星空と言えば、シャドーハウスでは第62話「夜の空」が名エピソードとして挙げられます。
誰もいない館の屋根の上で、二人きりで夜空を見上げるエミリコとショーン。
ロマンティックな光景が続く第62話は、担当者の方が「少女漫画みたい」と表現するほどでした。
ところで、覚えていらっしゃるでしょうか?
第62話が公開されたのは令和2年4月23日でしたが、丁度このお話が更新された日の未明は、こと座流星群のピーク(極大)となる時間帯でした。まさに現実世界でも、シャドーハウスに劣らぬ美しい星々が夜空を彩っていたのです。
シャドーハウスが現実世界とリンクしたのはこの日だけではありません。
令和時代の幕開けと共に、庭園迷路編が始まりました。
第二次亡霊事件が起きたのは、新型コロナウイルスが世の中を騒がし始めた頃でした。
第71話で“一体化”の真実が明かされ読者に衝撃が走った週、アメリカで“ゾンビ蝉”が見つかったというニュースがCNNにより世界に発信されていました。
こんな風に、シャドーハウスと現実世界は何度も不思議な一致を見せています。いずれも偶然ではありますが、こういった見方もリアルタイムの楽しみ方の一つと言っていいでしょう。
他にも似た例はたくさんありますので、いつの日にかまとめてご紹介できればと考えています
そして今回。
第105話でも同じ現象が起きました。
同期達が夜空の下で心通わせた特別な日。
この日の未明は、七夕でした。
誰もいない館の屋根の上で、二人きりで夜空を見上げるエミリコとショーン。
ロマンティックな光景が続く第62話は、担当者の方が「少女漫画みたい」と表現するほどでした。
ところで、覚えていらっしゃるでしょうか?
第62話が公開されたのは令和2年4月23日でしたが、丁度このお話が更新された日の未明は、こと座流星群のピーク(極大)となる時間帯でした。まさに現実世界でも、シャドーハウスに劣らぬ美しい星々が夜空を彩っていたのです。
シャドーハウスが現実世界とリンクしたのはこの日だけではありません。
令和時代の幕開けと共に、庭園迷路編が始まりました。
第二次亡霊事件が起きたのは、新型コロナウイルスが世の中を騒がし始めた頃でした。
第71話で“一体化”の真実が明かされ読者に衝撃が走った週、アメリカで“ゾンビ蝉”が見つかったというニュースがCNNにより世界に発信されていました。
こんな風に、シャドーハウスと現実世界は何度も不思議な一致を見せています。いずれも偶然ではありますが、こういった見方もリアルタイムの楽しみ方の一つと言っていいでしょう。
他にも似た例はたくさんありますので、いつの日にかまとめてご紹介できればと考えています
そして今回。
第105話でも同じ現象が起きました。
同期達が夜空の下で心通わせた特別な日。
この日の未明は、七夕でした。
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屋根から飛び降り、4人の元へと戻るエミリコ。
無事、名簿に名前を書けたようです。前回ショーンが思い付いた作戦は成功しました。
リッキーに何という名前を書いたのかと問われたエミリコは「他の人の名前を借りました」と語ります。困難なミッションをやり遂げた疲れからか、少し汗をかいていますね。或いは、少しだけ後ろめたさがあったのかも知れません。その名前の由来はここではまだ明かされませんでした。
しかし、それは5人にとって些事でした。気分はもう明日の選別会と館に入った後のことでいっぱいです。誰もが、これから訪れるであろう新しい生活に想像を膨らませていました。
ショーンも選別会で重視されるポイントをエミリコに教えているものの、高揚が抑えられないようです。
負けていられないとエミリコの肩をポンっと叩くと、先頭に躍り出ました。指を天に掲げ、今日からここにいる5人は仲間同士だと宣言します。
その指の先には、5人の心を映し出すかのように綺麗な星々が夜空に瞬いていました。
そうして帰路につく各々。
この日のエミリコは、ラムの家に泊まることとなりました。
ところでショーン達に比べて洗脳が浅い様子が描かれていたラムですが、やはり村から外れた場所に住んでいました。
朝エミリコが起きると、ミラーサイドの中心部ではまず見られない朝日が輝いています。そして小鳥を見かけると、無邪気に手を伸ばしました。
この既視感のある光景は第80話の冒頭のシーンです。エミリコが館に来てから初めて見たという夢は、この日の朝の景色だったのです。残念ながら、サーカスに来る前の記憶ではありませんでした。エミリコが過去の記憶を取り戻すにはまだまだ時間が掛かりそうです。
(余談ですが、ラムは学校が終わるとすぐに帰っていたとルウが言っていたのは、ラムの家が学校から遠かったからだと思います。)
ただここで、シャドーハウスでのエミリコとラムの出会いを決定づける、とある出来事が起こっていました。
“ラミー”のことです。
エミリコと出会うまで、ラムの唯一の話し相手だった“ラミー”
深夜の見回りの時、暗闇で一人寂しくラムが話し掛けていたのも人差し指の“ラミー”でした。館に来たばかりの彼女にとって唯一心を開くことのできた相手です。ただ一つの心の支えと言っても良いでしょう。
その正体は、ラムが持っていたぬいぐるみでした。
この小さなウサギのぬいぐるみは、パンちゃんやケイトの持っているぬいぐるみと同じくらいの大きさです。しかしラムにとってその存在は大きく、当時のラムは“ラミー”と一緒でなくては話ができなかったとのことです。
その事実を前にして、選別会は翌朝だというのに「やっぱり館に行けない」とエミリコに呟きました。
しかし、そんな自信なさげなラムに対し、エミリコは良いことをも思い付いたとばかりに“ラミー”を手に取ると、“ラミー”の頭についていたリボンをラムの指に結びました。
その様子は、第23話“お披露目の間”においてラムに話しかけた時と同じような笑顔です。
リボンを指に巻き付けたラムは、ようやく選別会に前向きになりました。
そして明くる日。ラムの家にショーンとルウとリッキーがやってきました。
ショーンはいつも通り、リッキーとルウは選別会のために新調した服を着ています。
3人はエミリコのために選別会の準備を手伝いに来てくれたようです。早速髪型を整えてあげようと、なぜかショーンとリッキーの男子コンビがエミリコのヘアスタイルを変えていきます。
(ここでリッキーに姉がいることが判明!)
結局、最後は我々が目にしてきたツーサイドアップの髪型になったエミリコ。
こうして彼女は、選別会へ出席することができました。
しかし、このやり取りの中で実は重大な台詞が出ていました。
それはラムの「『ケイト』もいいお洋服持っているんだよ」という発言です。
なぜサーカスにいたエミリコが“いいお洋服”を持っていたのか。それは今話が進んでいくにつれて、そのヒントが描かれることとなります。
エミリコが選別会へと至る過程を思い出した5人。
彼女が館に来るきっかけを、よりによって自分達が作ってしまったことにショーンは愕然とします。
ショーンの発言を待つまでもなく屋根の上には沈痛と悔恨の念が広がり、4人は後ろめたい表情を浮かべました。
ところが、直後に涙を流し始めたエミリコは顔を上げると笑顔を浮かべます。
「みんなとの思い出がありました!」
これまで彼女が見せたことのないその表情は、安心と喜び、そして感謝の涙でした。
考えてみれば、エミリコには身内がいません。そして家もありません。
あのままサーカスにいても、天涯孤独なまま人生を歩んでいく運命しかなかったことでしょう。
それをエミリコも理解していたのか、こうやって出会えたこと、そして仲間だと言ってくれた4人に後悔などないとはっきりと言いました。
選別会の日の朝、エミリコの目の前から小鳥が去っていきました。
第80話の冒頭でこのシーンを見た時、自由を象徴する「鳥」が飛んで行ってしまうシーンを見て、不吉な予感を感じたものです。
しかし、エミリコが伸ばした手の先には仲間達の姿がありました。
そして、後ろにはラムの優しい眼差しがあった筈です。
それを想う時、第82話でバービーに力強く言い放った「もう仲間を失うのは…絶対に嫌です!!」という台詞の重みを改めて思い知らされました。
屋根に上ってからどれくらい時間が経ったでしょうか。
エミリコが星を見つけると、皆が夜空を見上げました。
雲切れ間から見える星々。
あの時見上げた夜空に比べれば少し頼りないですが、いつか5人が全ての記憶を取り戻した時には、きっともっと素晴らしい夜空がこどもたちを迎えてくれることでしょう。
本当の再会を喜び合うかのように、5人は手を繋ぎ合って夜空を見上げていました。
夜が明けないうちに散会になったのでしょう。
エミリコは暗いままの自分の部屋に戻りました。
しかし彼女は、ショーン達との出会いとは違う、別の出会いに思いを馳せていました。
それはサーカスで綱渡りを失敗した日の朝の出来事です。
ミラーサイドの湖畔を歩いていたエミリコは岸辺に座る人影を見つけると、元気に挨拶をします。
こんなところは昔から変わらないようです。
しかし、ミラーサイドの人間かどうか問われたその人影は、突然現れたエミリコに驚くと、肩をびくつかせて急いで振り返りました。
その刹那、風に攫われた帽子。
そこには、エミリコと同じくらいの少女と思しき姿がありました。
服装からすると、エミリコが前話でテントの中で会った人物に似ています。
更に、エミリコが選別会で来ていた服に似ています。
何よりも、第10話でケイトが「大切なもの」と語っていたあのぬいぐるみにそっくりな人影です。
「鏡面のような」出会い。
柱の文は、ミラーサイドの名称の由来となった湖を指したものでしょうか?
それとも、エミリコと正体不明の人物との関係をも示したダブルミーニングなのでしょうか?
エミリコの運命を変えた二日間。
その始まりは、ひょっとしたらシャドーハウスという物語の本当の始まりなのかも知れません。
屋根から飛び降り、4人の元へと戻るエミリコ。
無事、名簿に名前を書けたようです。前回ショーンが思い付いた作戦は成功しました。
リッキーに何という名前を書いたのかと問われたエミリコは「他の人の名前を借りました」と語ります。困難なミッションをやり遂げた疲れからか、少し汗をかいていますね。或いは、少しだけ後ろめたさがあったのかも知れません。その名前の由来はここではまだ明かされませんでした。
しかし、それは5人にとって些事でした。気分はもう明日の選別会と館に入った後のことでいっぱいです。誰もが、これから訪れるであろう新しい生活に想像を膨らませていました。
ショーンも選別会で重視されるポイントをエミリコに教えているものの、高揚が抑えられないようです。
負けていられないとエミリコの肩をポンっと叩くと、先頭に躍り出ました。指を天に掲げ、今日からここにいる5人は仲間同士だと宣言します。
その指の先には、5人の心を映し出すかのように綺麗な星々が夜空に瞬いていました。
そうして帰路につく各々。
この日のエミリコは、ラムの家に泊まることとなりました。
ところでショーン達に比べて洗脳が浅い様子が描かれていたラムですが、やはり村から外れた場所に住んでいました。
朝エミリコが起きると、ミラーサイドの中心部ではまず見られない朝日が輝いています。そして小鳥を見かけると、無邪気に手を伸ばしました。
この既視感のある光景は第80話の冒頭のシーンです。エミリコが館に来てから初めて見たという夢は、この日の朝の景色だったのです。残念ながら、サーカスに来る前の記憶ではありませんでした。エミリコが過去の記憶を取り戻すにはまだまだ時間が掛かりそうです。
(余談ですが、ラムは学校が終わるとすぐに帰っていたとルウが言っていたのは、ラムの家が学校から遠かったからだと思います。)
ただここで、シャドーハウスでのエミリコとラムの出会いを決定づける、とある出来事が起こっていました。
“ラミー”のことです。
エミリコと出会うまで、ラムの唯一の話し相手だった“ラミー”
深夜の見回りの時、暗闇で一人寂しくラムが話し掛けていたのも人差し指の“ラミー”でした。館に来たばかりの彼女にとって唯一心を開くことのできた相手です。ただ一つの心の支えと言っても良いでしょう。
その正体は、ラムが持っていたぬいぐるみでした。
この小さなウサギのぬいぐるみは、パンちゃんやケイトの持っているぬいぐるみと同じくらいの大きさです。しかしラムにとってその存在は大きく、当時のラムは“ラミー”と一緒でなくては話ができなかったとのことです。
その事実を前にして、選別会は翌朝だというのに「やっぱり館に行けない」とエミリコに呟きました。
しかし、そんな自信なさげなラムに対し、エミリコは良いことをも思い付いたとばかりに“ラミー”を手に取ると、“ラミー”の頭についていたリボンをラムの指に結びました。
その様子は、第23話“お披露目の間”においてラムに話しかけた時と同じような笑顔です。
リボンを指に巻き付けたラムは、ようやく選別会に前向きになりました。
そして明くる日。ラムの家にショーンとルウとリッキーがやってきました。
ショーンはいつも通り、リッキーとルウは選別会のために新調した服を着ています。
3人はエミリコのために選別会の準備を手伝いに来てくれたようです。早速髪型を整えてあげようと、なぜかショーンとリッキーの男子コンビがエミリコのヘアスタイルを変えていきます。
(ここでリッキーに姉がいることが判明!)
結局、最後は我々が目にしてきたツーサイドアップの髪型になったエミリコ。
こうして彼女は、選別会へ出席することができました。
しかし、このやり取りの中で実は重大な台詞が出ていました。
それはラムの「『ケイト』もいいお洋服持っているんだよ」という発言です。
なぜサーカスにいたエミリコが“いいお洋服”を持っていたのか。それは今話が進んでいくにつれて、そのヒントが描かれることとなります。
エミリコが選別会へと至る過程を思い出した5人。
彼女が館に来るきっかけを、よりによって自分達が作ってしまったことにショーンは愕然とします。
ショーンの発言を待つまでもなく屋根の上には沈痛と悔恨の念が広がり、4人は後ろめたい表情を浮かべました。
ところが、直後に涙を流し始めたエミリコは顔を上げると笑顔を浮かべます。
「みんなとの思い出がありました!」
これまで彼女が見せたことのないその表情は、安心と喜び、そして感謝の涙でした。
考えてみれば、エミリコには身内がいません。そして家もありません。
あのままサーカスにいても、天涯孤独なまま人生を歩んでいく運命しかなかったことでしょう。
それをエミリコも理解していたのか、こうやって出会えたこと、そして仲間だと言ってくれた4人に後悔などないとはっきりと言いました。
選別会の日の朝、エミリコの目の前から小鳥が去っていきました。
第80話の冒頭でこのシーンを見た時、自由を象徴する「鳥」が飛んで行ってしまうシーンを見て、不吉な予感を感じたものです。
しかし、エミリコが伸ばした手の先には仲間達の姿がありました。
そして、後ろにはラムの優しい眼差しがあった筈です。
それを想う時、第82話でバービーに力強く言い放った「もう仲間を失うのは…絶対に嫌です!!」という台詞の重みを改めて思い知らされました。
屋根に上ってからどれくらい時間が経ったでしょうか。
エミリコが星を見つけると、皆が夜空を見上げました。
雲切れ間から見える星々。
あの時見上げた夜空に比べれば少し頼りないですが、いつか5人が全ての記憶を取り戻した時には、きっともっと素晴らしい夜空がこどもたちを迎えてくれることでしょう。
本当の再会を喜び合うかのように、5人は手を繋ぎ合って夜空を見上げていました。
夜が明けないうちに散会になったのでしょう。
エミリコは暗いままの自分の部屋に戻りました。
しかし彼女は、ショーン達との出会いとは違う、別の出会いに思いを馳せていました。
それはサーカスで綱渡りを失敗した日の朝の出来事です。
ミラーサイドの湖畔を歩いていたエミリコは岸辺に座る人影を見つけると、元気に挨拶をします。
こんなところは昔から変わらないようです。
しかし、ミラーサイドの人間かどうか問われたその人影は、突然現れたエミリコに驚くと、肩をびくつかせて急いで振り返りました。
その刹那、風に攫われた帽子。
そこには、エミリコと同じくらいの少女と思しき姿がありました。
服装からすると、エミリコが前話でテントの中で会った人物に似ています。
更に、エミリコが選別会で来ていた服に似ています。
何よりも、第10話でケイトが「大切なもの」と語っていたあのぬいぐるみにそっくりな人影です。
「鏡面のような」出会い。
柱の文は、ミラーサイドの名称の由来となった湖を指したものでしょうか?
それとも、エミリコと正体不明の人物との関係をも示したダブルミーニングなのでしょうか?
エミリコの運命を変えた二日間。
その始まりは、ひょっとしたらシャドーハウスという物語の本当の始まりなのかも知れません。

ケイトの言っていた「帰る家」がエミリコにはなくても、仲間たちが帰るために戦う。短い思い出ですが、それがあるだけでエミリコには強い支えになるでしょう。
しかしこうやって記憶が戻っていくと年上の人物にも知っている顔がいそうですね。
子どもを献上する村がいくつあるかわかりませんが、お披露目があるたびに脱落者がいるのなら選別会も少なくないでしょう。
ひとつの村に年に一度は来てそうですね。
選別会についても1話かけてやるかと思っていましたが、あっさりしてましたね。
選別会に参加できる時点で能力はじゅうぶんというのは納得です。
shadowsblog
が
しました