すす病と書いて、"すすやまい"と読みます。
ローズマリーが14話で罹った病気ですね。
でもこの病気、辞書を引いてもネット検索しても出てはきません。
試しにやってみて下さい。
出てくるのは、"すす病"と書いて"すすびょう"と読む病気です。
樹木の病気ですね。
主にシラカシやモチノキに発生する病気で、原因はアブラムシなどが出す糞を栄養にカビが発生し、それが煤のように黒くなるのでこう名付けられました。
もしも庭木がこうなってしまったら、葉っぱが黒ずんでしまい光合成ができなくなってしまうので、気を付けて下さい。
治療法は、カビの除去のために殺菌剤を、そして媒介するアブラムシなどを駆除するために殺虫剤を撒きます。各季節ごとに適する薬剤が違うのでご注意を。
更に、予防としてアブラムシなどを寄せ付けないよう、定期的に忌避剤を撒いてあげればご安心かと思います。
……すみません、話がだいぶ逸れてしまいましたね。専門的なお話はこの辺にしておきましょう。
今回の主題は、生き人形達にとって恐ろしい病気"すす病(すすやまい)"とは一体何なのか、です。
物語の中での描写が少ないのでなかなか難しいですが、そこは想像(妄想?)廻らせて補完していきます!
では続きよりどうぞ。
ローズマリーが14話で罹った病気ですね。
でもこの病気、辞書を引いてもネット検索しても出てはきません。
試しにやってみて下さい。
出てくるのは、"すす病"と書いて"すすびょう"と読む病気です。
樹木の病気ですね。
主にシラカシやモチノキに発生する病気で、原因はアブラムシなどが出す糞を栄養にカビが発生し、それが煤のように黒くなるのでこう名付けられました。
もしも庭木がこうなってしまったら、葉っぱが黒ずんでしまい光合成ができなくなってしまうので、気を付けて下さい。
治療法は、カビの除去のために殺菌剤を、そして媒介するアブラムシなどを駆除するために殺虫剤を撒きます。各季節ごとに適する薬剤が違うのでご注意を。
更に、予防としてアブラムシなどを寄せ付けないよう、定期的に忌避剤を撒いてあげればご安心かと思います。
……すみません、話がだいぶ逸れてしまいましたね。専門的なお話はこの辺にしておきましょう。
今回の主題は、生き人形達にとって恐ろしい病気"すす病(すすやまい)"とは一体何なのか、です。
物語の中での描写が少ないのでなかなか難しいですが、そこは想像(妄想?)廻らせて補完していきます!
では続きよりどうぞ。
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‟すす病”についてですが、これまで具体的な症状は14話でローズマリーが罹った時の様子しかありませんでした。
もっとも、あんな症状を他の生き人形で見たくはないので、出来ればあの時限りでご遠慮したいところでしたけどね。
とにかく異常な症状ですし。
ところが、このすす病に似た症状が再び描写されました。
第44話で描かれた、狂気に満ちた生き人形たちの姿です。
あからさまに偉大なるおじい様を称える様子は、控えめに言ってもカルト宗教のようでした。
とりあえず此度の珈琲の件は、第44話~第47話までに詳細が語られました。
なので、今回の記事ではローズマリーの件を検証したいと思います。
ローズマリーの時は、一言でいえば機械が故障したような状況でした。
人形というよりは、バグを起こしたロボットのような症状です。
ミアはローズマリーの行動を見てすぐにすす病だと察しており、授業で習ったから知っていたのか、それともこれまで他の生き人形が罹ったのを見たことがあったのかは分かりませんでした。
ただ、初見ならばエミリコのような反応をするのが普通だと思いますので、ミアは珈琲を飲んだ生き人形の様子を正常下で見たことがあったのかも知れませんね。
(もっとも優秀なミアのことですから、状況から判断してすぐにすす病だと分かった可能性の方が高そうですが。)
ただ、ミアの反応で分かることがあります。
それは、すす病とはローズマリーが壁にぶつかるような異常行動をしていた症状を指すのであって、こびりつきが蜘蛛の様に顔に取りついた状況はすす病ではないらしいということです。
なぜなら、ローズマリーの顔にこびりつきが憑依した時点ですす病だと指摘していないからです。
ミアがローズマリーをすす病だと指摘したのは、こびりつきが顔から離れた後でした。
ということは、こびりつきが顔に憑依したとしても、生き人形の体内に侵入さえしていなければ発症しないということなのでしょうか。
ミアの一連の反応を見る限りではそう解釈せざるを得ませんが、するとあの蜘蛛のようなこびりつきは一体何だったのかという別の疑問が浮かびます。
少なくとも、あの蜘蛛のようなこびりつきがすす病ではなかったとしても、異常な状況なのは一目瞭然です。
一言でいえば、かなり気色悪い。
ソウマトウ先生の前作の『黒』にも、あのような生物が登場していましたが、それを彷彿とさせるような存在です。
でもこうなってくると、‟すす病”とは何ぞやという疑問よりも先に、‟こびりつき”とは何なのかという疑問の解明の方が重要になってきてしまいますね。
さて、どうしたものか……
一応ですが、これについては14話でエミリコが簡単ながら解説(復習)をしてくれています。
『“こびりつき”はすすが集まって動くこと』
……う~ん、これだけではさっぱり分かりませんね。
というか、厳密に言うとこの説明は正しくありません。
すすが集まってこびりつきにならなくても、すすが動く場合があるからです。
この疑問が、もともとのすす病について考察するきっかけでした。
24話でケイトは、すすを操ってエミリコとダンスをしていました。
物語の中ではさも、すすが集まるとこびりつきになり、その自在に動くこびりつきが集まると亡霊になる、なんて説明されていますが、よく読んでみると必ずしもそうではないことが分かります。
というよりも、すすが動く条件は別のところにあると推測されます。
それは、すすを動かすことの出来るシャドーがいるかどうかです。
現にケイトは、自らが出したすすを離れたコップに注ぐなど、かなり器用にすすを動かしています。
それどころか、いつの間にか“お披露目”では船を安定させたり羽を生やすなど、なんでもござれの状態でした。
しかも、ケイトだけではありません。
ジョンもエドワードもライアンもすすを動かしていますし、すす能力については既に一部のシャドーにとっては公然の秘密です。
正体不明ではありますがローブシャドーもエミリコ達と別れた後にすすを操っている描写があります。
逆に反証を挙げるならば、ケイトが作ったすすだるまやエミリコがぬいぐるみに詰めたすすは一塊にはなっていますが、動く気配すらありません。
(ただ、こびりつきの発生を防ぐためにすす時計は定期的に煤を交換する、という設定もあります。)
となると、エミリコの想像通り(第16話)、これまで現れたこびりつきは誰かが操っていた可能性は非常に高いと思われます。
そして、ケイトも第47話で同じ答えに辿り着きました。
何の為か?
あまり想像はしたくありませんが、一つだけ思い付きました。
恐らく、生き人形に危害を加えるためでしょう。
これまでの描写を振り返るとそうとしか考えられません。
そして、それだけではなく、“煤”には生き人形を思いのままに操り、洗脳させる性質があることが判明しました。
もともと、モーフには備わっていないであろう“すす能力”。
果たしてシャドーの特徴である “すす” とは、誰が・いつ・どんな理由で・どうやって・なぜここまでして、ゆくゆくは産業化するまでに至ったのでしょうか。
物語のメインストーリーだけではなく、そんなことまで気になってきました。
※本記事は以前より書き溜めていたものを、第47話の公開に伴い急遽アップしたものですので、所々文章の順序や文末の表現に違和感が生じる箇所がございます。
ご了承下さい。
‟すす病”についてですが、これまで具体的な症状は14話でローズマリーが罹った時の様子しかありませんでした。
もっとも、あんな症状を他の生き人形で見たくはないので、出来ればあの時限りでご遠慮したいところでしたけどね。
とにかく異常な症状ですし。
ところが、このすす病に似た症状が再び描写されました。
第44話で描かれた、狂気に満ちた生き人形たちの姿です。
あからさまに偉大なるおじい様を称える様子は、控えめに言ってもカルト宗教のようでした。
とりあえず此度の珈琲の件は、第44話~第47話までに詳細が語られました。
なので、今回の記事ではローズマリーの件を検証したいと思います。
ローズマリーの時は、一言でいえば機械が故障したような状況でした。
人形というよりは、バグを起こしたロボットのような症状です。
ミアはローズマリーの行動を見てすぐにすす病だと察しており、授業で習ったから知っていたのか、それともこれまで他の生き人形が罹ったのを見たことがあったのかは分かりませんでした。
ただ、初見ならばエミリコのような反応をするのが普通だと思いますので、ミアは珈琲を飲んだ生き人形の様子を正常下で見たことがあったのかも知れませんね。
(もっとも優秀なミアのことですから、状況から判断してすぐにすす病だと分かった可能性の方が高そうですが。)
ただ、ミアの反応で分かることがあります。
それは、すす病とはローズマリーが壁にぶつかるような異常行動をしていた症状を指すのであって、こびりつきが蜘蛛の様に顔に取りついた状況はすす病ではないらしいということです。
なぜなら、ローズマリーの顔にこびりつきが憑依した時点ですす病だと指摘していないからです。
ミアがローズマリーをすす病だと指摘したのは、こびりつきが顔から離れた後でした。
ということは、こびりつきが顔に憑依したとしても、生き人形の体内に侵入さえしていなければ発症しないということなのでしょうか。
ミアの一連の反応を見る限りではそう解釈せざるを得ませんが、するとあの蜘蛛のようなこびりつきは一体何だったのかという別の疑問が浮かびます。
少なくとも、あの蜘蛛のようなこびりつきがすす病ではなかったとしても、異常な状況なのは一目瞭然です。
一言でいえば、かなり気色悪い。
ソウマトウ先生の前作の『黒』にも、あのような生物が登場していましたが、それを彷彿とさせるような存在です。
でもこうなってくると、‟すす病”とは何ぞやという疑問よりも先に、‟こびりつき”とは何なのかという疑問の解明の方が重要になってきてしまいますね。
さて、どうしたものか……
一応ですが、これについては14話でエミリコが簡単ながら解説(復習)をしてくれています。
『“こびりつき”はすすが集まって動くこと』
……う~ん、これだけではさっぱり分かりませんね。
というか、厳密に言うとこの説明は正しくありません。
すすが集まってこびりつきにならなくても、すすが動く場合があるからです。
この疑問が、もともとのすす病について考察するきっかけでした。
24話でケイトは、すすを操ってエミリコとダンスをしていました。
物語の中ではさも、すすが集まるとこびりつきになり、その自在に動くこびりつきが集まると亡霊になる、なんて説明されていますが、よく読んでみると必ずしもそうではないことが分かります。
というよりも、すすが動く条件は別のところにあると推測されます。
それは、すすを動かすことの出来るシャドーがいるかどうかです。
現にケイトは、自らが出したすすを離れたコップに注ぐなど、かなり器用にすすを動かしています。
それどころか、いつの間にか“お披露目”では船を安定させたり羽を生やすなど、なんでもござれの状態でした。
しかも、ケイトだけではありません。
ジョンもエドワードもライアンもすすを動かしていますし、すす能力については既に一部のシャドーにとっては公然の秘密です。
正体不明ではありますがローブシャドーもエミリコ達と別れた後にすすを操っている描写があります。
逆に反証を挙げるならば、ケイトが作ったすすだるまやエミリコがぬいぐるみに詰めたすすは一塊にはなっていますが、動く気配すらありません。
(ただ、こびりつきの発生を防ぐためにすす時計は定期的に煤を交換する、という設定もあります。)
となると、エミリコの想像通り(第16話)、これまで現れたこびりつきは誰かが操っていた可能性は非常に高いと思われます。
そして、ケイトも第47話で同じ答えに辿り着きました。
何の為か?
あまり想像はしたくありませんが、一つだけ思い付きました。
恐らく、生き人形に危害を加えるためでしょう。
これまでの描写を振り返るとそうとしか考えられません。
そして、それだけではなく、“煤”には生き人形を思いのままに操り、洗脳させる性質があることが判明しました。
もともと、モーフには備わっていないであろう“すす能力”。
果たしてシャドーの特徴である “すす” とは、誰が・いつ・どんな理由で・どうやって・なぜここまでして、ゆくゆくは産業化するまでに至ったのでしょうか。
物語のメインストーリーだけではなく、そんなことまで気になってきました。
※本記事は以前より書き溜めていたものを、第47話の公開に伴い急遽アップしたものですので、所々文章の順序や文末の表現に違和感が生じる箇所がございます。
ご了承下さい。

亡霊が誰か知能あるシャドーの意思で動いたのか、それとも生き人形への説明通りすすが集まると意思を持つのかですが、もし後者なら亡霊は本能で行動するでしょう。
モーフの本能にある擬態からもそれに近いものを感じます。
shadowsblog
が
しました