「かりそめ」とはまたシャドーハウスらしいサブタイトルだな、と思っていたのですが、此度調べてみたらこの語句を誤解していたことに気が付きました。

「一時しのぎ」とか「その場しのぎ」といった意味の言葉だそうです。

てっきり、「仮の様子」だとか「表装の取り繕い」或いは「偽りの姿」といった意味だと思い込んでいたので、言葉自体は知っていたものの、これまで使う機会がなくて良かったです。恥ずかしながらまだまだ勉強しないといけないことがいっぱいです。


ところが、もっと調べてみると「かりそめ」は「仮様」(かりさま)という言葉が訛った語句らしいです。

そして「仮様」という言葉はそのまま「仮の姿」「仮の様子」といった意味を持っており、それが徐々に変化して「一時しのぎ」「その場しのぎ」という意味合いの語句になったとのことでした。(※諸説あります)


しかし、「かりそめ」はもっと広い意味を持っています。

「さして重要でないこと」「軽々しい」といった意味合いも持つそうです。


こうなるとシャドーハウスらしからぬ言葉ですね。

ケイトとエミリコが暮らすシャドーハウスでは、全ての人物たちの行動が重い意味を持ち、軽い気持ちでいようものなら厳しい現実が待ち構える。そんな場所です。

実際に、ケイトも頭に血が上って突っ走ることは何度もありましたが、それでも目先の利益だけを狙い行動することはありませんでした。それは「みんなを助けたい」という固い決意があったからでしょう。


ところが今回のお話では「みんなを助けたい」という自分の信念を守るため、ケイトは「一時しのぎ」の手段に手を染めてしまいます。

星つきとしての最初の仕事は、かくも残酷なものでした。続きを読む