もう師走ですね。

お盆が終わった頃は、次の大型連休は年末年始だから先が長いなと思っていましたが、何だかあっという間でした。毎年同じ感覚を繰り返していますが不思議なものです。

さて、今年を振り返ると色々ありました。シャドーハウス絡みだと原画展開催が一番の話題だったでしょうか。原画展終了後してからまだ次報はありませんが、きっと来年には他の地方でも開催してくれることでしょう。その時は旅行がてら私も足を伸ばしたいですね。今からもう楽しみであります。(そういえば原画展の額装そろそろ届くかな?)


しかし、それでも令和5年はまだ20日も残っています。

実は今年中に書きたいと思っていた記事が未だに二つほどあるのですが、何とか間に合わせられるよう頑張りたいです。(一つは純粋な自慢記事になりますが)


ただ、その前にまずは各話感想からまいりましょう。

遂に第200回まであと「20回」と迫ったシャドーハウス。

こどもたちのトップと大型新人の直接対決となりました。
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いきなりラストの場面について語りますが、そういえばステラのすす能力試験って制限時間あるんでしたね。

最初見た時「そんなルールあったっけ?」てなりましたが第176話でサラはこう言っています。


「ここでの試験は10分以内にケイトからスタンプを奪うことそれだけ」


あ、ちゃんと事前に言ってましたね。すっかり失念しておりました。エドワードから監視を命じられたサラが突然変なこと言い出したのかと思いましたよ。あからさまなスタンドプレーではありませんでした。


ただ、この10分ルールって随分と理不尽かつ不公平ですよね。

試験内容に差があるのはともかくとして、ケイトが受けたお披露目では事前の審査で順位付をした上で、各組の救出難易度が設定されていました。

その順位付けもエドワードの恣意的なものではありましたが、とりあえず表向きは公平なルールを標榜していたわけです。一応は新人の実力を「お披露目」する体裁は繕っていたと言えましょう。


にも拘らず、ステラの場合

・相手はこどもたちの棟の代表
・なぜか不安定な足場での対決
・制限時間10分

と他の組に比べて条件はかなり過酷です。しかもケイトが受けたお披露目と違って、なぜステラだけここまで高難易度な試験なのか根拠がないという有様。何が何でもステラを落第させようという意思が見え透いてきます。(お披露目当日に遅刻したペナルティにしては重いですし、そもそもあの時エドワードはセーフ判定してますしね)


加えて、試験官直属の監視付き(サラ)という念には念の入れようです。

最初サラの姿を見た時はケイトに対する監視かと思っていましたが、どうやらそれだけではありませんでした。なぜならステラがスタンプを手に入れた時、明らかにサラ(ミア)の表情が曇ったからです。

これはつまり、サラがステラの課題クリアを良く思っていないことを証左していると同時に、サラがエドワードの狙いを把握していることを表しているのでしょう。

結果、とうとうサラはキャンディからスタンプカードを掏るという明らかな妨害行為にまで打って出るに至りました。(実行したのは恐らくミア)

そしてラスト、非情にも時間切れによる失格が宣告されたわけです。


書き出してみるとなんともな幕切れですね。

間違いなくエドワードはステラに狙いを定めていたのでしょうけども、それにしても尋常でないくらいの試験格差です。余程前回のお披露目後のライアンの叱責が効いたのでしょうかね?

まあエドワードからすれば既に「お迎え」に一度失敗してて後がないので、このお披露目で何がなんでも成果を上げなくてはいけないんですけどね。

そのためなら新人の一人くらいどうとでもなる、くらいの感覚なのかも知れませんし、ついでにケイトが「反乱分子」という証拠が出てきたら一石二鳥なのですから試験官という地位を活用しない手はありません。全く油断ならない男です。


しかし、あのキャンディがこのまま引き下がるとは思えない反面、この状況をどう覆すのかは悩むところです。

私としては、サラの懐中時計を壊して『それじゃ時間分からないから無効ね』とケイトに言って貰うか(そもそもケイト星つきですし)、或いは前回のケイトに続いてステラのすす能力を軽く見たエドワードに痺れ切らした重鎮がアニメ1期の最終回の如く介入してくるか、はたまた実はエミリコがサラからスタンプカードを掏っていて既にケイトのスタンプを押していたというファインプレーを見せるか、というのしか思いつきません。(事前にスタンプを押すというアイディアは、大学時代に研究室で宿泊する際、教授から借りた判子を使って何十枚もの申請書に予め大量に捺印していた思い出から)


ですが、それよりも恐ろしい方法があります。

それはキャンディがサラを迷路から突き落とすという手段です。

第176話のキャンディのモノローグに以下のような台詞があります。


「殺す気でいかないとこちらが死ぬ」


これはケイトとの闘いを想定したモノローグでしたが、それはサラに対しても変わらないと思います。キャンディならやりかねないでしょう。


振り返れば、前回のお披露目でも似た場面がありました。

リッキーがルイーズとルウを突き落とそうとしたエピソードです。

第33話でルイーズから暴言を吐かれたリッキーは、ルウと再会した喜びで周りが見えていないルイーズに対し、穴に突き落とせば蹴落とすことが出来ると考えていました。

もっとも、あの時のリッキーは結局行動には移しませんでした。生き人形がシャドーに手を出してはならないと踵を返したのです。


ですがキャンディは違います。

シャドーへの忠誠心が全くない彼女なら躊躇なくシャドーに手をかけるのは造作もないことでしょう。増してや自分たちの命が懸かっているのです。勝算ある方法なら手段は問わないでしょう。


第38話のリッキーの回想では、彼は当時こうも言っていました。


「パトリック様の顔に泥を塗るようなバカじゃない」

この台詞を見る限りでは、洗脳されていようがいまいがリッキーは同じ行動をしたことでしょう。それだけリッキーのパトリックへの敬愛は突出していました。流石ソウルメイトです。

しかしシャドーを「調教してやる」と言っていたキャンディの場合だと、どんな行為に出ても不思議ではありません。

キャンディは「生き人形」としてタブーを侵すのか、それとも持ち前の頭脳で一発逆転の策を巡らすのか。

そして絶体絶命の“師匠”を前に、我らが主人公のエミリコが活躍を見せるのか。

私としては後者を願っています。