来客のない奇妙な館 ~シャドーハウス考察ブログ~

ヤングジャンプで連載中のソウマトウ先生作、“シャドーハウス”の考察ブログです。

2020年12月

第86話 管理者の思惑

凄いどうでもいい話ですが、エドワードのスーツってかなり派手ですよね。

初登場の頃から「悪趣味」とか「目がチカチカする」なんて言われていましたが、黒地に黄色という配色の時点でかなり奇異です。
しかもそれが花柄というのですからもうお腹いっぱいです。胸やけがしてきそう…。


ちなみに「花柄」と「スーツ」でWeb画像を検索してみると、これまた賑やかな写真がずらっと出てきます。どれも街中ではまず見ないデザインばかりです。というか、どうみてもカタギの人が着る服では…(以下自粛)

ただよく見てみると、ほとんどが「演出服」「舞台服」「ステージ衣装」として出品されています。
要するに普段使いではないということですね。言われてみれば、確かに舞台映えしそうではあります。

服飾史に詳しくないので何とも言えませんが、近世欧州ではこういった服が流行っていたのかも知れません。そうすると現代人の目には奇異に映る服も、“貴族のまねごと”をするシャドーハウスでは至って普通なのでしょう。

ソウマトウ先生はpixivFANBOXで参考資料を紹介していましたが、その本の中に英国の服装に関する資料が数点ありました。もしかしたらその中にはケイトやジョン、そしてエドワードが着ているような服も載っているのかも知れませんね。


しかしフィクション、それも二次元とはいえ、あのスーツを着こなしているエドワードはある意味凄いと思います。現実世界ではどんなに美麗な男性でもあの柄が似合う人なんていないんじゃないですかね?
強いて言えばTHE ALFEEの高見沢氏とかぐらいでしょうか。海外の俳優とかまで調べてみればもうちょっといそうですが、それでもごく少数でしょう。


シャドーハウスは容姿端麗なキャラクターしか登場しませんが、漫画やアニメでよく見受けられる「イケメンしか出てこない」「美少女しかいない」といった批判を、物語の設定で無効化しているのは非常に巧みだと思います。その上で通常の人間であれば到底似合わない服をサラッと着せるとは実に策士ですね。

前話でバービーは「ケイト様は少し策士過ぎる」なんて言っていましたが、ソウマトウ先生の一方は頭から煤を出す赤いドレスのお嬢様なのではないかという考えが、再び頭をもたげてきました。


第86話は、そんなハイレベルなこどもたちの棟での権力争いを制し、“二階”まで辿り着いたエドワードが主役のお話です。



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アニメ・シャドーハウスのメインキャスト発表!

少し遅くなってしまいましたが、先日行われたジャンプフェスタ2021オンラインのシャドーハウスコーナーをご覧になったでしょうか?

私は放送ぎりぎりになんとか間に合って視聴したのですが、とうとう明かされたアニメ情報に興奮しっぱなしでした。放送中はツイッターで何度か呟いていたのですが、初めてツイッターをツイッターらしく使った気がします。


今回もっとも注目されたのは、メインキャスト(声優)の発表です。

“メイン”とはもちろん、主人公・エミリコともう一人の主要人物・ケイトですね。アニメ化が告知される前から、どんな声なんだろうと想像していた方も多いかと存じます。

元気溌剌天真爛漫なエミリコと、凛々しく気高いケイト。

同じシルエットを持つ個性豊かな二人を誰が演じるのかについては、そもそも一人二役なのではないかといった意見もあり、活発な議論が交わされていました。


そして20日13:30。

とうとう秘されてきた情報が解禁となりました。


ケイト役は、プロ・フィット所属の鬼頭明里さん。
エミリコ役は、アイムエンタープライズ所属の篠原侑さん。


このお二人が、あの一対のキャストとなりました。


ケイト役の鬼頭さんは今年大旋風を巻き起こした「鬼滅の刃」のヒロインを演じられたこともあって、大注目を集めていましたね。私は存じ上げていなかったのですが、鬼滅の刃の禰󠄀豆子役だそうです。
鬼頭さんの報告ツイッターのリプライには「シャドーハウス読んでみます!」といった投稿が早速溢れており、声優さんの影響力の大きさに改めて驚かされました。

対してエミリコ役の篠原さんは、2018年に「となりの吸血鬼さん」の主人公・天野灯役などを演じられるなど、現在期待を寄せられている新進気鋭の若手の一人です。今回も主人公キャラクターへの抜擢とあって、ファンの方々から驚きの声が上がっていました。


その後のインタビューでは、お二人の作品の印象やおすすめポイント、声優から見たシャドーハウスの感想など、興味深いお話が沢山あってあっという間の15分間でした。

特に、お二人とも自身のキャラクターを演じるのが大変だと仰っていたのが印象的だったのですが、ある意味他者の感情を演じるという点においては、生き人形と声優は似ている部分が多いと感じました。

声優さんがシャドーハウスについて語る日が来るとは、何だか夢みたいです。


そしてラスト。

数日前より公開されていたPVが音声付きで流されました。

最初ケイトの声を聞いたときは少し幼いかなと思ったのですが、ケイトがまだ子供であることを考えるとこれが正解なんですよね。高貴な屋敷に住む落ち着いたお嬢様を想起させる声に、今はもうこれ以外のケイトの声は想像できません。

PVの台詞は「貴女に 名前を付けなきゃね」という一言だけですが、「貴女に」と「名前を~」の間に一呼吸置いているのもケイトらしさを感じました。エミリコに館のルールとは異なる名前を付ける時の躊躇や戸惑いが表れていて、作中にはまだ出てきていない台詞なのに全く違和感がありませんでした。


エミリコの台詞は、PVが終わる間際の「私はケイト様の鏡です」でした。

こちらは第6話のあの名シーンの台詞です。
ケイトと向かい合って発した作中屈指の名言ですが、元気よく明るいエミリコの声に多くの方が感嘆していました。ツイッターでは、想像していた声とそっくりだったという呟きが実に多かったです。


ソウマトウ先生も第1話のアフレコを見学したそうですが、その様子を「キャラクターに命が吹き込まれる瞬間」と表現し、「本当に感動しました」とコメントしていました。
一ファンの私でさえ二人の声を聞いて感激したのですから、作者である先生方にとっては喜びもひとしおだったかと拝察致します。同時に、原作者を感動させる演技を完璧にこなす声優さんに敬意を新たにしました。


ケイトは第1話で「横顔」「洋服」「エミリコ」がケイト・シャドーとしての個性と語っていましたが、アニメ化によって「声」という個性が彼女には与えられました。
エミリコももちろん、声が与えられたことで彼女のキャラクターに新たな魅力が加わりました。


漫画とアニメ。

それぞれ手法は違えど、人が想像し生み出した物語を紡ぐという点では一致しています。

互いが独立した表現手段でありながら密接した関係を作っているのを見ると、シャドーハウスのシャドーと生き人形の関係にそっくりだと思わず感じてしまいました。


ソウマトウ先生の作り上げた世界を踏襲しながら、アニメでもケイトとエミリコの物語が繰り広げられることでしょう。

アニメから生み出されるシャドーハウスの新たな一面を見るのが、待ち遠しくて仕方ありません。




アニメPV公開&2021年放送と発表!

昨日、アニプレックスとソニー・ミュージックエンタテインメントの公式動画の一部でシャドーハウスのアニメPVが公開されました。

まだご覧になっていないという方はYouTubeでも公開されていますので、以下からご覧下さい。
シャドーハウスのPVは12分13秒から始まります。





見て頂けたでしょうか?

いや~、実に素晴らしいです!
ケイトが、エミリコが動いているのですから興奮が止まりません!

それに音楽も雰囲気も全部が全部ぴったりで、これ以上はまずないと思えるほどの出来です。

これに声まで付くというのですから、本日のメインキャストの発表が楽しみで仕方ありませんね。

おまけに、この動画ではなんと大トリです!
一番最初の鬼滅の刃でも汽車が登場しているので、それに合わせてシャドーハウスをラストに持ってきたのかなとも思ったのですが、いずにせよ結構優遇されていて驚きました。

2021年ON AIRとのことで、今から待ち遠しいです。


さて。

ついつい興奮してしまいましたが、動画の紹介だけではちょっと記事のボリュームが少ないのでちょっとだけ小ネタをいれます。

それは、今回のPVの各シーンは漫画のどの場面なのかについてです。

ざっとあげると以下の通りかと思います。

・冒頭の汽車(単行本4巻P124・第46話)
・館と黒い鳥(単行本4巻P144・第47話)※鳥は描写されていない
・霧のかかった館と窓(単行本1巻P89・第7話)
・本をめくるケイト(単行本1巻P5・第1話)
・ケイト顔アップ(単行本1巻P7・第1話)
・お目覚めエミリコ(単行本2巻P112・第21話)
・煤を出すケイト(アニメオリジナル?)
・窓を拭くエミリコ(単行本1巻P82・第7話)
・林と館(強いて言えば単行本6巻P123かP134)
・すす処理の間(単行本4巻P183・第50話)
・壊れた人形(単行本1巻P19・第2話)
・並んだ5人の少年少女(アニメオリジナル)
・生き人形の部屋の廊下(単行本1巻P38・第3話)
・亡霊の足(単行本2巻P19・第14話)
・振り返るエミリコ(アニメオリジナル?)



ちょっと怪しいところが何箇所かありますね。

煤を出すケイトについては、結構ケイトは煤を出すシーンがありますので、それに似た場面なら幾らでも当てはまりそうです。

また、ラストの振り返るエミリコですが、これもちょっと分かりませんでした。

一番注目したいのは、中盤で5人の子供が並んでいるシーンです。

これってどう見ても、エミリコの同期5人にしか見えないですよね!?
左からラム、ルウ、エミリコ、ショーン、リッキーでしょうか?

いやいや、この作品のことですからミスリードを意図的に仕掛けた可能性も……!?

なんともいやはや、見れば見るほど新しい発見がありますね。
アニメ放映が始まったら、さぞかしどれほど緻密な描写が成されるのかとても楽しみです。



第85話 特別な珈琲

今回はほぼ1年ぶりの『星つき回』でしたね。

今年最初のシャドーハウスは第52話でしたが、あの時の扉絵は星つきが勢揃いしており、さながら年始の挨拶のようでした。

あれから一年、何だかあっという間の気分です。30話以上も話が進んだとは信じられない気持ちです。


さて。
翻って第85話の扉絵ですが、今回は2ページ目以降に描かれています。

第82話のあらすじ記事でこういった構成は珍しいと書いたばかりなのに、早速事例が増えてしまいました。これからはこういった形で扉絵が描かれることが多くなるのかも知れません。


ただ何よりも目を引くのが、今回の扉絵は星つきの生き人形だけしかいないことです。それも4人全員があの珈琲を飲んでおり、もちろん瞳は濁ったままです。

星つきについては最近よく掘り下げられていたため親近感を抱くことも多かったですが、こうしてみると彼らは館にどっぷりと浸かっているのが良く分かりますね。


今回のお話は、失われた“特別な珈琲”について懊悩する4組の姿が描かれていました。


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12月20日(日)は映像配信の”お披露目”

ツイッターで告知されていましたが、今年のジャンプフェスタ2021ONLINEでシャドーハウスのコーナーがあるようですね。

その名は何と「お披露目の間INジャンプフェスタ」です!

アニメ化決定後の初イベントとして、これほど相応しいネーミングもないでしょう。如何にもシャドーハウスらしいタイトルです。


内容の詳細はまだ分かりませんが、16日現在で分かっているのは

・出演者はタレントの岩井勇気氏
・メインキャスト2名の発表(ゲスト出演もあり?)
・キャスト発表(メイン2名以外も?)
・第1話はアフレコが終わっている。

といったところでしょうか。

括弧書きのところは私がこう捉えただけですので不確定です。ただインタビューがあるということでしたので、岩井氏とキャストのトークがあるのかも知れないですね。岩井勇気氏のことは存じ上げないのですが、シャドーハウスに関わる方ですのでちょっと調べてみようかなと思います。


例年通りなのか今年が特別なだけなのか分かりませんが、オンライン開催とのことで家に居ながらにして視聴できるとはなんとも嬉しい限りです。
今後も様々なイベントがあるかも知れませんが、現地に行くことが難しいファンの方のためにオンライン開催は続けて欲しいなあと思います。


本ブログは情報サイトではないので、とりあえずジャンプフェスタの続報等につきましては以下のサイトよりご確認下さい。

ジャンプフェスタ2021オンライン | ANIPLEX+ (aniplexplus.com)
(アニプレックスのHP)

ジャンプフェスタ2021 ONLINE (jumpfesta.com)
(公式HP)


どうやら視聴するにはアプリを入れなければいけないらしいです。
私の持っているタブレットはヤンジャンアプリでさえ対応していないので、ちょっと不安になってきました……。


それにしてもアニメ化告知からもう2か月が経つんですね。
丁度二月前はアニメ化発表で高揚していたかと思うと、時が過ぎるのは早いなあと感じます。


今年も残すところ2週間弱。

今週は休載ですが年内中にあともう1話が公開されますし、20日のジャンプフェスタではきっと驚くような新情報が待ち受けていることでしょう。


年の瀬が迫っていますが、シャドーハウスが一年の締め括りならば本望です。

シャドーハウスファンの2020年はまだまだ終わりません!



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