なんとも情けない話ですが、最近珈琲が手放せない毎日が続いています。
といっても勿論、シャドーハウスに出てくる洗脳珈琲の話ではありません。私が飲んでいるのはごく普通のブラックコーヒーです。
連載記念日に意気揚々と富士山に行ったのは良いものの、その間に溜まった仕事やいつの間にか進んでいた案件諸々片づけていたら、あっという間に203話&18巻発売日が迫ってきてしまいました。心の中ではまだ9月上旬だというのに、ふと気づけば18日ですよ。年取ると時間の進みが早くなると言いますが、その時間にしがみつくために絶賛カフェイン常用中でございます。
しかし、本来であれば珈琲はもっと味わって飲むものですよね。「コーヒーブレイク」なんて言葉があるように、心を休ませるために珈琲を飲むという方も多いことでしょう。そういえば私自身も「第195話 新班編成【感想】」という記事で椿屋珈琲について触れてましたが、暇ができたらまたこんな風に珈琲を楽しみたいものです。(まあそれまでは頑張らなきゃですが……)
さて、ところでシャドーハウスで描かれる「珈琲」はとかくおぞましい飲み物ですが、キャラクター達にとっては特別な意味を持つ飲み物です。その理由はネタバレになるのでここでは触れませんが、少なくとも激務の中で摂取する飲み物ではないことは確かです。作中において「珈琲」は贅沢な飲み物なのです。
此度のエピソードでは、「仕事中」だったという理由で珈琲を摂取しなかったおかげで、危機を回避することのできた一対が登場しました。
ケイトは数少ない仲間とともに、窮地を脱すべく再び立ち上がります。
といっても勿論、シャドーハウスに出てくる洗脳珈琲の話ではありません。私が飲んでいるのはごく普通のブラックコーヒーです。
連載記念日に意気揚々と富士山に行ったのは良いものの、その間に溜まった仕事やいつの間にか進んでいた案件諸々片づけていたら、あっという間に203話&18巻発売日が迫ってきてしまいました。心の中ではまだ9月上旬だというのに、ふと気づけば18日ですよ。年取ると時間の進みが早くなると言いますが、その時間にしがみつくために絶賛カフェイン常用中でございます。
しかし、本来であれば珈琲はもっと味わって飲むものですよね。「コーヒーブレイク」なんて言葉があるように、心を休ませるために珈琲を飲むという方も多いことでしょう。そういえば私自身も「第195話 新班編成【感想】」という記事で椿屋珈琲について触れてましたが、暇ができたらまたこんな風に珈琲を楽しみたいものです。(まあそれまでは頑張らなきゃですが……)
さて、ところでシャドーハウスで描かれる「珈琲」はとかくおぞましい飲み物ですが、キャラクター達にとっては特別な意味を持つ飲み物です。その理由はネタバレになるのでここでは触れませんが、少なくとも激務の中で摂取する飲み物ではないことは確かです。作中において「珈琲」は贅沢な飲み物なのです。
此度のエピソードでは、「仕事中」だったという理由で珈琲を摂取しなかったおかげで、危機を回避することのできた一対が登場しました。
ケイトは数少ない仲間とともに、窮地を脱すべく再び立ち上がります。
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「珈琲」を飲まずに危機を回避した一対とは、前回ラストで登場したダグラスとダグです。
ダグラスに関しては、過去回想においてクリストファーに対して疑義を抱いていた描写がありましたね。
それは、第167話に描かれたフィンとのエピソードです。それもあってか、ダグラスとダグはアンソニーに騙されず、洗脳されていないだろうという考察がアプリコメント欄やSNS上でかなり見受けられました。
実際にその通り、彼らは正気を保っていました。
ただ、理由としてはアンソニーを疑っていたというよりは、そもそも珈琲が苦手だったというのが真相のようですけどね。「星つきは仕事中だった」「飲んだ奴らが弛んでるだけ」と言ってはいますが、恐らくはこれ幸いとばかりに仕事を口実にして、珈琲をスルーしたのではないでしょうか。
しかしそれでも、ダグラスの言うことはもっともです。パーティーとはいえ星つきは運営側ですから、現実世界で言えば忘年会で幹事が酔いつぶれてしまったようなものです。そんなのを目の当りにしたら、なんで酒なんか飲んでいるんだという話になるでしょう。それが珈琲でもお酒でも同じことです。
加えて、ダグ曰く、ダグラスは珈琲に酔いやすい体質のようですから一層注意していたのかも知れませんね。ケイトから珈琲と洗脳の詳細を聞いたダグラスは、その事実を知っていたのならケイトの仲間がなぜ珈琲を飲んでしまったのか、なぜ全滅しているのかと更に疑問を呈しますが、これも大層ごもっともです。流石にケイトも、「特別な珈琲」がないと思い込んでいたことについて反省顔で目を伏せるばかりです。「珈琲豆すり替え作戦」がここにきて、まさかの裏目となってしまいました。
ところで、この後エミリコとダグのコミカルなシーンや、エミリコの洗脳解除、ルウの登場と見逃せないシーンが続きますが、一つ本筋からそれた話をさせて下さい。
それは、ダグが語った「ダグラス様は珈琲酔いしやすい体質」という台詞についてです。
シャドーハウスにおいて、ここまで読んできた方ならご存じかと思いますが、偉大なるおじい様の煤が入った「特別な珈琲」を飲んだ生き人形が異常をきたし、洗脳される描写は何度も描かれてきました。
ケイト達のお披露目直後の第44話や、ショーンとルウが豹変した第50話、ミアが裏の顔を見せた第128話と、例を挙げればきりがありません。そして、第46話のライアンとドロシーの会話から、シャドーには偉大なるおじい様の煤は効かないという設定が明かされました。
それに先駆けて、第45話ではエドワードが「珈琲によって『顔』を偉大なるおじい様の忠誠心で満たせればシャドーもその影響を受けます」と説明しています。シャドーがなぜ生き人形から影響を受けるのかについては、シャドーが模倣を得意とする「モーフ」という妖精から形成された存在だからです。
以上のことから、シャドーハウスという館はシャドーと生き人形の両方を洗脳することができているのです。
さて、こんな分かり切った設定を長々と書いて何が言いたいのかと言いますと、それは「こどもたちを洗脳させたいのなら珈琲じゃなくてもいいんじゃないの?」という疑問です。
ケイトは第63話で「神秘性を演出するため」、こどもたちの目に触れにくい珈琲を用いて洗脳していると推理しておりましたが、そんな回りくどいことしないで偉大なるおじい様の煤を生き人形に口径接種させても効果は同じだと思うんですよね。まあ、幾重にも洗脳を強化するために「喜びの会」「掃除の歌」といった舞台装置として「珈琲」を用いていると考えれば辻褄は合いますが、それなら紅茶でもいいんじゃないかと新たな疑問も出てきます。(もしも抹茶だったら喜びの会~和風ver~になりそう)
ということで、そもそもなぜ「珈琲」という飲み物が選ばれたのかが私の長年の疑問だったのです。
しかし、第125話でのスザンナとジョンの“飲み会”、今回のダグラスが酔いやすい体質だと明かされたことで、シャドーは珈琲に酔うということはほぼ事実と確定しました。
となると、シャドー(モーフ)って珈琲に弱いんじゃないですかね?
もともとモーフという模倣を得意とする妖精から出来上がったとはいえ、シャドーは自我があるのですからすぐさま生き人形に完璧に影響を受けるというのも難しいと思います。
ですが、仮にシャドーが珈琲によって酔いやすいとしたら、酔った状態で生き人形から影響を受けることになるので本能が刺激され、より模倣効果が期待できるということで「珈琲」が用いられているのではという推測もできるのです。このあたりについては、今後もシャドーと珈琲の関係について描写を注視していきたいですね。もしかしたら、偉大なるおじい様の煤を混ぜる液体が「珈琲」でなければならない理由がいつか描かれるかも知れません。
さて、本筋に絡まない話が長くなってしまいましたので、最後に一つだけ今回のエピソードについて触れます。
それはラストで描かれた、黒い長髪と上着からはだけた胸元がトレードマークの人物です。
といってもドロシー嬢ではありません。「二階」の大人、トマスがドアの向こうにいました。
いきなり予想外の人物が出てきて驚きましたね。一応生存してるような描写はありましたが、それが星つきの居住塔に突然乗り込んでくるとは想定外です。ケイトも「何故ここに」と驚き顔です。
ただ、よくよく考えてみるとトマスはケイトに会いに来たわけじゃないと思います。
じゃあ何しに来たんだという話ですが、恐らくバーバラに会いに来たんじゃないかと推測しています。
多分、トマスってケイトが星つきになったこと知らないでしょうし、知っていたとしてもトマスからしたら俄かには信じられないと思います。実際に第152話でバーバラが星つきを降りると聞いた時のエドワードは凄い焦ってましたからね。
ましてや、トマスはバーバラを星つきに抜擢したことで煤出し要員を確保し、大人たちの棟での地位を盤石にしていました。そんなバーバラがいなくなったとあれば事実確認に動いたことは考えるに難しくありません。
そんなトマスが、次回どんな台詞を言うのか非常に気になりますね。
「バーバラはどうした?」或いは「あいつ(エドワード)の言っていたことは本当だったのか」といったそんな台詞が開口一番に出てくるかも知れませんね。
まあ、そもそもバーバラをあの手この手で懐柔していた男です。間違ってもケイトの仲間にはならないでしょう。(利害一致しない限り)
ダグラスに注意されたばかりなのですから、お披露目パーティーの珈琲のように失敗しないよう、ケイトには十分警戒してトマスと対峙して欲しいです。
「珈琲」を飲まずに危機を回避した一対とは、前回ラストで登場したダグラスとダグです。
ダグラスに関しては、過去回想においてクリストファーに対して疑義を抱いていた描写がありましたね。
それは、第167話に描かれたフィンとのエピソードです。それもあってか、ダグラスとダグはアンソニーに騙されず、洗脳されていないだろうという考察がアプリコメント欄やSNS上でかなり見受けられました。
実際にその通り、彼らは正気を保っていました。
ただ、理由としてはアンソニーを疑っていたというよりは、そもそも珈琲が苦手だったというのが真相のようですけどね。「星つきは仕事中だった」「飲んだ奴らが弛んでるだけ」と言ってはいますが、恐らくはこれ幸いとばかりに仕事を口実にして、珈琲をスルーしたのではないでしょうか。
しかしそれでも、ダグラスの言うことはもっともです。パーティーとはいえ星つきは運営側ですから、現実世界で言えば忘年会で幹事が酔いつぶれてしまったようなものです。そんなのを目の当りにしたら、なんで酒なんか飲んでいるんだという話になるでしょう。それが珈琲でもお酒でも同じことです。
加えて、ダグ曰く、ダグラスは珈琲に酔いやすい体質のようですから一層注意していたのかも知れませんね。ケイトから珈琲と洗脳の詳細を聞いたダグラスは、その事実を知っていたのならケイトの仲間がなぜ珈琲を飲んでしまったのか、なぜ全滅しているのかと更に疑問を呈しますが、これも大層ごもっともです。流石にケイトも、「特別な珈琲」がないと思い込んでいたことについて反省顔で目を伏せるばかりです。「珈琲豆すり替え作戦」がここにきて、まさかの裏目となってしまいました。
ところで、この後エミリコとダグのコミカルなシーンや、エミリコの洗脳解除、ルウの登場と見逃せないシーンが続きますが、一つ本筋からそれた話をさせて下さい。
それは、ダグが語った「ダグラス様は珈琲酔いしやすい体質」という台詞についてです。
シャドーハウスにおいて、ここまで読んできた方ならご存じかと思いますが、偉大なるおじい様の煤が入った「特別な珈琲」を飲んだ生き人形が異常をきたし、洗脳される描写は何度も描かれてきました。
ケイト達のお披露目直後の第44話や、ショーンとルウが豹変した第50話、ミアが裏の顔を見せた第128話と、例を挙げればきりがありません。そして、第46話のライアンとドロシーの会話から、シャドーには偉大なるおじい様の煤は効かないという設定が明かされました。
それに先駆けて、第45話ではエドワードが「珈琲によって『顔』を偉大なるおじい様の忠誠心で満たせればシャドーもその影響を受けます」と説明しています。シャドーがなぜ生き人形から影響を受けるのかについては、シャドーが模倣を得意とする「モーフ」という妖精から形成された存在だからです。
以上のことから、シャドーハウスという館はシャドーと生き人形の両方を洗脳することができているのです。
さて、こんな分かり切った設定を長々と書いて何が言いたいのかと言いますと、それは「こどもたちを洗脳させたいのなら珈琲じゃなくてもいいんじゃないの?」という疑問です。
ケイトは第63話で「神秘性を演出するため」、こどもたちの目に触れにくい珈琲を用いて洗脳していると推理しておりましたが、そんな回りくどいことしないで偉大なるおじい様の煤を生き人形に口径接種させても効果は同じだと思うんですよね。まあ、幾重にも洗脳を強化するために「喜びの会」「掃除の歌」といった舞台装置として「珈琲」を用いていると考えれば辻褄は合いますが、それなら紅茶でもいいんじゃないかと新たな疑問も出てきます。(もしも抹茶だったら喜びの会~和風ver~になりそう)
ということで、そもそもなぜ「珈琲」という飲み物が選ばれたのかが私の長年の疑問だったのです。
しかし、第125話でのスザンナとジョンの“飲み会”、今回のダグラスが酔いやすい体質だと明かされたことで、シャドーは珈琲に酔うということはほぼ事実と確定しました。
となると、シャドー(モーフ)って珈琲に弱いんじゃないですかね?
もともとモーフという模倣を得意とする妖精から出来上がったとはいえ、シャドーは自我があるのですからすぐさま生き人形に完璧に影響を受けるというのも難しいと思います。
ですが、仮にシャドーが珈琲によって酔いやすいとしたら、酔った状態で生き人形から影響を受けることになるので本能が刺激され、より模倣効果が期待できるということで「珈琲」が用いられているのではという推測もできるのです。このあたりについては、今後もシャドーと珈琲の関係について描写を注視していきたいですね。もしかしたら、偉大なるおじい様の煤を混ぜる液体が「珈琲」でなければならない理由がいつか描かれるかも知れません。
さて、本筋に絡まない話が長くなってしまいましたので、最後に一つだけ今回のエピソードについて触れます。
それはラストで描かれた、黒い長髪と上着からはだけた胸元がトレードマークの人物です。
といってもドロシー嬢ではありません。「二階」の大人、トマスがドアの向こうにいました。
いきなり予想外の人物が出てきて驚きましたね。一応生存してるような描写はありましたが、それが星つきの居住塔に突然乗り込んでくるとは想定外です。ケイトも「何故ここに」と驚き顔です。
ただ、よくよく考えてみるとトマスはケイトに会いに来たわけじゃないと思います。
じゃあ何しに来たんだという話ですが、恐らくバーバラに会いに来たんじゃないかと推測しています。
多分、トマスってケイトが星つきになったこと知らないでしょうし、知っていたとしてもトマスからしたら俄かには信じられないと思います。実際に第152話でバーバラが星つきを降りると聞いた時のエドワードは凄い焦ってましたからね。
ましてや、トマスはバーバラを星つきに抜擢したことで煤出し要員を確保し、大人たちの棟での地位を盤石にしていました。そんなバーバラがいなくなったとあれば事実確認に動いたことは考えるに難しくありません。
そんなトマスが、次回どんな台詞を言うのか非常に気になりますね。
「バーバラはどうした?」或いは「あいつ(エドワード)の言っていたことは本当だったのか」といったそんな台詞が開口一番に出てくるかも知れませんね。
まあ、そもそもバーバラをあの手この手で懐柔していた男です。間違ってもケイトの仲間にはならないでしょう。(利害一致しない限り)
ダグラスに注意されたばかりなのですから、お披露目パーティーの珈琲のように失敗しないよう、ケイトには十分警戒してトマスと対峙して欲しいです。
