前記事では、『次にくるマンガ大賞2019』において、果たして1位になるためにはどのくらい得票しなければいけないかについて考察しました。

憶測の憶測に次ぐ憶測で、かなり怪しい考察となりましたが、読んで頂いた方・お付き合い頂いた方には感謝致します。

さて、前記事は書いた本人が辟易するくらいでしたので、今回はもっとシンプルにこの賞の行方を追ってみたいと思います。

それが前回冒頭に書いた、
②ツイッターを用いた出口調査
です。

手法はごく単純です。
ある一定の集団を抜き出して集計し、その結果から全体の結果を予想するという統計学を応用した技術です。
選挙速報などで、開票と同時に当確や落選だと報じられますが、まさにそれと同じ手法です。
(選挙において精度の高い結果が出るのは、過去のデータが豊富なのも大きいです。)

そこで今回は、私管理人が7月1日の14:30からさかのぼり、55件のツイッターのつぶやきを集計してランキングしてみました!

私自身はツイッターを使っていないというのに、現代文明の利器をまさかこういう形で利用することになるとは思いもしませんでした。

具体的な方法と結果については続きに載せておきますので、興味ある方は是非覗いてみて下さい。
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まず、「7月1日の14:30からさかのぼって55件」と書きましたが、集計にあたって他にも条件がありましたのでそれを書いていきたいと思います。

・コミックス部門であること
・1~3位まで全て書いてあること
・連投、リツイートは除外

以上です。

コミックス部門に限定したのは、あくまでシャドーハウスがどの位置にいるのかが知りたかったためです。それと実際集計して分かったことですが、なかなかに大変な作業であったというのもあります。

本当は100件以上調べた方がより精度の高いデータを得られたのでしょうけども、気力と体力が限界でした。

また、今回はより多くの作品を拾い上げたかったので1~3位まで全て書いてあるつぶやきを対象としました。
流石に新しい作品を3作品も挙げている方々は、今回のノミネートを機にお気に入り作品以外も手を伸ばすなど、なかなか研究熱心な人が多いように感じられました。
反面、1作品のみを書いている方は、その作品を猛烈に推しているような印象です。

どちらも良いとか悪いとかそういったことはないのですが、猛烈に推すファンがいる作品というのは、結構既に人気作品だったりすることが多かったです。

よって、限られたデータの中でより多くの作品が集計に入るようにするため、1~3位を書いたつぶやきを対象と致しました。

そして集計ポイントの割り振りについては、
1位2pt、2位0.75pt、3位0.25pt
としました。
これはもちろん、前記事を参考にしたものです。



さあ、準備は整いました。
いよいよこれから集計を発表したいと思います。

なお、全作品を載せると大変なので、トップ10のみの発表となります。
結果は以下の表の通りでした。

rannkinnguhyou


なんと、意外にも大健闘です。

意外、だなんて言ってしまうと当ブログをご覧の方々に怒られてしまいそうですが、話題作や大手出版社、ベテラン作家の作品が並ぶ中で7位タイに入ったというのはかなりの健闘といっても良いのではないでしょうか。
(シャドーハウスも超大手出版社ですが…)

特に注目したいのが、投票した方の順位の内訳です。
僅か4名にも関わらず、3名が1位に、残り1名が2位に投票しています。
投票数ではなく、投票した方の平均順位の高さが大きく作用したとみて間違いはないでしょう。
4位の、“水は海に向かって流れる” も同じような得票の仕方をしていますね。

反面、ツイートを見ていて “チェーンソーマン”、“Change!”、“創世のタイガ” はよく見かけるなあと思っていましたが、案の定上位にランクインしています。
というか、“創世のタイガ” の森恒二先生は、“自殺島”や“デストロイ アンド レボリューション” といったヒット作を既に手掛けていますが、こういった作家もこの賞の対象になるというのも興味深いです。

もし仮に鳥山明や高橋留美子が新作を描いてノミネートしたとするなら、他の無名な作品はきっと割を食うことでしょう。
こういっては悪いですが、ある意味ノミネートされたのが今年で良かったのかも知れません。

しかしこうまで健闘しているとなれば、さらに上を目指したいなあという欲求も芽生えてきます。

シャドーハウスのみを推しまくる人、ツイッターには投票したことを言わないシャイな人、それどころか管理人の様にツイッターを使っていない人、はたまた職務上公言はしないけれど出版社や書店に務めている特別審査員…

そういった今回の集計には反映されなかった多くのファンの方々の一押しで、もっと上位にランクインできたなら、更に多くの人にシャドーハウスを知って貰う良い機会になるでしょう。

当然今回のこのランキングが当たっている可能性は低いとは思いますが、今一度開票まで夢を見ていたいと思います。