今、シャーリー&ラムのキャストで紹介した下地紫野氏のソロ曲「God Save The Girls」を聞いているのですが、凄い良い曲ですね!

今まで知らなかったのが勿体ないと思えるくらいです。明るくて元気が貰える応援ソングですので、是非とも検索して聞いてみて下さい!


さて、そんな感じでやる気が出たので本日5本目の記事を更新したいと思います。1日で記事5本とかいつ以来だろう……。
(2週間で1回しか更新しない時もあるのにね。)

今回取り上げるのは、第90話でちょこっとだけ出てきたジョンについてです。

いつも奇想天外な登場をするジョンですが、今回はケイトが不意に現れたこともあってか、慌てて彼女の後を付いてくる様子が描かれていました。

しかし多くの方が疑問に思っているように、ジョンはこの時、正体不明の紙切れを持っていました。

本記事ではその紙は一体何なのかについて考えていきたいと思います。


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第90話のどこでジョンが出てきたのか分からない方は、終わりから読んでみて下さい。
ラストのページを一つ戻ると彼がいます。(もちろんショーンもいます)

たった3コマですが、なんか安心できますね。

前記事で散々「ケイトが心配だ」なんて言いましたが、ジョンがいれば何とかしてくれるんじゃないかという、根拠のない期待が胸に湧き上がってきます。


さて、そんなジョンですが、最初のコマでは何やら頭を掻いていますね。
まるで『まいったなあ』という声が聞こえてきそうです。

そんなジョンが手にしているのは一枚の紙です。
大きさはB5用紙くらいでしょうか。とにかく縦長の紙です。


SNSでは多くの方が「婚姻の申請書?」と推測する声が多く見受けられました。

もしもそうであれば、万が一ケイトが星つきの居住塔に侵入したことを咎められても『婚姻を申請しようとしてたんだ!』とジョンが言えば丸く収まりそうです。『珈琲豆すり替え作戦』が失敗に終わっても何とか繕えることでしょう。
(ケイトの署名がないことを指摘されても『ジョンだから』で済みそう)


ただジョンの持っていた紙が縦長であることから、あれは婚姻の申請書ではないという意見も少数ながらありました。

確かに、第88話でサラが破いていた婚姻申請書は横長です。そうするとジョンが持っていた紙は婚姻の申請書ではないということになります。

はて、ジョンが持っていた紙は婚姻の申請書か否か……。


この件については、現状どちらともいえます。

何故かというと、婚姻申請書の様式が定まっているかどうか不明だからです。

『様式4-10』みたいな感じで、シャドーハウスで交わされる書類に正式な型があればともかく、そういった申請書類がこれまで登場したことは今までありません。

ならばジョンが持っていた縦長の紙が婚姻の申請書という可能性も否定できないでしょう。

また、仮に様式が定まっていたとしても、ジョンの場合婚姻の申請について碌に調べもせずに『おっしゃあああ書き終わったー!!』と勝手に紙に書き、結局バーバラに『こんなの受理できません!』と怒られるパターンもあるといえばありそうなんですよね。

よって、サラが持っていた婚姻申請書が横長だったからといって、ジョンが持っていた紙が婚姻の申請書ではないとは言い切れないのです。


ただここまで書いておいて難ですが、私の考えとしてはあの紙は婚姻の申請書ではないと思っています。

何故かといいますと、婚姻の申請書に正式な様式があると明言されていないものの、こどもたちの棟では頻繁に書類のやり取りが交わされていると推測できるからです。

例として、第60話でリディアは「お披露目後は服や家具 壁紙だって申請すれば変えられるでしょうが」「カタログあるから見なよ」と言っています。

リディアの台詞から考えると、香水を始めとして身の回りにあるものを変更することは珍しくないと思われます。実際にパトリックは部屋の装飾をお披露目後に変えています。

ならば、こどもたちの棟では様々な「申請」が日頃から行われていることでしょう。すると各申請ごとに書類があると考える方が自然です。

この推測が成り立つなら、やはりサラの婚姻申請書とジョンが持っていた紙は違うものだと思います。それに、もしもジョンが思い付きで婚姻の申請書を作成していたなら流石のショーンも主人の暴走を制止するでしょうから、あの紙は別の物と考えたほうがよさそうです。


では一体、ジョンが困惑しながら読んでいたあの紙は何なのでしょうか?

ここまで考えた時、一つのシーンが思い浮かびました。

それは、マリーローズとの戦いが終わった第75話で描かれたとある“手紙”です。覚えていらっしゃるでしょうか?
(そういえばこの回は7巻の最初のエピソードになりそうですね。)

あの日のケイトは、一晩を徹して続いた壮絶な闘いによって、エミリコが心配するほど深い眠りについていました。冒頭ではケイトの傍で、じっと目を覚ますのを待つエミリコの姿が描かれていました。

そんなエミリコがケイトから注意を逸らしたのは、部屋を何者かがノックしたからです。

そこには、顔の見えない人形が手紙を届けに来ていました。

この場面こそが、第90話のジョンを見て私が思い出したシーンです。


この場面を見た時、そもそも部屋に来た封書をエミリコが開封していたのも疑問でしたし、おまけに直後の煤クッションやバーバラからの呼び出しによってうやむやにされていたのがずっと気に掛かっていました。

しかも最近は作中の謎については早々に種明かしされることが多かったのに、この手紙についてはその後一切触れられていなかったんですよね。


しかし仮にあの手紙が、ケイトではなくエミリコ宛に来ていたとしたらどうでしょうか?

少なくともエミリコが独断で開封した理由が説明できます。

また、ジョンが持っていた紙が第75話でエミリコが読んでいた手紙と同じものだとしたらどうでしょうか?

どちらの紙も『縦長』です。同種類の紙だと考えることは十分できます。
ジョン宛ではなくショーンに来た手紙を読んで、困惑しながら頭を掻いていたのが第90話終盤のシーンだったのではないでしょうか。


すると気になるのが、その手紙の内容です。
果たしてどんなことが書いてあったのか。


……すみませんが、そこまでは思い付きませんでした。

そもそもジョンが第90話で読んでいた紙が第75話と同じ手紙だったとしても、推測通り“生き人形”宛とは限りません。ケイトやジョンに宛てた手紙であることも否定できません。

また、仮に生き人形に宛てた手紙だったとしても、その内容は幾らでも考えられます。

エドワードの罠かも知れませんし、マリーローズとローズマリーが事前に書いた手紙かも知れません。

或いはあの怪しい人物・アンソニーかも知れませんし、絶対記憶を持つラムかも知れません。

またはこれは私の考えすぎで、第75話の手紙は描写されていないだけで、直後のバーバラからの呼び出しの旨が書かれた手紙であって、深い意味がないとも考えられます。


さて、ジョンがあの時持っていた紙に一体何が書かれているのか。

そしてそれはケイトを救う一手になるのか。


ここは一つ、私の考察などひっくり返して、星つきの居住塔でケイトに格好いいところを見せたジョンが、その流れでケイトにプロポーズ(婚姻申請書へのサイン)する甘い展開を繰り広げて欲しいですね!