“お披露目”のキーマン、エドワード。
第25話では彼のモノローグにより、明らかになったことが何点かありました。
一つは、彼が棚の中で度々上下させている、新人シャドーの格付けについて。
もう一つは、彼の試験官としての今の立ち位置です。
いずれにせよ断片的な情報しかありませんが、これまでの状況に比べれば遥かに全容解明に向けて大きく前進したといえるでしょう。
まあその分、新たな謎もまた増えたわけですけども。
でもそれは、このシャドーハウスという作品の宿命と私は捉えています。
今回の記事ではまず、一つ目の新人シャドーの格付けについて考えたことを書いていきますので、どうぞお付き合い下さい。
では続きよりどうぞ。
第25話では彼のモノローグにより、明らかになったことが何点かありました。
一つは、彼が棚の中で度々上下させている、新人シャドーの格付けについて。
もう一つは、彼の試験官としての今の立ち位置です。
いずれにせよ断片的な情報しかありませんが、これまでの状況に比べれば遥かに全容解明に向けて大きく前進したといえるでしょう。
まあその分、新たな謎もまた増えたわけですけども。
でもそれは、このシャドーハウスという作品の宿命と私は捉えています。
今回の記事ではまず、一つ目の新人シャドーの格付けについて考えたことを書いていきますので、どうぞお付き合い下さい。
では続きよりどうぞ。
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結論からまず言わせて頂きます。
現状況では、少なくともケイトまたはシャーリーは非常に危険な状況です。
なぜか。
前回の記事でも少し触れましたが、エドワード曰く、新人達の中から最低一人は落とす気満々だからです。
これは彼の試験官としての立場も絡んでくるのですが、どうやら彼もこの“お披露目”を通じてその腕を試されているそうです。
そして、落第するシャドーがいないとやる気がないとみなされるので、一人は必ず落とさなければいけない……
これが彼の言い分です。
分かりやすい成果を持ち出すことで、自身の能力をアピールするというわけですね。
とりあえず手法としては間違ってはいないでしょう。
でもこれって、穿った見方をすると、彼の能力が低いからじゃないかなと思ってしまいます。
皆さんの周りにもいらっしゃらないでしょうか?
普段の仕事でなかなか成果を上げられないため、安易かつ目立ちやすい出来事を持ち出して、上司や権力者にすり寄るような存在が。
そういう人達がとる手段はたいてい決まっています。
他人を貶めることです。
そうすることで自身の相対的な評価を上げるわけですね。
加えて周囲に嘘の評判を振り撒いて疑心暗鬼に陥らせれば、組織の中でその人間の立場は確固たるものになります。
全く嫌なものですね。
ちょっと愚痴っぽくなってしまいましたが、今回のエドワードを見ていて私が連想したのはそういう類の人間です。
話を戻しましょう。
彼が今回の “お披露目” においてとろうとしている手法は、それと同じです。
シャドー家にとって有用な素材かどうかも“お披露目”で見る、と以前授業の時にミアは言っていましたが、多分そんなことは念頭に置いていないでしょう。
ローズマリーが言っていた、お影様と生き人形の適性。
それに絞って審査しようとしているのが見え見えです。
そして、自身の保身のために一人を犠牲にする。
それを葛藤もなく行おうとしているのが、エドワードという生き人形です。
ここまで書くと、なんと憎たらしい奴だと思ってしまいます。
ですが、能力が低いゆえか分かりませんが、その審査基準というのがいまいち判然としません。
彼の中であの格付けはどう位置付けているのでしょうか。
私管理人が推測するに、以下のものではないかと考えています。
・お影様と生き人形の相性の良さ
・エドワードの邪魔をしたかどうか
少々長くなりますが、エドワードが新人達の人形を動かしたときの様子を見ていきましょう。
<1回目>
まずは最初、棚の中に格付け用の人形を並べだした時です。
この時、上から二段目にルイーズとパトリックが、三段目にケイトとジョンとシャーリーの人形が置かれました。
これは直前の廊下での質問の答えが反映されたと思われます。
ただ、もう一歩踏み込むと、これは答えによって普段のシャドーと生き人形の関係を推測することも可能な質問でありました。
つまり、日常の中で、‟お披露目”にあたってちゃんと主人とコミュニケーションが取れていたかどうか、ということです。
でないと、無言であったラムと余計なことを考えていたエミリコ・ショーンになぜ違いがなかったのかが説明できませんからね。
するとなると、バービーの狙いは見廻り三人組と主人を仲違いさせたいだけだと主張したショーンの推理は、当たっていたということになります。
結果論かも知れませんが、実際にそうなったわけですからね。
さすが“星付き”。
頭のキレは通常の生き人形以上、といったところでしょうか。
<2回目>
これだけは例外かも知れません。
言い争うルイーズとパトリックのうち、ルイーズだけ最上段に格上げにされた場面です。
この時の決定打は、ルイーズの『顔に性格があるわけ?』という一言でした。
でもこの場面、実は唯一上の段に人形が移動した場面なんですよね。
パトリックが格下げをされたわけではありません。
格上げと格下げで基準が違うのでしょうか?
<3回目>
突如下段に移されたシャーリーの人形。
私はこの描写を見て、最初はなぜラムたちの評価が下がったのか分かりませんでした。
なぜなら、その時シャリーもラムも俯いた様子だったからです。
“顔”としてふるまっているのなら、ラムのその表情は意図的かどうかは別にして、私は正解だと思いました。
なので第23話を読んでいた当時は、エドワードはひょっとしたらシャドーの表情を読み取れるのかと考えたのですが、改めたいと思います。
多分この時のエドワードの評価は、シャーリーとラムの心が離れていると判断したからだと推測します。
例え“特別な生き人形”とはいえ、シャドーの表情を読み取ることなんてできないのです。
その証拠に、直前にルウに見惚れているエミリコと軽くあしらおうとするケイトの様子を見ていても、エドワードは何もしていません。
これは、主人から目を背けるラムを見ての格下げだったのです。
<4回目>
エドワードは第25話での独白で、『ケイトの‟生き人形”がやる気にさせた』とエミリコに怨嗟の声を上げています。
最初これを読んだ時、第24話でラムとショーンから励まされたエミリコが、暗黒面に落ちそうなケイトを前向きにさせたあの場面を想像していました。
でも、実はもう一つエミリコがお影様をアシストした描写があったんですよね。
それが、格下げをされた直後のラムに話しかけた場面です。
この直後にケイトも格下げを喰らいますが、今にして思うとこれはエミリコが勝手な行動をしていたから、という理由だけではなかったようです。
エドワードから見れば、シャーリー・ラム組を落第させようとしていたのにそれをエミリコがを邪魔をした、とも受け取れるからです。
エドワードの独白では、続いてダンスのことに触れて、ますます落としづらくなったじゃないかとパトリック組に逆恨みしているので、エドワードが落とそうとしているのはケイトの可能性の方が高いと思われます。
ただ彼の視線の先にはケイトの後ろにシャーリーもいるのでどちらに狙いを定めているのかが分かりません。
その上、心の中では結局彼女達を “こいつ” 呼ばわりしていますからね。
果たしてケイトとシャーリー、どちらが標的なのか。
簡単には読者に教えないソウマトウ先生は、相当の策士だと改めて感じます。
<5回目>
名前のことでエミリコが涙を浮かべた時のことです。
この時のエドワードは、かなり力強くケイトの人形を下段に移しています。
彼の心の中では、これでリーチだ! みたいに思っていたのでしょうね。
嬉しさの笑みが隠せていません。
この時、ほぼ決定的にケイトとエミリコの心は離れていました。
エミリコはケイトに愛されていないと勘違いしましたし、ケイトはそんなエミリコに不満大だったからです。
でもここで矛盾が生じます。
次の第24話で、エドワードはこの直後にピアノを弾き始めます。
このピアノの演奏はイレギュラーな出来事でした。
なぜなら、彼自身の苛つきを抑えるために弾き出したからです。
そう、この時のエドワードは、思い通りにならなくてどうしようもなかったはずなのです。
もう少しでケイト組を落第させるチャンスにも関わらずです。
つまり、彼の話を信用するのであれば、
落とせると踏んでいたシャドーがいた。
↓
でも、エミリコがやる気にさせた。
↓
苛ついてピアノを弾いた。
↓
パトリック組が勝手に踊りだした。
↓
落とそうとしていた組の心の距離が縮まった。
↓
ピアノを ‟ジャーーーンッ!!!”
ついでにパトリックの人形を ‟ダンッ!!”
という流れです。
エミリコの笑顔がケイトの心を動かすのは、パトリック組が踊り出してからなので、かなり後の出来事ですね。
ということは、よく考えてみるとエドワードの当初の狙いはケイト組ではなかったのに、いつの間にか計算外れになっていたとしか考えられません。
ならば彼が落とそうとしていたのはどの組か。
間違いなくシャーリー&ラムでしょう。
そして、焦ることはないと冷静になっていることから、もしかしたら当初の予定を変更してケイト&エミリコもターゲットに加えたのかも知れません。
より確実な対象として、です。
かなり長くなってしまいましたね。
整理しましょう。
ずばり、エドワードの格付け・審査の基準とは、
①シャーリー&ラムを落とすのは確定事項
②彼女達を落とすため、審査はシャドーと生き人形の相性に絞る。
(シャーリーとラムのウイークポイントと思われるため。)
③でも時々思い通りにいかなくてムカつくから腹いせに格下げをする。
④シャドーハウスに有用な人材かどうか見極めることはしない。
(能力が低くてできないだけ)
ではないでしょうか。
こう考えると、エドワードのこれまでの行動に説明がつくと私は考えますが、ここまで読んでいただいた皆様はどう思いますでしょうか。
もしかしたら私管理人自身が気付いていないことがあるかも知れないので、もしあればお知らせ頂けると幸いです。
それにしても、1話公開されるたびにここまで読者に深読みさせるとは、シャドーハウス恐るべし、です。
結論からまず言わせて頂きます。
現状況では、少なくともケイトまたはシャーリーは非常に危険な状況です。
なぜか。
前回の記事でも少し触れましたが、エドワード曰く、新人達の中から最低一人は落とす気満々だからです。
これは彼の試験官としての立場も絡んでくるのですが、どうやら彼もこの“お披露目”を通じてその腕を試されているそうです。
そして、落第するシャドーがいないとやる気がないとみなされるので、一人は必ず落とさなければいけない……
これが彼の言い分です。
分かりやすい成果を持ち出すことで、自身の能力をアピールするというわけですね。
とりあえず手法としては間違ってはいないでしょう。
でもこれって、穿った見方をすると、彼の能力が低いからじゃないかなと思ってしまいます。
皆さんの周りにもいらっしゃらないでしょうか?
普段の仕事でなかなか成果を上げられないため、安易かつ目立ちやすい出来事を持ち出して、上司や権力者にすり寄るような存在が。
そういう人達がとる手段はたいてい決まっています。
他人を貶めることです。
そうすることで自身の相対的な評価を上げるわけですね。
加えて周囲に嘘の評判を振り撒いて疑心暗鬼に陥らせれば、組織の中でその人間の立場は確固たるものになります。
全く嫌なものですね。
ちょっと愚痴っぽくなってしまいましたが、今回のエドワードを見ていて私が連想したのはそういう類の人間です。
話を戻しましょう。
彼が今回の “お披露目” においてとろうとしている手法は、それと同じです。
シャドー家にとって有用な素材かどうかも“お披露目”で見る、と以前授業の時にミアは言っていましたが、多分そんなことは念頭に置いていないでしょう。
ローズマリーが言っていた、お影様と生き人形の適性。
それに絞って審査しようとしているのが見え見えです。
そして、自身の保身のために一人を犠牲にする。
それを葛藤もなく行おうとしているのが、エドワードという生き人形です。
ここまで書くと、なんと憎たらしい奴だと思ってしまいます。
ですが、能力が低いゆえか分かりませんが、その審査基準というのがいまいち判然としません。
彼の中であの格付けはどう位置付けているのでしょうか。
私管理人が推測するに、以下のものではないかと考えています。
・お影様と生き人形の相性の良さ
・エドワードの邪魔をしたかどうか
少々長くなりますが、エドワードが新人達の人形を動かしたときの様子を見ていきましょう。
<1回目>
まずは最初、棚の中に格付け用の人形を並べだした時です。
この時、上から二段目にルイーズとパトリックが、三段目にケイトとジョンとシャーリーの人形が置かれました。
これは直前の廊下での質問の答えが反映されたと思われます。
ただ、もう一歩踏み込むと、これは答えによって普段のシャドーと生き人形の関係を推測することも可能な質問でありました。
つまり、日常の中で、‟お披露目”にあたってちゃんと主人とコミュニケーションが取れていたかどうか、ということです。
でないと、無言であったラムと余計なことを考えていたエミリコ・ショーンになぜ違いがなかったのかが説明できませんからね。
するとなると、バービーの狙いは見廻り三人組と主人を仲違いさせたいだけだと主張したショーンの推理は、当たっていたということになります。
結果論かも知れませんが、実際にそうなったわけですからね。
さすが“星付き”。
頭のキレは通常の生き人形以上、といったところでしょうか。
<2回目>
これだけは例外かも知れません。
言い争うルイーズとパトリックのうち、ルイーズだけ最上段に格上げにされた場面です。
この時の決定打は、ルイーズの『顔に性格があるわけ?』という一言でした。
でもこの場面、実は唯一上の段に人形が移動した場面なんですよね。
パトリックが格下げをされたわけではありません。
格上げと格下げで基準が違うのでしょうか?
<3回目>
突如下段に移されたシャーリーの人形。
私はこの描写を見て、最初はなぜラムたちの評価が下がったのか分かりませんでした。
なぜなら、その時シャリーもラムも俯いた様子だったからです。
“顔”としてふるまっているのなら、ラムのその表情は意図的かどうかは別にして、私は正解だと思いました。
なので第23話を読んでいた当時は、エドワードはひょっとしたらシャドーの表情を読み取れるのかと考えたのですが、改めたいと思います。
多分この時のエドワードの評価は、シャーリーとラムの心が離れていると判断したからだと推測します。
例え“特別な生き人形”とはいえ、シャドーの表情を読み取ることなんてできないのです。
その証拠に、直前にルウに見惚れているエミリコと軽くあしらおうとするケイトの様子を見ていても、エドワードは何もしていません。
これは、主人から目を背けるラムを見ての格下げだったのです。
<4回目>
エドワードは第25話での独白で、『ケイトの‟生き人形”がやる気にさせた』とエミリコに怨嗟の声を上げています。
最初これを読んだ時、第24話でラムとショーンから励まされたエミリコが、暗黒面に落ちそうなケイトを前向きにさせたあの場面を想像していました。
でも、実はもう一つエミリコがお影様をアシストした描写があったんですよね。
それが、格下げをされた直後のラムに話しかけた場面です。
この直後にケイトも格下げを喰らいますが、今にして思うとこれはエミリコが勝手な行動をしていたから、という理由だけではなかったようです。
エドワードから見れば、シャーリー・ラム組を落第させようとしていたのにそれをエミリコがを邪魔をした、とも受け取れるからです。
エドワードの独白では、続いてダンスのことに触れて、ますます落としづらくなったじゃないかとパトリック組に逆恨みしているので、エドワードが落とそうとしているのはケイトの可能性の方が高いと思われます。
ただ彼の視線の先にはケイトの後ろにシャーリーもいるのでどちらに狙いを定めているのかが分かりません。
その上、心の中では結局彼女達を “こいつ” 呼ばわりしていますからね。
果たしてケイトとシャーリー、どちらが標的なのか。
簡単には読者に教えないソウマトウ先生は、相当の策士だと改めて感じます。
<5回目>
名前のことでエミリコが涙を浮かべた時のことです。
この時のエドワードは、かなり力強くケイトの人形を下段に移しています。
彼の心の中では、これでリーチだ! みたいに思っていたのでしょうね。
嬉しさの笑みが隠せていません。
この時、ほぼ決定的にケイトとエミリコの心は離れていました。
エミリコはケイトに愛されていないと勘違いしましたし、ケイトはそんなエミリコに不満大だったからです。
でもここで矛盾が生じます。
次の第24話で、エドワードはこの直後にピアノを弾き始めます。
このピアノの演奏はイレギュラーな出来事でした。
なぜなら、彼自身の苛つきを抑えるために弾き出したからです。
そう、この時のエドワードは、思い通りにならなくてどうしようもなかったはずなのです。
もう少しでケイト組を落第させるチャンスにも関わらずです。
つまり、彼の話を信用するのであれば、
落とせると踏んでいたシャドーがいた。
↓
でも、エミリコがやる気にさせた。
↓
苛ついてピアノを弾いた。
↓
パトリック組が勝手に踊りだした。
↓
落とそうとしていた組の心の距離が縮まった。
↓
ピアノを ‟ジャーーーンッ!!!”
ついでにパトリックの人形を ‟ダンッ!!”
という流れです。
エミリコの笑顔がケイトの心を動かすのは、パトリック組が踊り出してからなので、かなり後の出来事ですね。
ということは、よく考えてみるとエドワードの当初の狙いはケイト組ではなかったのに、いつの間にか計算外れになっていたとしか考えられません。
ならば彼が落とそうとしていたのはどの組か。
間違いなくシャーリー&ラムでしょう。
そして、焦ることはないと冷静になっていることから、もしかしたら当初の予定を変更してケイト&エミリコもターゲットに加えたのかも知れません。
より確実な対象として、です。
かなり長くなってしまいましたね。
整理しましょう。
ずばり、エドワードの格付け・審査の基準とは、
①シャーリー&ラムを落とすのは確定事項
②彼女達を落とすため、審査はシャドーと生き人形の相性に絞る。
(シャーリーとラムのウイークポイントと思われるため。)
③でも時々思い通りにいかなくてムカつくから腹いせに格下げをする。
④シャドーハウスに有用な人材かどうか見極めることはしない。
(能力が低くてできないだけ)
ではないでしょうか。
こう考えると、エドワードのこれまでの行動に説明がつくと私は考えますが、ここまで読んでいただいた皆様はどう思いますでしょうか。
もしかしたら私管理人自身が気付いていないことがあるかも知れないので、もしあればお知らせ頂けると幸いです。
それにしても、1話公開されるたびにここまで読者に深読みさせるとは、シャドーハウス恐るべし、です。
