来客のない奇妙な館 ~シャドーハウス考察ブログ~

ヤングジャンプで連載中のソウマトウ先生作、“シャドーハウス”の考察ブログです。

第185話 作戦続行【感想+考察】

今話の事前告知にて、さらっとではありましたがソウマトウ先生から懐かしい話題が出ましたね。

こちらのツイートです。

先生が仰る「きららでゲスト掲載したとき」とは、まんがタイムきららで連載された「ゆるコワガール」のことだと思います。2011年11月~2012年2月の3か月間に亘って掲載されていました。

覚えている方もいらっしゃるかも知れませんが、実は過去記事にてご紹介しています。
→ソウマトウ先生の過去作品のご紹介(ゆるコワガール)

ということで、せっかくなので1/2扉の画像を載せてみましょう。
扉

残念ながら私が持っているのは最終回のまんがタイムきららだけですので、ソウマトウ先生が今回のツイートで言及したのがこの扉絵かどうかは分かりません。

でもこう見比べてみると、可愛い女の子達が笑顔で画面いっぱいに描かれているのが何となく似た雰囲気ですよね! もし可能であれば「ゆるコワガール」の1話・2話の扉絵と並べてみてみたいものであります。(ネット上で探してもほぼ本ブログの情報ばかりで見つからず。検索の邪魔だなあ…)(自虐)


さて、それはさておきシャドーハウスの話へとまいりましょうかね。

シャドーハウスとは思えないくらいに賑やかで、朗らかなシーン。

こんなにもたくさんのキャラクター達が楽しげでいるのはそうですね、第156話以来ではないでしょうか?

第156話といえばケイトが星つきになってから間もないエピソードです。ネタバレ防止のため詳細は伏せますが、当時のケイトは「かりそめ」の手段でバーバラを救ったが故に意気消沈していました。

しかしそんなケイトの心を救ったのは、彼女の部屋を訪れた仲間たちの姿でした。

「星つきと仲良し作戦」で距離の縮まったベンジャミン、「無能力者襲撃事件」解決の協力者エリザベス&ロレッタ、班員のイザベルとミラベル、そして同期のパトリックとルイーズ。

広くガランとした部屋があれほどに明るくなったのは初めてのことだったでしょう。エミリコの嬉しそうな顔といったらありません。


ですが、今ケイトが抱える苦悩はこの回から始まったのは間違いありません。

ラストで微笑むルウ。

彼女を救うためのタイムリミットが刻一刻と迫っているからです。ダグラスはその現実から目を離すなとケイトに忠告しました。残酷な二者択一がケイトを苦しませます。


ところが、そんなケイトに頼もしい援軍が現れました。

仲間を救おうと奮闘するケイト。

そこに10人もの新しい仲間が加わりました。続きを読む

第184話 二人の侵入者【感想】

年明けからもう一か月です。

明日から二月とは時が経つのは早いものですね。何だかまだ一月中旬じゃないかと錯覚しそうな気分です。

しかし悲しいかな、既に一年の十二分の一が過ぎてしまいました。そろそろ心引き締めていかねばなりません。(遅い)

ところでpixivFANBOXの話題になりますが、実は昨日まで会員向けにこんなサービスがありました。

辰年

ネットワークプリントによる、ソウマトウ先生描き下ろしの年賀状です!
ケイト格好良い!  あとの三人は滅茶苦茶コミカル!!

ケイトは昨年と同じテイストで、今年は辰年ということで龍を形作るすす能力を発揮しています。

こう見てみるとケイトのすす能力は万能ですね。是非とも全部の干支を拝みたいので、あと10年はシャドーハウスの連載が続いてくれないかなあと思います(割と本気で)

かたやエミリコとジョンとショーンは、龍の着ぐるみ?でしょうか。等身が低くてゴジラっぽいフォルムですが多分龍でしょう。ガオーと吠えているのが可愛らしいです。

こうした描写は本編にはまず出てこないので見ていて楽しいですね。この三人以外でも、ルウなんかは乗り気で着てくれそうですし、3期放映の暁にはマルイコラボとかで同期の干支衣装とかも見てみたいです。個人的にはエミリコは酉、ショーンは羊、ラムは卯で確定かな?(第31話参照)


さて、無理矢理干支と繋げるわけではないですが、龍に関連した諺に「竜頭蛇尾」という言葉があります。

読んで字のごとく「頭は竜で尻尾は蛇」、つまりは「最初は竜のように勢い盛んだったのに終わりになると面影なく衰えること」を意味します。比較的よく使われる諺だと思います。

こう見てみるとシャドーハウスという作品とは全然関係ないですね。

何と言ってもシャドーハウスはその真逆、序盤はじっと耐えて勢いを貯めて、ストーリーが本筋に入るや否や大ブレイクした作品だからです。この勢いはこれから先もずっと続くと私は信じています!


しかし、作中を眺めてみるとそんなエピソードばかりではありません。多種多様なキャラクター達が各々の意志でバラエティに富んだ人生を歩んでいるからです。

その道筋で残念ながら挫折した登場人物もいます。また、主人公であるケイトとエミリコも例外ではなく時には失敗し足踏みすることもしばしばあります。

何事もうまくいく。そんな都合の良いことはシャドーハウスという館ではありえないのです。


今回のエピソードでは、とある人物がそんな苦い普遍的事実を味わうさまが描かれました。

「完璧な世界」を目指すエドワード。

彼の「ご高説」は「竜頭蛇尾」に終わりました。続きを読む

第183話 サーカスの記憶【感想+考察】

昨年末、エミリコのとびきりの笑顔で幕を閉じたシャドーハウス。

第152話で締め括られた一昨年と比べると実に爽快な年越しとなりましたね。『第152話ってどんなエピソードだったっけ?』と思った方は単行本14巻をご参照下さい。エドワードがバーバラに最悪の「真実」を暴露したあのエピソードです。痛々しい姿でこどもたちの棟へ辿り着いたバーバラとバービーの姿を見て「この続きを見るには来年まで待たなければいけないのか……」と思ったことを昨日のことのように思い出せます。

そんな風に当時の事を考えれば、第182話が令和5年のラストを飾ったお陰で年末を心穏やかに過ごすことが出来ました。もしかしたらシャドーハウスを読み始めてから初めてのことかも知れません(笑)

なにせ一昨年の年末はこどもたちの棟に突然トマスが現れるし、その前の年末は「殺してやろうかしら」(byアイリーン)「内側から壊せばいい……!!」ニタッ(byエドワード)でしたからね。というか読み返すと年末になるとエドワード滅茶苦茶絡んでくるなあ、なんてこった。(ちなみにその前の2019年の年末は第51話の“シャドーボクシング回”です。振れ幅が凄い)

ということで、前回の第182話を読んでから早く翌回を見たくてたまりませんでした。どのくらい楽しみにしていたかと言いますと、更新日が休みなのを良いことに1月3日の夜中まで起きてすぐに読んだくらいです。第182話ラストのエミリコの笑顔は、それだけこれからの希望を感じさせるシーンでありました。


ところが、うまくいくことばかりではありません。

途中まではそんな楽観的な私の予感を裏付けるような展開が繰り広げられますが、物語が進むにつれて明らかになったのは、ケイトやエミリコ・新人達だけではなく、読者全ての予想を覆す「真実」でした。

これまでのシャドーハウスの道のりとは異なり、本年の年始はあのエドワードが「動かぬ証拠」を携えて登場です。続きを読む
最新コメント
アクセスカウンター
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

  • ライブドアブログ