とうとう第40話で再会したケイトとエミリコ。
第39話のラストでケイトを見上げていたエミリコの背中は、これ以上ないくらい逞しく見えました。
しかし、ラムやショーンの前では気丈に振る舞い、パトリックに対して慈母のように語り掛けていた彼女も、本来はまだ半人前の年端もいかない少女です。
ケイトを目にして思わず涙を流すエミリコの姿に、これまで背負い込んできたであろうあらゆる感情を想像してしまい、読んでいる私も胸が締め付けられるようでした。
ところがそんなエミリコに対し、陽の光を受けながら凛と座り、不安のそぶりを見せないケイトも立派です。エミリコのことを大事に想う気持ちが、これでもかというくらい伝わってきます。
そんな風に、互いを思いやりながら微笑み合う二人の少女達。
だからこそ、彼女達の間を茨の壁が隔てているという事実に、耐え難い悲しみを覚えてしまいます。
残りわずかな時間でも、希望を捨てずに立ち向かうエミリコ。
ところが、果てしなく困難な試練に挑む彼女の背後に、怪しい影が忍び寄るのをケイトは目にしました。
その黒い影は、“お披露目”のクライマックスをどう左右するのでしょうか。
今回の記事では、この謎のシルエットの正体について考察していきたいと思います。
第39話のラストでケイトを見上げていたエミリコの背中は、これ以上ないくらい逞しく見えました。
しかし、ラムやショーンの前では気丈に振る舞い、パトリックに対して慈母のように語り掛けていた彼女も、本来はまだ半人前の年端もいかない少女です。
ケイトを目にして思わず涙を流すエミリコの姿に、これまで背負い込んできたであろうあらゆる感情を想像してしまい、読んでいる私も胸が締め付けられるようでした。
ところがそんなエミリコに対し、陽の光を受けながら凛と座り、不安のそぶりを見せないケイトも立派です。エミリコのことを大事に想う気持ちが、これでもかというくらい伝わってきます。
そんな風に、互いを思いやりながら微笑み合う二人の少女達。
だからこそ、彼女達の間を茨の壁が隔てているという事実に、耐え難い悲しみを覚えてしまいます。
残りわずかな時間でも、希望を捨てずに立ち向かうエミリコ。
ところが、果てしなく困難な試練に挑む彼女の背後に、怪しい影が忍び寄るのをケイトは目にしました。
その黒い影は、“お披露目”のクライマックスをどう左右するのでしょうか。
今回の記事では、この謎のシルエットの正体について考察していきたいと思います。
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まずこの謎の影について考察する前に、なぜこの影がわざわざエミリコ達の前に姿を現したのかについて考えてみましょう。
希望的観測では、きっとケイトとエミリコを助けるためだ!と思いたいですが、そうとも限りませんからね。ここは慎重に考えてみましょう。
まず以下の3つではないかと思います。
①ケイトとエミリコをサポートするため。
②ケイトとエミリコを確実に落第させるため。
③偶然
というか、これ以外思い付きません。
もしこれ以外でエミリコ達の前にわざわざ出向く存在がいたとしたら、その動機をとことん聞いてみたいものであります。さぞかし斬新な理由でしょう。
よってこの3つの動機を軸に、謎の影の正体を追ってみましょう。
①ケイトとエミリコをサポートするため
この動機で動く人物と言えば、まずラムが思い付きます。
ラムは“お披露目”が始まって以来、一番エミリコと多くの時間を共有していました。
かつ、人差し指のラミーを除けば一番心開いている相手です。
しかもシャーリーと合流した場所はケイトの檻のすぐそばです。
最も可能性が高いのではないでしょうか?
もしシャーリーがラムに話しかけた内容が、『あの二人はどうなったの?』みたいな台詞だったら、ラムは間違いなくエミリコの力になりたいと頼むのではないでしょうか。
次に可能性が高いのが、パトリックとリッキーです。
そんなまさかと思う方もいるかと思いますが、実は案外あり得ると思います。
なぜなら、このペアがゴールに行くにはケイトの近くを通らざるを得ないからです。
まだ作り直していないのですが、ここで第37話までの庭園迷路の地図を見てみましょう。

パトリックとリッキーが最短でゴールに行くには、ジョンとショーンに会った回転扉の道を通らなくてはいけません。
ということは、この道は通れないということです。
おまけに、広場の入り口はドロシーの命令により塞がれています。
よって、彼らは反時計回りに庭園を1周しなくてはゴールまでいけません。
すると、リッキーはショートカットのため、ルウが作ったラッキートンネルを通ろうとするのではないでしょうか。
そのラッキートンネルの入り口は、ケイトの居場所の目と鼻の先です。
パトリックがここで、エミリコに恩義を感じてリッキーの大鋏を手渡すという展開は想像に難しくありません。意外とあり得るのではないでしょうか?
ちなみにシャーリー組、パトリック組ときたら、ジョンとショーンにも期待したいところですが、この組については可能性は低いと思います。
なぜなら、第40話の6ページで、エミリコが『さっきも』ベルが鳴ったと言っているからです。
恐らくルイーズ組に続いてジョン組がゴールしたのでしょう。
もしエミリコを手助けするために姿を現す存在がいるとしたら、以上の二組の可能性が濃厚だと考えられます。
②ケイトとエミリコを確実に落第させるため
これを望んでいるのは、エドワードか重鎮達でしょう。
ですが、双眼鏡でエミリコ達を注視しているこの五人が謎の影とは考えにくいです。
もしかしたらジェラルドかアイリーンの可能性もありますが、果たしてあの3階の部屋から抜け出せるのかというと、それもあり得なさそうです。
よってこの動機によってわざわざエミリコ達の前に姿を現す存在はいないと考えられます。
③偶然
こんなことが果たしてあり得るでしょうか?
と思いつつ、三つ思い当たることがありました。
一つ目が、顔の見えない人形達のことです。
彼達(あるいは彼女達)は、エドワードの指揮のもとで庭園迷路を造成していました。
ということは、この試験の内容を知っていることになります。
ジョンは“お披露目”前日に、顔の見えない人形に頼んで眼鏡を作って貰ったと言っていました。
ひょっこり現れた顔の見えない人形にエミリコがお願いしたら、もしかしたら合鍵を渡してくれるというミラクルがあるかも知れませんね。
二つ目が、ローブシャドーです。
深夜の見回りの時に、屋敷の中をうろついていたローブシャドー。
今度は昼間に庭園をうろついていて、エミリコと再び遭遇!なんてこともないとは言い切れないでしょう。そして、彼もまた屋敷の構造に詳しい人物です。
『ゴニョゴニョ…あんな鍵簡単に開けられるよ…ボソボソ』と、あの日のようにエミリコをアシストしてくれような予感もほんの少しだけですが、ありそうな気がします。
三つ目が、こびりつき or 亡霊です。
パトリック組がもし、庭園を反時計回りに1周するとしたら、エミリコとラムが通った『すごい迷路』を通らざるを得ません。
彼達がそこを通った後に、出口の蓋を閉めずに行ってしまったとしたら…
間違いなくこびりつきが這い出してくることでしょう。
そして、合体して亡霊になったとしたら、茨の棘に夢中になるエミリコに襲い掛かってもおかしくはありません。
その時、ケイトの煤を操る能力が発動したとすると……!
そう、試験官三人組や重鎮たちが注目する中で、ケイトの能力を見せつけることになります。
ケイトの能力を披露するに、これ以上ないシチュエーションでしょう。
“5人目の重鎮”がそれを見て、ケイト組に合格を言い渡すという大逆転の名采配も期待できますね。
ここまでいくつかの説を挙げましたが、個人的には最後の“こびりつきまたは亡霊説”を推したいと思います。なるべくなら、彼女達には自力で“お披露目”を乗り越えて欲しいですからね。
あー、でもラムやリッキーが助けに来る展開も熱いなあ……
さて、皆様はどんな風に考えたでしょうか?
もし他の説を考え付いた、とか『お前の言っていることは見当違いだ!』なんていう方がいらっしゃいましたら、ぜひご意見お聞かせ願えると嬉しいです。
そして、恐らく読者の予想を確実に超えてくるであろう本編が今から楽しみです。
まずこの謎の影について考察する前に、なぜこの影がわざわざエミリコ達の前に姿を現したのかについて考えてみましょう。
希望的観測では、きっとケイトとエミリコを助けるためだ!と思いたいですが、そうとも限りませんからね。ここは慎重に考えてみましょう。
まず以下の3つではないかと思います。
①ケイトとエミリコをサポートするため。
②ケイトとエミリコを確実に落第させるため。
③偶然
というか、これ以外思い付きません。
もしこれ以外でエミリコ達の前にわざわざ出向く存在がいたとしたら、その動機をとことん聞いてみたいものであります。さぞかし斬新な理由でしょう。
よってこの3つの動機を軸に、謎の影の正体を追ってみましょう。
①ケイトとエミリコをサポートするため
この動機で動く人物と言えば、まずラムが思い付きます。
ラムは“お披露目”が始まって以来、一番エミリコと多くの時間を共有していました。
かつ、人差し指のラミーを除けば一番心開いている相手です。
しかもシャーリーと合流した場所はケイトの檻のすぐそばです。
最も可能性が高いのではないでしょうか?
もしシャーリーがラムに話しかけた内容が、『あの二人はどうなったの?』みたいな台詞だったら、ラムは間違いなくエミリコの力になりたいと頼むのではないでしょうか。
次に可能性が高いのが、パトリックとリッキーです。
そんなまさかと思う方もいるかと思いますが、実は案外あり得ると思います。
なぜなら、このペアがゴールに行くにはケイトの近くを通らざるを得ないからです。
まだ作り直していないのですが、ここで第37話までの庭園迷路の地図を見てみましょう。

パトリックとリッキーが最短でゴールに行くには、ジョンとショーンに会った回転扉の道を通らなくてはいけません。
ということは、この道は通れないということです。
おまけに、広場の入り口はドロシーの命令により塞がれています。
よって、彼らは反時計回りに庭園を1周しなくてはゴールまでいけません。
すると、リッキーはショートカットのため、ルウが作ったラッキートンネルを通ろうとするのではないでしょうか。
そのラッキートンネルの入り口は、ケイトの居場所の目と鼻の先です。
パトリックがここで、エミリコに恩義を感じてリッキーの大鋏を手渡すという展開は想像に難しくありません。意外とあり得るのではないでしょうか?
ちなみにシャーリー組、パトリック組ときたら、ジョンとショーンにも期待したいところですが、この組については可能性は低いと思います。
なぜなら、第40話の6ページで、エミリコが『さっきも』ベルが鳴ったと言っているからです。
恐らくルイーズ組に続いてジョン組がゴールしたのでしょう。
もしエミリコを手助けするために姿を現す存在がいるとしたら、以上の二組の可能性が濃厚だと考えられます。
②ケイトとエミリコを確実に落第させるため
これを望んでいるのは、エドワードか重鎮達でしょう。
ですが、双眼鏡でエミリコ達を注視しているこの五人が謎の影とは考えにくいです。
もしかしたらジェラルドかアイリーンの可能性もありますが、果たしてあの3階の部屋から抜け出せるのかというと、それもあり得なさそうです。
よってこの動機によってわざわざエミリコ達の前に姿を現す存在はいないと考えられます。
③偶然
こんなことが果たしてあり得るでしょうか?
と思いつつ、三つ思い当たることがありました。
一つ目が、顔の見えない人形達のことです。
彼達(あるいは彼女達)は、エドワードの指揮のもとで庭園迷路を造成していました。
ということは、この試験の内容を知っていることになります。
ジョンは“お披露目”前日に、顔の見えない人形に頼んで眼鏡を作って貰ったと言っていました。
ひょっこり現れた顔の見えない人形にエミリコがお願いしたら、もしかしたら合鍵を渡してくれるというミラクルがあるかも知れませんね。
二つ目が、ローブシャドーです。
深夜の見回りの時に、屋敷の中をうろついていたローブシャドー。
今度は昼間に庭園をうろついていて、エミリコと再び遭遇!なんてこともないとは言い切れないでしょう。そして、彼もまた屋敷の構造に詳しい人物です。
『ゴニョゴニョ…あんな鍵簡単に開けられるよ…ボソボソ』と、あの日のようにエミリコをアシストしてくれような予感もほんの少しだけですが、ありそうな気がします。
三つ目が、こびりつき or 亡霊です。
パトリック組がもし、庭園を反時計回りに1周するとしたら、エミリコとラムが通った『すごい迷路』を通らざるを得ません。
彼達がそこを通った後に、出口の蓋を閉めずに行ってしまったとしたら…
間違いなくこびりつきが這い出してくることでしょう。
そして、合体して亡霊になったとしたら、茨の棘に夢中になるエミリコに襲い掛かってもおかしくはありません。
その時、ケイトの煤を操る能力が発動したとすると……!
そう、試験官三人組や重鎮たちが注目する中で、ケイトの能力を見せつけることになります。
ケイトの能力を披露するに、これ以上ないシチュエーションでしょう。
“5人目の重鎮”がそれを見て、ケイト組に合格を言い渡すという大逆転の名采配も期待できますね。
ここまでいくつかの説を挙げましたが、個人的には最後の“こびりつきまたは亡霊説”を推したいと思います。なるべくなら、彼女達には自力で“お披露目”を乗り越えて欲しいですからね。
あー、でもラムやリッキーが助けに来る展開も熱いなあ……
さて、皆様はどんな風に考えたでしょうか?
もし他の説を考え付いた、とか『お前の言っていることは見当違いだ!』なんていう方がいらっしゃいましたら、ぜひご意見お聞かせ願えると嬉しいです。
そして、恐らく読者の予想を確実に超えてくるであろう本編が今から楽しみです。
