「顔つき」になって、初めて外に出られるからです。

ところが、長髪の少女は第67話(6巻)の同期一覧で「お披露目前」とされていました。

第67話以降にお披露目が行われた形跡はなく、おまけに第80話でバーバラからお披露目の中止が発表されていることから、それだと長髪の少女が第84話でサロンにいるのはおかしいという話になってしまうんですよね。

つまりこの変更については、設定のとの整合性を保つための描き替えだった思われます。



以上が、私が見つけた連載時と単行本での相違点です。
他にもあるかも知れませんが、もし見つけられた方は教えて頂けますと嬉しいです。