さあ第105話まであと数時間。

私が「選別会」に参加するという訳でもないのに、なんか緊張してきました。果たして『ミラーサイド編』はどう進んでいくのか大注目です。


ただその前に。

第104話について、1点だけ物凄く不可解な描写がありました。
その描写とは12ページ目の、エミリコが荷造りしている場面です。

このシーンは前記事で書き切れませんでしたので、本記事にて書いていきたいと思います。

では続きよりどうぞ。



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さて、件の場面は選別会に行くため、エミリコがテントへと戻った直後のことです

テントの中で荷物をまとめるエミリコでしたが、その時に小道具の隙間から物音がします。そこから逃げ出そうとする人影を掴んで話しかけたのが、「もしかして今朝の…!」という台詞でした。


この人影については様々な説が出ていますね。
例えば以下のように、

●エミリコが逆立ち中に見つけた人物
●狭いところから出てきたから変身可能なモーフ
●ケイトの原型
●正体不明だがケイトの大切にしているぬいぐるみに似ている

といった推測が見受けられます。何だかどれもあり得そうな展開です。


ただ、仮にケイトだとした場合、サーカス時代のエミリコに会ったことがあるのに「あなたには帰る家があるの」(第48話)なんてことを言うのかと疑問が浮かびます。

また、仮に変身可能なモーフだったとして、そんな存在が何故テントに隠れていたのかも謎になってきます。


そこで私は、

①ミラーサイドでは一定年齢以上のこどもは学校に通っている。
②狭いところにいた。
③人影の服装がミラーサイドでの女性の服装に見える。
④サーカスの時に観客席にいた。

という観点から一つの説を述べたいと思います。


それは、『ショーンの妹』ではないかという説です。



う~ん、我ながら荒唐無稽です。こう書いてみたものの本当かと思わずにはいられません。

しかしこれまでの描写をまとめると、こう推測するしかないのも現状なんですよね。まあ裏を返せば、新たな新事実が発覚すればあっというまに瓦解するわけですけど……。


まず私がこの着想に至ったのは、あの人影がこどもサイズだったことと、ミラーサイドのこどもは大抵学校に通っているという2点です。

そこから考えると、エミリコが「今朝」出会ったということは学校にいる11歳前後のこどもはまず除外されます。もしくは、ミラーサイドの関係者ではないということになるでしょう。


しかしこのミラーサイドはそれほど人口は多くなさそうですし、余所者がいたら目立ちそうな気がします。かといって、エミリコの台詞を見る限りではずっと物陰に潜んでいたと捉えるのも不自然でしょう。

だとするなら、「朝自由に動けるこども」かつ「ミラーサイドの関係者」が「サーカスの後にテントに侵入」し「大人では潜めないような物陰」に「白いワンピースらしき服装で隠れていた」上に、「エミリコが舞台で芸を披露中に観客席にいた」ということになります。

この条件に当てはまるのは、今まで作中に出てきた人物ではただ一人です。


やはり、ショーンの妹しかいません。


ただこの考察もかなり無理のある部分が多いです。

例えば正体不明の人影が来ていた服ですが、アプリでカラー版を読んだ方々によればケイトが大切にしているぬいぐるみに似ているという指摘もあります。

そうすると、なぜそんな重要なアイテムとショーンの妹が関係あるんだということになりますし、そもそもあの人影の背丈はエミリコとほぼ一緒です。ショーンの妹はもうちょっと背が低い感じですし、やっぱ違う気がしてきたなあ……。


しかしそれでも、お披露目中のジョンの「妹みたい」という台詞も引っ掛りますし、何より館でのエミリコとショーンの妹のシルエットは似ています。エミリコが現在の髪型になったきっかけにショーンの妹が絡んでいるというのは深読みしすぎでしょうか?


もっとも、そんな読者の上を行くのがシャドーハウスです。

この謎が次回第105話で明かされるのか。
それとも“完成の箱”に匹敵する、超ロングな伏線になるのか。

エミリコのシャドーハウスへの道のりはまだまだ遠そうです。