儚く願うことも憚られる冀望(きぼう)がある―――。
これは、今回の扉絵に書かれていた煽り文です。
扉絵にはバーバラとバービーが描かれていますね。第150話を目前にして、こどもたちの棟のリーダーがとうとう単独主従でカラー扉を飾りました。一対のみの主従がカラー扉となったのは、第100話のシャーリーとラム以来でしょうか。それより前だと、第68話のジョンとショーンまで遡ります。
確か、第68話の時は
「眷属ではないけれど、常にその声が届く距離に、俺は―――。」
なんていう、今のショーンが見たら恥ずかしがるであろう台詞が並んでいました。あ、でも第144話の涙や第145話の絶望的な表情を思うと、この煽り文もショーンの本音かも知れませんね。(絶対ジョンの前では言わないだろうけど)
さて、漫画の煽り文は大抵担当編集者が考えるそうですが、シャドーハウスもサブタイトルと煽り文は担当者の方が考案しているとのことです。(第116話のサブタイトルのみ例外)
これまでもご紹介してきましたが、どのタイトルも煽り文も工夫凝らされていますよね。
エピソードのテーマを表現したもの、読み終えて初めて理解できるもの、故事から取ったもの等々……
お気に入りをそれぞれ一つ上げるとするならば、タイトルは第68話の「破鏡不照」、煽り文は第41話の「覆い隠される、誰何の視線―――。」が好きですね。どちらも普段使わない語句が用いられていることで、謎多きシャドーハウスの世界観がこれでもかと表現されています。
それと、最終ページの柱に書いてある煽り文としては、第24話の「ここでは、口が裂けても言えないけれど―――。」も見逃せません。10巻まで読んだ方ならお判りでしょうが、私も改めて読み返して唸りました。この頃から最新話に至るまでのストーリーが練られていたのでしょう。シャドーハウスの構成には本当に驚かせられますね。
そして、今回の煽り文にも「冀望」なんていう難しい感じが使われています。
調べてみると「冀」は「こいねがう」という意味だそうです。
おおっ!?扉絵のバーバラとバービーにぴったりです!
バーバラは憧れの人物との再会を願い、バービーは主人の願いを叶えようと奮闘しています。
彼女達を一言で、いや一字で表すにこれ以上の言葉はないでしょう。さすがシャドーハウスの担当者です!
ところが、実は先日ソウマトウ先生からツイッターでアナウンスがありました。
なんと担当者の方が最近変わったそうです!
(該当ツイート→気付いたひとは気付いてそうですが)
ツイートにて先生は、勘づいている読者もいると推察しておりますが、恥ずかしながら私は全然気付きませんでした。不覚っ!
しかし裏を返せば、新しい担当者の方もこれまでの歴代担当者と同じく、シャドーハウスを深く理解しサポートして下さる心強いエキスパートということでしょう。これからの煽り文もサブタイトルも楽しみになってきました。
さて、長くなりましたね。本題に入りましょう。
バーバラとバービーの願い。
冒頭の煽り文の如く、未だ思い出すことすら許されない深い傷と共に、それは隠されていました。続きを読む
これは、今回の扉絵に書かれていた煽り文です。
扉絵にはバーバラとバービーが描かれていますね。第150話を目前にして、こどもたちの棟のリーダーがとうとう単独主従でカラー扉を飾りました。一対のみの主従がカラー扉となったのは、第100話のシャーリーとラム以来でしょうか。それより前だと、第68話のジョンとショーンまで遡ります。
確か、第68話の時は
「眷属ではないけれど、常にその声が届く距離に、俺は―――。」
なんていう、今のショーンが見たら恥ずかしがるであろう台詞が並んでいました。あ、でも第144話の涙や第145話の絶望的な表情を思うと、この煽り文もショーンの本音かも知れませんね。(絶対ジョンの前では言わないだろうけど)
さて、漫画の煽り文は大抵担当編集者が考えるそうですが、シャドーハウスもサブタイトルと煽り文は担当者の方が考案しているとのことです。(第116話のサブタイトルのみ例外)
これまでもご紹介してきましたが、どのタイトルも煽り文も工夫凝らされていますよね。
エピソードのテーマを表現したもの、読み終えて初めて理解できるもの、故事から取ったもの等々……
お気に入りをそれぞれ一つ上げるとするならば、タイトルは第68話の「破鏡不照」、煽り文は第41話の「覆い隠される、誰何の視線―――。」が好きですね。どちらも普段使わない語句が用いられていることで、謎多きシャドーハウスの世界観がこれでもかと表現されています。
それと、最終ページの柱に書いてある煽り文としては、第24話の「ここでは、口が裂けても言えないけれど―――。」も見逃せません。10巻まで読んだ方ならお判りでしょうが、私も改めて読み返して唸りました。この頃から最新話に至るまでのストーリーが練られていたのでしょう。シャドーハウスの構成には本当に驚かせられますね。
そして、今回の煽り文にも「冀望」なんていう難しい感じが使われています。
調べてみると「冀」は「こいねがう」という意味だそうです。
おおっ!?扉絵のバーバラとバービーにぴったりです!
バーバラは憧れの人物との再会を願い、バービーは主人の願いを叶えようと奮闘しています。
彼女達を一言で、いや一字で表すにこれ以上の言葉はないでしょう。さすがシャドーハウスの担当者です!
ところが、実は先日ソウマトウ先生からツイッターでアナウンスがありました。
なんと担当者の方が最近変わったそうです!
(該当ツイート→気付いたひとは気付いてそうですが)
ツイートにて先生は、勘づいている読者もいると推察しておりますが、恥ずかしながら私は全然気付きませんでした。不覚っ!
しかし裏を返せば、新しい担当者の方もこれまでの歴代担当者と同じく、シャドーハウスを深く理解しサポートして下さる心強いエキスパートということでしょう。これからの煽り文もサブタイトルも楽しみになってきました。
さて、長くなりましたね。本題に入りましょう。
バーバラとバービーの願い。
冒頭の煽り文の如く、未だ思い出すことすら許されない深い傷と共に、それは隠されていました。続きを読む

