「不審な便り」といえば、先日とある知人から電話がきました。
この知人と最後に連絡を取ったのは大体6年ほど前ですから、結構遡ります。東京オリンピックよりも前と考えるとかなり昔に感じられますね。それほどに疎遠になっていました。
ただ、こう言ってはなんですが予期はしていました。
なぜならこの“知人”は、某著名団体の会員だからです。
先月高市早苗総理が衆議院を解散していましたが、知人の所属する団体は某党と関連が深く、かつては国政選挙となれば頻繁に電話が掛かってきては投票の勧誘があったため、すぐにピンと来たのです。
悲しいかな、その予想は当たりました。
政治というセンシティブな話題のため詳細は省きますが、私自身の感想を言わせてもらうと「時間の浪費」でしかありませんでした。近年のネット社会では至る所で“不審な便り”が表れては注意喚起がなされていますが、好ましからざる人物からの連絡というのは、かくも愉快なものではないなあと感じた次第です。
さて、シャドーハウスとかけ離れた話をしてしまいましたが、今回のエピソードではまさに“不審な便り”がこどもたちの棟に届きました。しかもその送り主は、ケイトにとって味方とは言えない人物です。
となれば“便り”の内容を見る目も慎重になろうものでしょう。
しかしながら、その“不審な便り”はケイト陣営にとって重要な知らせでした。
そして奇しくも、かつてこどもたちの棟で行われた“選挙”に関わるキャラクターがラストで遂に動き出します。
この知人と最後に連絡を取ったのは大体6年ほど前ですから、結構遡ります。東京オリンピックよりも前と考えるとかなり昔に感じられますね。それほどに疎遠になっていました。
ただ、こう言ってはなんですが予期はしていました。
なぜならこの“知人”は、某著名団体の会員だからです。
先月高市早苗総理が衆議院を解散していましたが、知人の所属する団体は某党と関連が深く、かつては国政選挙となれば頻繁に電話が掛かってきては投票の勧誘があったため、すぐにピンと来たのです。
悲しいかな、その予想は当たりました。
政治というセンシティブな話題のため詳細は省きますが、私自身の感想を言わせてもらうと「時間の浪費」でしかありませんでした。近年のネット社会では至る所で“不審な便り”が表れては注意喚起がなされていますが、好ましからざる人物からの連絡というのは、かくも愉快なものではないなあと感じた次第です。
さて、シャドーハウスとかけ離れた話をしてしまいましたが、今回のエピソードではまさに“不審な便り”がこどもたちの棟に届きました。しかもその送り主は、ケイトにとって味方とは言えない人物です。
となれば“便り”の内容を見る目も慎重になろうものでしょう。
しかしながら、その“不審な便り”はケイト陣営にとって重要な知らせでした。
そして奇しくも、かつてこどもたちの棟で行われた“選挙”に関わるキャラクターがラストで遂に動き出します。
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今回の第233話をざっと辿っていくと、前回の続きがそのまま描かれた形ですね。
第232話は暫くぶりのコミカルなエピソードでしたが、それがほぼそっくり続くのを読んで胸をなでおろしました。
確かに、今現在のシャドーハウスは緊急事態です。
アンソニーに扇動されたこどもたちが大人たちの棟を襲撃している最中ですからね。もはや引き返すのが不可能な、一刻を争う事態なのですから悠長にはしていられません。
ただ、そんな緊張感のあるストーリーも見ていて手に汗握りますが、それだけだと息が詰まるというもの。昔々の1巻の頃のような、いやそれが贅沢なら、お披露目の頃のような僅かながらも微笑ましいお話も読んでみたいというのが人情です。
ですから、こうした日常回のようなエピソードが挟まれるのは凄い歓迎です!
逆に言えば全然ストーリーが動いていないじゃないかというのも否めませんが、やっぱりソウマトウ先生も仰っている通りシャドーハウスは「群像劇」ですからね。作品そのものに惚れた身として、余すことなく様々な視点が描写されるのは嬉しい限りこの上ないです。
しかし、そう思っていたら少々読み違えていたことに気が付きました。
今回の扉絵には最近のエピソードが時系列に図示されているのですが(第177話の扉絵にも似たのありましたね)(毎回ミニキャラ可愛い)、どうやら第232話・第233話のエピソードは大人たちの棟の襲撃より少し前の描写だとのことです。
なるほど、それならジョンをはじめとして皆が割とリラックスしているのも納得です。
思い返せば前回の4ページ目の冒頭にも「騒動の数時間前」「星つきが大人たちの棟を案内されていた頃」とナレーションされていました。
扉絵の第232話の上にはクリストファー派(というかアンソニー陣営)の動きとして「ケイトを反逆者に仕立てる」「シャドーのコピーを量産」とあることから、前回のジョンがすすバトを見つけた頃には多くのこどもたちがクリストファーのもとに集結して出撃体制を整えていたものと思われますが、ジョンをはじめとする同期組・研究班・風紀班は当然そんな動きを知る由もない状況だったことが分かります。
それによってつつがなく(?)日常を謳歌し、危機を免れることができたと考えると、何が幸いするのか分からないものですね。
ところで、まだ本編の話題に入ることができなくて申し訳ありませんが、扉絵を見て二つ気付いたことがあります。
まず一つは、前回登場した複数のギルバートはやはり「コピー」だったことです。
前々回、「模倣の間」からモーフが消えたことを聞いてドロシーは大変ご立腹でしたが、モーフ達を使ってアンソニーはこどもたちのコピーを作っていたことが確定しました。
アンソニーならやりかねないとは思っていましたが彼は悪い期待を裏切りませんね。相変わらずやることなすこと倫理観の欠片もありません。まあそれでこそアンソニーですが……
それともう一つは、第222話でクリストファーが「正義を執行する」と宣言する前にアンソニーが演説で言っていた「すでに精鋭部隊がバリケードを張り栄光の廊下を封鎖した!」の“精鋭部隊”とは誰のことだったのかという点です。
私は今回のエピソードを読んで、前回のギルバートがコピーだったと判明したことで「もしかしたら“精鋭部隊”ってオリジナルのシャドー(=オリジナルのギルバートやリンジー)かも知れない」と考えたのですが、第222話をよく読むと大広間に集められたこどもたちの中にはリンジー組がちゃんといます。
シャドーのコピーは作れても生き人形のコピーは作れるわけないですから、この大広間にいるリンジー組は二人ともコピーでない可能性は高いでしょう。するとこの“精鋭部隊”って結局誰なんだという疑問は分からないままです。
で、少し考えて思ったのが「“精鋭部隊”ってこどもたちではないのではないか?」ということです。
だとすれば、残るは大人の中にルイスのような協力者がいるか、或いは「顔の見えない人形」のどちらかではないでしょうか。
個人的には、アンソニーが「顔の見えない人形」に扮していたことを踏まえると、生身の人間である「顔の見えない人形」の中に仲間がいてもおかしくない気がします。その中には屈強な人物もいるかも知れませんし、その可能性は高いと考えています。
さて、ここまで色々述べてきましたが、ようやく第233話の本編の話が出来そうです。それではここからは内容を振り返っていきましょう。
今回重きが置かれていたのはサブタイトルの通り「不審な便り」です。
この“便り”はエドワードから届いたものですが、エドワードらしさが満載でしたね。
なにせお披露目で使っていた駒を送る時点で意味不明ですし、そこにメッセージを仕込むという念の入れようです。しかもそのメッセージも「ケイトは生意気」「ジョンはバカ」「パトリックは泣き虫」「ルイーズは高飛車」と、かつてのバービーのあだ名付けを彷彿とさせる内容。
それぞれ悪口ではあるものの的を射ているのがこれまた憎いです。ジョンもルイーズも腹立つのも分かります。そりゃ机叩いて怒るのも仕方ありません。
ただ、「お披露目」「謎解き」とくれば頼もしい味方がこちらにはいます。
ラムです。
一通りジョンのボケ、パトリックのツッコみ、ルイーズのアイディア、エミリコを思い出して落ち込むショーン、相変わらずのカップルぶりを発揮するルウとリッキーの描写が終わるとおもむろに口を開きました。
ラム曰く、エドワードがお披露目の時に使ったギミックは同期組が全員で解決したものではない=知らない人がいるから違う、というものです。
確かに慧眼です。同期組の誰かが知らなければそれだけで正解に辿り着く確率はぐんと減ります。実際に、もしもラムが知らないギミックをエドワードが今回用いていたら謎は謎のまま終わっていたことでしょう。ここに気付くのが流石ラムだと思いました。
そして各メッセージをかつてのフェーヴの鍵のように組み合わせ、そこからエドワードの真のメッセージを探し出したジョン達ケイト陣営。
その手紙には、エドワードがアンソニーを共通の敵だと認識したことと、マリーローズとローズマリーに再会したことが綴られていました。
お披露目脱落から復活したラムの着想が、マリーローズとローズマリーの復活の知らせをケイト陣営にもたらすとはなんとも言えない妙を感じます。
この知らせを目にしたこどもたちの棟のケイト陣営がどう動くのか非常に楽しみになってきました。
さて、エドワード、そしてマリーローズとローズマリーが本格的に物語に関わっていきそうな展開を迎え、遂にあの組の様子が描かれました。
バーバラとバービーです。
かつてこどもたちの棟のトップだった二人。
かつて自分たちが鳴らしていたハンドベルの音を聞いて何を思っているのでしょうか。
願わくば、もう一度立ち上がったバーバラが再び心折れるようなことは起こって欲しくないです。
今回の第233話をざっと辿っていくと、前回の続きがそのまま描かれた形ですね。
第232話は暫くぶりのコミカルなエピソードでしたが、それがほぼそっくり続くのを読んで胸をなでおろしました。
確かに、今現在のシャドーハウスは緊急事態です。
アンソニーに扇動されたこどもたちが大人たちの棟を襲撃している最中ですからね。もはや引き返すのが不可能な、一刻を争う事態なのですから悠長にはしていられません。
ただ、そんな緊張感のあるストーリーも見ていて手に汗握りますが、それだけだと息が詰まるというもの。昔々の1巻の頃のような、いやそれが贅沢なら、お披露目の頃のような僅かながらも微笑ましいお話も読んでみたいというのが人情です。
ですから、こうした日常回のようなエピソードが挟まれるのは凄い歓迎です!
逆に言えば全然ストーリーが動いていないじゃないかというのも否めませんが、やっぱりソウマトウ先生も仰っている通りシャドーハウスは「群像劇」ですからね。作品そのものに惚れた身として、余すことなく様々な視点が描写されるのは嬉しい限りこの上ないです。
しかし、そう思っていたら少々読み違えていたことに気が付きました。
今回の扉絵には最近のエピソードが時系列に図示されているのですが(第177話の扉絵にも似たのありましたね)(毎回ミニキャラ可愛い)、どうやら第232話・第233話のエピソードは大人たちの棟の襲撃より少し前の描写だとのことです。
なるほど、それならジョンをはじめとして皆が割とリラックスしているのも納得です。
思い返せば前回の4ページ目の冒頭にも「騒動の数時間前」「星つきが大人たちの棟を案内されていた頃」とナレーションされていました。
扉絵の第232話の上にはクリストファー派(というかアンソニー陣営)の動きとして「ケイトを反逆者に仕立てる」「シャドーのコピーを量産」とあることから、前回のジョンがすすバトを見つけた頃には多くのこどもたちがクリストファーのもとに集結して出撃体制を整えていたものと思われますが、ジョンをはじめとする同期組・研究班・風紀班は当然そんな動きを知る由もない状況だったことが分かります。
それによってつつがなく(?)日常を謳歌し、危機を免れることができたと考えると、何が幸いするのか分からないものですね。
ところで、まだ本編の話題に入ることができなくて申し訳ありませんが、扉絵を見て二つ気付いたことがあります。
まず一つは、前回登場した複数のギルバートはやはり「コピー」だったことです。
前々回、「模倣の間」からモーフが消えたことを聞いてドロシーは大変ご立腹でしたが、モーフ達を使ってアンソニーはこどもたちのコピーを作っていたことが確定しました。
アンソニーならやりかねないとは思っていましたが彼は悪い期待を裏切りませんね。相変わらずやることなすこと倫理観の欠片もありません。まあそれでこそアンソニーですが……
それともう一つは、第222話でクリストファーが「正義を執行する」と宣言する前にアンソニーが演説で言っていた「すでに精鋭部隊がバリケードを張り栄光の廊下を封鎖した!」の“精鋭部隊”とは誰のことだったのかという点です。
私は今回のエピソードを読んで、前回のギルバートがコピーだったと判明したことで「もしかしたら“精鋭部隊”ってオリジナルのシャドー(=オリジナルのギルバートやリンジー)かも知れない」と考えたのですが、第222話をよく読むと大広間に集められたこどもたちの中にはリンジー組がちゃんといます。
シャドーのコピーは作れても生き人形のコピーは作れるわけないですから、この大広間にいるリンジー組は二人ともコピーでない可能性は高いでしょう。するとこの“精鋭部隊”って結局誰なんだという疑問は分からないままです。
で、少し考えて思ったのが「“精鋭部隊”ってこどもたちではないのではないか?」ということです。
だとすれば、残るは大人の中にルイスのような協力者がいるか、或いは「顔の見えない人形」のどちらかではないでしょうか。
個人的には、アンソニーが「顔の見えない人形」に扮していたことを踏まえると、生身の人間である「顔の見えない人形」の中に仲間がいてもおかしくない気がします。その中には屈強な人物もいるかも知れませんし、その可能性は高いと考えています。
さて、ここまで色々述べてきましたが、ようやく第233話の本編の話が出来そうです。それではここからは内容を振り返っていきましょう。
今回重きが置かれていたのはサブタイトルの通り「不審な便り」です。
この“便り”はエドワードから届いたものですが、エドワードらしさが満載でしたね。
なにせお披露目で使っていた駒を送る時点で意味不明ですし、そこにメッセージを仕込むという念の入れようです。しかもそのメッセージも「ケイトは生意気」「ジョンはバカ」「パトリックは泣き虫」「ルイーズは高飛車」と、かつてのバービーのあだ名付けを彷彿とさせる内容。
それぞれ悪口ではあるものの的を射ているのがこれまた憎いです。ジョンもルイーズも腹立つのも分かります。そりゃ机叩いて怒るのも仕方ありません。
ただ、「お披露目」「謎解き」とくれば頼もしい味方がこちらにはいます。
ラムです。
一通りジョンのボケ、パトリックのツッコみ、ルイーズのアイディア、エミリコを思い出して落ち込むショーン、相変わらずのカップルぶりを発揮するルウとリッキーの描写が終わるとおもむろに口を開きました。
ラム曰く、エドワードがお披露目の時に使ったギミックは同期組が全員で解決したものではない=知らない人がいるから違う、というものです。
確かに慧眼です。同期組の誰かが知らなければそれだけで正解に辿り着く確率はぐんと減ります。実際に、もしもラムが知らないギミックをエドワードが今回用いていたら謎は謎のまま終わっていたことでしょう。ここに気付くのが流石ラムだと思いました。
そして各メッセージをかつてのフェーヴの鍵のように組み合わせ、そこからエドワードの真のメッセージを探し出したジョン達ケイト陣営。
その手紙には、エドワードがアンソニーを共通の敵だと認識したことと、マリーローズとローズマリーに再会したことが綴られていました。
お披露目脱落から復活したラムの着想が、マリーローズとローズマリーの復活の知らせをケイト陣営にもたらすとはなんとも言えない妙を感じます。
この知らせを目にしたこどもたちの棟のケイト陣営がどう動くのか非常に楽しみになってきました。
さて、エドワード、そしてマリーローズとローズマリーが本格的に物語に関わっていきそうな展開を迎え、遂にあの組の様子が描かれました。
バーバラとバービーです。
かつてこどもたちの棟のトップだった二人。
かつて自分たちが鳴らしていたハンドベルの音を聞いて何を思っているのでしょうか。
願わくば、もう一度立ち上がったバーバラが再び心折れるようなことは起こって欲しくないです。

「精鋭部隊」の構成員の謎、確かに違和感が残っているにもかかわらず考えもしていなかったので、こちらの記事で「確かに気になる...!」とハッと気付かされました...
shadowsblog
が
しました