余談ですが(文章の初めから余談というのもおかしいですが)、今号の冒頭の柱文に「大人たちの棟へ向かう者たち」って書いてありますね。
本ブログではシャドーハウスで用いられる単語は作中に準拠しておりますので、なるべく崩さないよう心掛けています。
例えば、「星つき」は当初「星付き」と表記されておりましたが、2巻発売以降は「星つき」となりましたので記事中ではこう書いています。
また、以前よりご覧下さっている方々は見覚えがあるかと存じますが、かつて「ローブ様」を「ローブシャドー」と書いていたのも一緒です。実は第19話の本誌次号予告には「ローブシャドー」って書いてあったんですよね。ですが公式での呼称が「ローブ様」となったため変更いたしました。(当時の本誌読み返してたらMoMoやナズナさまやリクドウ出てきてビックリしました。えらく懐かしいなあ)
ちなみに「こどもたち」という言葉もそうです。書いている時は多少面倒ですし平仮名だけだと読みにくいのですが、漫画内の表現と統一した方が良いと考えているため敢えて「こどもたち」と書いております。文の並びによっては見にくいかと思いますがご理解いただければ幸いです。
さて、そういった中でこれまでエドワード達が暮らしている場所も「おじい様と共にある棟」と表記してきました。
ローズマリーが第13話の時に「別棟」と言っていた建物です。ショーンも第22話で「別棟」と言っていますが、同エピソードにてエドワードが「おじい様と共にある棟」と呼んでいたので、本ブログでも「おじい様と共にある棟」と書いてきました。
ただ今だから言いますが、この呼び方って書いているとかなりまどろっこしいんですよね。しかも「おじい様」が平仮名なので読んでみると見にくいですし、かといって毎回書く度に鍵括弧つけるのも何だかなあと思っていました。
でも今回、公式で「大人たちの棟」と表記されたからには遠慮はいらないですね。
今後本ブログでは、特段問題がない場合は「おじい様と共にある棟」ではなく「大人たちの棟」と概ね表記いたします!
「概ね」と書いたのは、場合によっては「おじい様と共にある棟」と書くこともあるかも知れないからです。その辺は文章の流れによってまちまちになりますのでご了承ください。
さて、今回の柱文で「大人たちの棟」と書いてあったということは、もちろん作中で大人絡みのエピソードがあったからにほかなりません。実際にエドワードも最初のコマで登場しています。
しかし彼が登場したのはその一コマのみ、しかも足元だけです。残りのストーリーはこどもたちの棟で進んでいきます。
大人たちの棟に「こどもたち」が関わるとしたら、以下の三つしかありません。
「星つき」が招集されたか、「お披露目」か、「お呼ばれ」のいずれかです。
物語は再び、同期を中心に大きく動き始めました。
本ブログではシャドーハウスで用いられる単語は作中に準拠しておりますので、なるべく崩さないよう心掛けています。
例えば、「星つき」は当初「星付き」と表記されておりましたが、2巻発売以降は「星つき」となりましたので記事中ではこう書いています。
また、以前よりご覧下さっている方々は見覚えがあるかと存じますが、かつて「ローブ様」を「ローブシャドー」と書いていたのも一緒です。実は第19話の本誌次号予告には「ローブシャドー」って書いてあったんですよね。ですが公式での呼称が「ローブ様」となったため変更いたしました。(当時の本誌読み返してたらMoMoやナズナさまやリクドウ出てきてビックリしました。えらく懐かしいなあ)
ちなみに「こどもたち」という言葉もそうです。書いている時は多少面倒ですし平仮名だけだと読みにくいのですが、漫画内の表現と統一した方が良いと考えているため敢えて「こどもたち」と書いております。文の並びによっては見にくいかと思いますがご理解いただければ幸いです。
さて、そういった中でこれまでエドワード達が暮らしている場所も「おじい様と共にある棟」と表記してきました。
ローズマリーが第13話の時に「別棟」と言っていた建物です。ショーンも第22話で「別棟」と言っていますが、同エピソードにてエドワードが「おじい様と共にある棟」と呼んでいたので、本ブログでも「おじい様と共にある棟」と書いてきました。
ただ今だから言いますが、この呼び方って書いているとかなりまどろっこしいんですよね。しかも「おじい様」が平仮名なので読んでみると見にくいですし、かといって毎回書く度に鍵括弧つけるのも何だかなあと思っていました。
でも今回、公式で「大人たちの棟」と表記されたからには遠慮はいらないですね。
今後本ブログでは、特段問題がない場合は「おじい様と共にある棟」ではなく「大人たちの棟」と概ね表記いたします!
「概ね」と書いたのは、場合によっては「おじい様と共にある棟」と書くこともあるかも知れないからです。その辺は文章の流れによってまちまちになりますのでご了承ください。
さて、今回の柱文で「大人たちの棟」と書いてあったということは、もちろん作中で大人絡みのエピソードがあったからにほかなりません。実際にエドワードも最初のコマで登場しています。
しかし彼が登場したのはその一コマのみ、しかも足元だけです。残りのストーリーはこどもたちの棟で進んでいきます。
大人たちの棟に「こどもたち」が関わるとしたら、以下の三つしかありません。
「星つき」が招集されたか、「お披露目」か、「お呼ばれ」のいずれかです。
物語は再び、同期を中心に大きく動き始めました。
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嫌な予感はとかく当たるもので、やはり今回お呼ばれを受けたのはルイーズでした。
ルイーズといえばお披露目首席のエリートです。班長の座こそはケイトに譲りましたが、以前のルイーズは模範的なシャドーといっても差し支えない少女でした。
何といっても彼女は「顔」が大好きですからね。お披露目中に、盛んに自分の「顔」を素晴らしいと連呼する様子はまさにシャドーハウスのお影様として相応しい態度でした。
もっとも、そんな風にルイーズがルウのことを「顔」として大切だと強調すればするほど、ケイトがエミリコのことを「個」として尊重する姿勢が際立ったのも事実です。
その最たるものは第24話でしょう。
ルイーズはあのエピソードで、主人とはかけ離れた名前を付けられたエミリコを「愛されていない」と断じました。そのせいでいきなりケイトは窮地に立たされます。
ですが、ケイトはお披露目に落ちるのではないかという不安を乗り越え、エミリコのアシストもあって自分を取り戻しました。その結果はご存じのように、エドワードの目論見を打ち破り、その後は紆余曲折を経て「エミリコ」という少女を取り戻すことに成功します。
第24話の「名前」から第114話の「あなたの名前は」に至る軌跡は何度読み返しても感動です。エミリコを気遣う1巻のケイトに、壮絶な過去とエミリコとの運命の出会いが隠されていたとは驚きでした。
さて、片やルイーズですが、彼女の姿勢はほぼ一貫しています。ルウを含めた自分の全てが大好きな少女、それがルイーズです。
ですが、ルイーズのルウに対する姿勢は当初と今では異なっています。
お披露目の頃はルウのことを単なる「顔」(=生き人形)としてしか捉えていませんでしたが、ベンジャミンと筋トレ仲間になったことで「顔」(生き人形)を大事にするようになりました。マリーローズから「顔」を大切に扱うよう言われた時は気にも留めていなかったのに、実際に生き人形と同じ行動をしたことで、ルイーズの中に「顔」(生き人形)への労りが生まれたのです。
さらに、第100話の同期会で生き人形が人間と知ってからは、「顔」としてのルウだけではなく自分自身の研鑽も積んだようです。第126話では筋トレの成果か、自らのスタイルを自慢するルイーズがいました。
しかし、それでもルイーズの抜け目がないのが、他のこどもたちから見た場合でも“模範的なシャドー”であることに余念がないことです。
第126話では3ページ目で突然ジョンを背負い投げしていましたが、それは単に力自慢をしたかったわけではなく、ジョンが醜態を晒すのを防ぐためでした。
確かに、ここで普通にジョンに注意してしまったらショーンに運ばれているところを目撃される恐れがありました。それを誤魔化すため、話の流れを切らないよう注意しながら背負い技をかけたルイーズのアドリブと行動力は凄いです。加えて自分の強さまでアピールしたのですから一石三鳥といえましょうか。
この辺りは、たった一つの行動でエミリコを制し、リッキーを介抱し、マギーを牽制した第123話のルウの行動を彷彿とさせます。ルウの可愛らしいところだけではなく、頭の回転の速さもルイーズは写し取っていたのかも知れませんね。
ジョンの背負い投げに関しては、ショーンも「自由奔放のようでルールは破らないのがルイーズ様のすごいところだな」と評しています。シャドーハウスのルールの中でうまく立ち回ることができるのがルイーズの強みといえるでしょう。
ところが、それ故かどうかは不明ですがルイーズはお呼ばれされてしまいました。
相手はエドワードですから、ケイトを狙い撃ちにするために敢えて同期を狙った可能性が高いでしょう。
しかし厄介なのが、ルイーズは前述したようにはた目から見ると優秀な点です。年長者や煤量の多い者を差し置いてお呼ばれをするのは普通考えられませんが、模範的なシャドーということでルイーズを選んだのであれば一応筋は通っています。仮にケイトがそれを問い詰めても、エドワードのことですからシラをきるでしょう。
加えて、ルイーズはマリーローズと同じ班だったことも考慮している筈です。
その上ルウはテイラーが管轄するミラーサイド出身ですし、今後のために飴を与えたことも十分考えられます。
この一手もエドワードからすれば一石三鳥でしょうか。彼の得意気な顔が浮かんでくるようです。
おまけに、このタイミングでケイトを大人たちの棟に招いているのも憎らしいです。
ルイーズのお呼ばれを知ったケイトが動揺するのを見たいのか、星つきになったケイトを嘲笑いたいのか、はたまたここでケイトを反乱分子として差し出す証拠を見つけたいのか……
どんな理由があろうとも愉快な理由ではないでしょう。
同期かつ同班という最もケイト組に近い一対を狙ったからには、エドワードはタダで済ます筈がありません。
次回(もしくは近々に)、いよいよ初のケイトVSエドワードの直接対決となるかと思われますが、エドワードがどんな狡猾な手を使ってもケイトには勝利して欲しいですし、叶うならばお披露目の時のように愕然とした表情をさせて、是非ともスカッとさせて欲しいものですね。
ところで、スカッとというより爽快だったのが、リッキーを励ました時のパトリックです。
ルイーズのお呼ばれを耳にした途端、リッキーはルウが死んでしまうと嘆き悲しみましたが、ミラーサイドでの日々を覗き見ている読者にとって彼の悲しみは察するに余りありました。
「人間らしい感情を取り戻していたのに」
これはルウだけではなくリッキー自身にも当てはまることを想像すれば、彼の慟哭も分かろうものです。
しかし、「大切な存在」
いや、それ以上の「ソウルメイト」を守ろうと励ますパトリック横顔は、なんと勇敢なことでしょうか。
ケイトは第1話で、シャドーの個性として洋服とエミリコ、そして「横顔」を挙げていましたが、ルウを絶対に助けんとするパトリックの力強い横顔は頼もしいといったらありません。
リッキーは第97話で「俺はパトリック様を信じよう」と心の中で誓っていましたが、パトリックのこの姿を見たリッキーは、信じるに値する姿を見せた主人に救われたことと思います。毎度固い絆を見せてくるパトリック組ですが、まだまだ今後も「ソウルメイト」として焼けつくような熱い関係を見せてくれることに大期待です。
そして、最後はその予感が現実になりそうなシーンで幕を閉じました。
ケイトがパトリックを星つきに指名したからです。
お披露目前夜。
彼らは星つきを目指していましたが、それは邪魔者を蹴落としてでも手に入れようという不遜な態度でした。
しかし、今の彼らからはそんな気配など微塵も感じられません。
苦楽を分かち合い成長し続けるパトリックとリッキー。
「ソウルメイト」がこどもたちの棟をどう治めていくのか楽しみになってきました!
嫌な予感はとかく当たるもので、やはり今回お呼ばれを受けたのはルイーズでした。
ルイーズといえばお披露目首席のエリートです。班長の座こそはケイトに譲りましたが、以前のルイーズは模範的なシャドーといっても差し支えない少女でした。
何といっても彼女は「顔」が大好きですからね。お披露目中に、盛んに自分の「顔」を素晴らしいと連呼する様子はまさにシャドーハウスのお影様として相応しい態度でした。
もっとも、そんな風にルイーズがルウのことを「顔」として大切だと強調すればするほど、ケイトがエミリコのことを「個」として尊重する姿勢が際立ったのも事実です。
その最たるものは第24話でしょう。
ルイーズはあのエピソードで、主人とはかけ離れた名前を付けられたエミリコを「愛されていない」と断じました。そのせいでいきなりケイトは窮地に立たされます。
ですが、ケイトはお披露目に落ちるのではないかという不安を乗り越え、エミリコのアシストもあって自分を取り戻しました。その結果はご存じのように、エドワードの目論見を打ち破り、その後は紆余曲折を経て「エミリコ」という少女を取り戻すことに成功します。
第24話の「名前」から第114話の「あなたの名前は」に至る軌跡は何度読み返しても感動です。エミリコを気遣う1巻のケイトに、壮絶な過去とエミリコとの運命の出会いが隠されていたとは驚きでした。
さて、片やルイーズですが、彼女の姿勢はほぼ一貫しています。ルウを含めた自分の全てが大好きな少女、それがルイーズです。
ですが、ルイーズのルウに対する姿勢は当初と今では異なっています。
お披露目の頃はルウのことを単なる「顔」(=生き人形)としてしか捉えていませんでしたが、ベンジャミンと筋トレ仲間になったことで「顔」(生き人形)を大事にするようになりました。マリーローズから「顔」を大切に扱うよう言われた時は気にも留めていなかったのに、実際に生き人形と同じ行動をしたことで、ルイーズの中に「顔」(生き人形)への労りが生まれたのです。
さらに、第100話の同期会で生き人形が人間と知ってからは、「顔」としてのルウだけではなく自分自身の研鑽も積んだようです。第126話では筋トレの成果か、自らのスタイルを自慢するルイーズがいました。
しかし、それでもルイーズの抜け目がないのが、他のこどもたちから見た場合でも“模範的なシャドー”であることに余念がないことです。
第126話では3ページ目で突然ジョンを背負い投げしていましたが、それは単に力自慢をしたかったわけではなく、ジョンが醜態を晒すのを防ぐためでした。
確かに、ここで普通にジョンに注意してしまったらショーンに運ばれているところを目撃される恐れがありました。それを誤魔化すため、話の流れを切らないよう注意しながら背負い技をかけたルイーズのアドリブと行動力は凄いです。加えて自分の強さまでアピールしたのですから一石三鳥といえましょうか。
この辺りは、たった一つの行動でエミリコを制し、リッキーを介抱し、マギーを牽制した第123話のルウの行動を彷彿とさせます。ルウの可愛らしいところだけではなく、頭の回転の速さもルイーズは写し取っていたのかも知れませんね。
ジョンの背負い投げに関しては、ショーンも「自由奔放のようでルールは破らないのがルイーズ様のすごいところだな」と評しています。シャドーハウスのルールの中でうまく立ち回ることができるのがルイーズの強みといえるでしょう。
ところが、それ故かどうかは不明ですがルイーズはお呼ばれされてしまいました。
相手はエドワードですから、ケイトを狙い撃ちにするために敢えて同期を狙った可能性が高いでしょう。
しかし厄介なのが、ルイーズは前述したようにはた目から見ると優秀な点です。年長者や煤量の多い者を差し置いてお呼ばれをするのは普通考えられませんが、模範的なシャドーということでルイーズを選んだのであれば一応筋は通っています。仮にケイトがそれを問い詰めても、エドワードのことですからシラをきるでしょう。
加えて、ルイーズはマリーローズと同じ班だったことも考慮している筈です。
その上ルウはテイラーが管轄するミラーサイド出身ですし、今後のために飴を与えたことも十分考えられます。
この一手もエドワードからすれば一石三鳥でしょうか。彼の得意気な顔が浮かんでくるようです。
おまけに、このタイミングでケイトを大人たちの棟に招いているのも憎らしいです。
ルイーズのお呼ばれを知ったケイトが動揺するのを見たいのか、星つきになったケイトを嘲笑いたいのか、はたまたここでケイトを反乱分子として差し出す証拠を見つけたいのか……
どんな理由があろうとも愉快な理由ではないでしょう。
同期かつ同班という最もケイト組に近い一対を狙ったからには、エドワードはタダで済ます筈がありません。
次回(もしくは近々に)、いよいよ初のケイトVSエドワードの直接対決となるかと思われますが、エドワードがどんな狡猾な手を使ってもケイトには勝利して欲しいですし、叶うならばお披露目の時のように愕然とした表情をさせて、是非ともスカッとさせて欲しいものですね。
ところで、スカッとというより爽快だったのが、リッキーを励ました時のパトリックです。
ルイーズのお呼ばれを耳にした途端、リッキーはルウが死んでしまうと嘆き悲しみましたが、ミラーサイドでの日々を覗き見ている読者にとって彼の悲しみは察するに余りありました。
「人間らしい感情を取り戻していたのに」
これはルウだけではなくリッキー自身にも当てはまることを想像すれば、彼の慟哭も分かろうものです。
しかし、「大切な存在」
いや、それ以上の「ソウルメイト」を守ろうと励ますパトリック横顔は、なんと勇敢なことでしょうか。
ケイトは第1話で、シャドーの個性として洋服とエミリコ、そして「横顔」を挙げていましたが、ルウを絶対に助けんとするパトリックの力強い横顔は頼もしいといったらありません。
リッキーは第97話で「俺はパトリック様を信じよう」と心の中で誓っていましたが、パトリックのこの姿を見たリッキーは、信じるに値する姿を見せた主人に救われたことと思います。毎度固い絆を見せてくるパトリック組ですが、まだまだ今後も「ソウルメイト」として焼けつくような熱い関係を見せてくれることに大期待です。
そして、最後はその予感が現実になりそうなシーンで幕を閉じました。
ケイトがパトリックを星つきに指名したからです。
お披露目前夜。
彼らは星つきを目指していましたが、それは邪魔者を蹴落としてでも手に入れようという不遜な態度でした。
しかし、今の彼らからはそんな気配など微塵も感じられません。
苦楽を分かち合い成長し続けるパトリックとリッキー。
「ソウルメイト」がこどもたちの棟をどう治めていくのか楽しみになってきました!
