いつもながら記事更新遅くなり申し訳ありません!

此度は流行病で臥せっておりまして、何の事前挨拶もないままお待たせしてしまいました。ああ、せっかくのアニメ放映期間中なのになんて勿体ない!我ながら相変わらず間が悪いなあ…。(昨日アニメ5話見たばかりで6話はまだ見てません。1期から録画していたのに直近2話はその気力すらなかったです。)

しかし私が床に臥せっていようが、世間がお盆を迎えていようが、政界で内閣改造があろうが、お構いなしにケイトの闘いは続いています。

それは漫画然り、アニメも然りです。


ということで、今回も最新話公開が近いので早速参りましょう。

第140話は、名探偵ケイトの推理が炸裂です!
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前回、「無能力者狩り」が風紀班の自作自演ではないかとケイトが明言した場面がラストでした。

今回はその続きです。有り体に言えば、すす能力を晒したジェームズとピーターの所業をケイトが審らかにしました。

要するに、ジョージとニコラス、パトリックを襲ったすす能力は、ロレッタとエリザベスのものではなかったのです。全ては風紀班のイメージを良くするためのダグラス班の組織的犯行でした。


罪を擦り付けられるところだったロレッタもエリザベスも、流石のダグラス班の企みに不信感を隠していませんね。ロレッタに至っては青筋立てて怒り出す始末です。(怒りの原因はケイトの「ロレッタは」「周囲から少し怖がられているわ」という発言ですが)


まあ気持ちも分かります。

前回ダグラスは、ロレッタとエリザベスが捉えられた際に「『誰かが責任を取ればいい』そういう風潮になったのは今の“星つき”のせいだ」なんて殊勝なことを言っていたのに、実際やっていることは姑息な裏工作とあれば、ロレッタとエリザベスからすればどの口が言っているんだという気分でしょう。

しかも、このダグラスの発言が計算づくだとすれば、彼は「無能力者狩り」で風紀班を結成するのみならず、誰かがロレッタとエリザベスを犯人として吊し上げることさえも想定していたことになります。

ダグラスの描いた台本では概ねこんなところでしょうか。

自作自演で「無能力者狩り」を起こして棟の不安を煽る。
↓
その際に予め犯人を別人に擦り付けられるよう工作する。
↓
「風紀班」を結成する。
↓
わざと「無能力者狩り」の犯人を曖昧にする。
↓
名指しされにくい人物(班長)が疑われるよう仕組んだので当面は安心。
↓
仮にロレッタとエリザベスが疑われても「今の“星つき”のせいだ(キリッ)」
↓
どう転んでも風紀班のイメージは鰻登り!



こうまで自分達が出汁に使われたとあれば、ロレッタとエリザベスの怒りももっともです。ケイトに理があると明らかになると、あっという間に彼女たちはケイト側に着きました。


ただ、こう時系列順に書いてみると確かにダグラスは相当頭が良いですね。かなり先の方まで読んで手を打っています。

第123話でショーンは「もう事件は起きないかもしれないな」と言っていましたが、ここまで布石を打っていれば当然です。

黙っていても風紀班はこどもたちから歓迎されていましたし、その上星つきや頭の良い人物が「無能力者狩り」の犯人としてロレッタとエリザベスを吊るし上げれば、それだけでもう儲けものです。

ダグラスがキメ顔で「『誰かが責任を取ればいい』」と言い放ってしまえば、

現星つきを糾弾
+ロレッタとエリザベスを名指しした人物を諭す
+ロレッタとエリザベスから感謝される
+自作自演とバレない
+こどもたちから風紀班はやっぱり違うと評価される

の一石五鳥です。

ショーンの発言の後にリッキーは「じゃああいつらの目的はすでに達成されたってことかよ」と悔しがっていましたが、それだけではなかったことに驚きです。流石、伊達に第1班の班長ではないですね。

第128話でダグラスはサラに「お前はもう何もするな」と言っていましたが納得の行動力です。このままいけば、こどもたちの棟の実質的なトップはダグラスになっていたことでしょう。

第77話でバーバラは、「星つき」が「お呼ばれが確定した」という意味合いから棟の教育係に変わった、と言っていました。それと同じような、いやそれ以上の変革を彼は起こそうとしていたのです。

ダグラス政権樹立は、この時点でもう秒読みでした。


しかし、しかし。

ここまで計算し尽していたダグラスですが、相手が悪すぎました。

なんと言っても彼が対峙しているのはケイトです。それも名探偵モード全開のケイトです。

お披露目で重鎮達の視線を察知し、すす珈琲の効能を見破り、星つきに啖呵を切り、ローブ様の正体を看破し、「奥の手」を使ってマッドサイエンティストを味方につけたお嬢様相手では、ダグラスと言えどもなす術はありませんでした。

あっという間に論破され、「無能力者狩り」の現場にあったピーターのすす塊という動かぬ証拠を出されて完敗です。

あらぬ顔(白目ダグ)を晒し失神するダグラス。1班の面々が心配そうに駆け寄って来たのだけがせめてもの救いでしょうか。

ケイトの流れるような推理ショーはやっぱり惚れ惚れしますね。
(最後の「貴方…密かに大人と繋がっているの」はオーバーキルな気がしますが。というか私もケイトに耳打ちされたい)


さて、ところで一連の推理において少し気になったことがあります。

それはケイトが決定的な証拠として出した、“ピーターのすす塊~ガラス片を添えて~”です。(こう書くとコラボメニューでありそう)

あれって、いつ回収したんですかね?

時系列で言えば、「無能力者狩り」の後ということになります。そして第127話で雨が降っていたということは、それ以前に現場から回収していなくてはいけないんですよね。

しかし、作中にそれを伺わせるようなシーンは見当たりません。なのに唐突にあんな証拠が出てきたのはなぜなのでしょうか?

もしや、ダグラスとギルバートとの決闘で崩壊した瓦礫の下にあったとかでしょうか……。

または、第127話でケイトはサラを眺めながらダグラスのことを考えていたので、その時点でダグラスを疑っていた可能性も無きにしも非ずです。


ただ、個人的にはあのすす塊。ケイトのハッタリではないかなと考えています。

アニメ5話ではないですが、同期組の煤を混ぜて作った煤だるまにガラス片を入れて、暖炉で焼いたんじゃないかなと。それこそ、オリバーだったら煤とこびりつきの扱いは詳しいですし、ひょっとしたら暖炉よりも精巧な竈で精製した可能性だってあります。で、それをダグラスに突き付けたのではないでしょうか。


ですが、案外ダグラスとギルバートの決闘で崩れた瓦礫に埋まってたとかでもいい気もしてきました。

ラストで意味ありげにギルバートが登場してますしね。

で、ケイトが持っているガラス片入りのすす塊を見て、『…やるな!これは迂闊だった!』と失態に気付くギルバートを見たい気も…。(いや、これだとギルバートがただのうっかりさんになってしまう)


冗談はさておき、ここでギルバートが登場するとは予想外でした。

しょっちゅう登場する割には(それこそ第44話で登場済)あまり掘り下げのなかった彼らですが、果たしてどんなことが語られるのでしょうか。

SNSを覗いていますと、すす管送りにしたベルのことに関して何か思うところがあるのでは、という推測もあり、確かにその可能性も高いかと思います。

すると、ダグラスの「『誰かが責任を取ればいい』」発言に共感していることも大いにあり得そうですね。案外あの発言は本気だったとか…?


ケイトは第60話で研究班のラボを訪れた際に、救護班はエリートだと推測していました。第63話冒頭での彼ら彼女らの仕事ぶりを見ていると、実際その通りだと思います。

煤量の多いこどもたちの棟の実力者とあれば、ケイトの相手として不足はないでしょう。

ケイトVSギルバードとなるのか、はたまた手を結ぶことになるのか。

できれば「“救護班”と仲良し作戦」にシフトしないかなあと、楽観的な見方で楽しみに待ちたいと思います。