今まで考えたこともなかったのですが、「暗示」と「洗脳」って違うらしいですね。

「暗示」はコントロールしようとする相手に、無意識に特定の感覚や観念・意図を呼び起こさせる要因(物でも行動でもOK)だそうです。

それに対し、「洗脳」はコントロールしようとする相手に、手段を問わず主義や主張を改めさせることを指します。

用法としては、「暗示」は相手をコントロールするための行動、「洗脳」は相手をコントロールすることそのものを指す、と言い換えても良いかも知れません。なるほどこれまで見聞きした文章を振り返ると確かにそんな気がしてきました。(間違って使っていないか過去記事を取り急ぎ確認中)


ただそれだけではなく、言葉の意味自体も結構違いますね。

上記の意味を読んでみれば、「暗示」がポジティブな意味でも使われるの対し、「洗脳」が良い意味で使われることがないのがよく分かります。

シャドーハウスのこどもたちの棟で行われているのは「洗脳」、これ以上の表現はないでしょう。


そういえば「暗示」に関しては自分自身に行うこともありますね。スポーツ選手や俳優が試合や本番前に「自己暗示」をすることを「アンカリンク」と呼ぶそうです。

現在フランスでラグビーワールドカップ2023が開催されていますが、前々回大会でブームになった五郎丸歩元代表の特徴的なポーズを覚えている方も多いかと存じます。2000年のシドニーオリンピックで金メダルを取った高橋尚子選手も競技前にhitomi氏の「LOVE2000」を愛聴していたというエピソードもあります。

このように自分自身のコンディションを整え、力を100%発揮させるために「暗示」は非常に効果的なのです。


そんな「洗脳」と似て非なる「暗示」が今回のお話では描かれました。

その使い手はもちろん、シャドーハウスの支配や慣習とは無縁のあの少女です。
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