来客のない奇妙な館 ~シャドーハウス考察ブログ~

ヤングジャンプで連載中のソウマトウ先生作、“シャドーハウス”の考察ブログです。

シャドーハウス第一宣言

祝!連載二周年記念日

本日も当ブログにお越し頂き、どうもありがとうございます。

ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、本日9月6日はシャドーハウスが初掲載された記念すべき日です。

つまり、シャドーハウスの誕生日です。

おめでとうございます!!


シャドーハウスの2年目は、お披露目編から新章へと移りストーリーが大きく動いた一年でした。

しかしそれだけではなく、作品の周りでも賑やかだったことが非常に印象深く残っています。


名取さなさんが配信で触れたことで「プチバズリ」状態になったこと。
作品生命を賭けた12月の一挙公開が大成功を修めたこと。
4巻購入特典が全国津々浦々で展開されたこと。
フランス語翻訳版の出版を契機に欧州で話題になったこと。

他にも、王様のブランチでシャドーハウスが取り上げられ地上波デビューを果たしたことは記憶に新しいかと思います。


現在もソウマトウ先生の前作「黒-kuro-」とともに期間限定の無料公開が行われており、新たにファンになったという声が多く上がっているようです。

シャドーハウスの二年目は、作品が世に広まった年として語り継がれていくかも知れませんね。


反面、世の中では暗いニュースがこの一年も多かったように感じます。

現在も混乱をもたらしているコロナ禍はその筆頭でしょうか。
前代未聞のオリンピック延期をもたらし、今もなお世界中で苦しんでいる人がいます。

この出来事は、現代社会がいかに脆弱で危うい経済システムの上に成り立っているのかを浮き彫りにしました。
また、人間自身の未熟さを露呈し、心の奥底に潜む利己主義を浮き彫りにしました。

此度の流行病が収まったとしても、世間が疑心暗鬼に陥った現状ではコロナ禍は当分続きそうです。


ただそんな中、脚光を浴びたのが芸術分野でした。

各公演の中止は、時に軽視されがちな音楽や舞台というものが、生活に必要な要素であることを社会に気付かせました。

また、漫画や小説などの文芸が「巣ごもり待機」に果たした役割は否定できないでしょう。

これまで省みられることの少なかった存在が、人心の安定に大きな貢献をしました。


シャドーハウスもその一部を担っていたと思います。
事実、ゴールデンウィーク前にもジャンプ作品の一つとして無料キャンペーンに参加していました。

ただそれらの恩恵を読者が受けることができたのは、取材旅行が制限されながらも執筆して下さった先生やアシスタントの方、思うように業務が回らない中企画を進めた編集部様、出版不況とイベントの中止等で苦しい中でも職務に励んで下さった印刷所の方々、いつも素晴らしい装丁で世界観を表現する芥先生、そして苦しい世情の中で文芸の灯を消さなかった書店や販売店の方々など、多くの人々の尽力があってこそ迎えられた二周年目だと思います。

一周年目の時も申し上げましたが、改めてお伝えします。
シャドーハウスという作品に携わる全ての方々に感謝します、いつもありがとうございます!!


私もシャドーハウスと出逢ってから二年が経ちました。

昨秋ツイッターを開設するなど新しい挑戦もしましたが、その中で更に多くのシャドーハウスファンの方々と出会うことができて、非常に実りのある一年でした。

また、読者だと公言する著名人や才能ある絵師・作家の方々をお見かけすることが多くなり毎日楽しませて貰っていますが、もうシャドーハウスは安定飛行に入ったと言って良いと思います。


もちろん、社会も作品もこれから先どうなるか分かりません。

それでもケイトの崇高な精神とエミリコの天真爛漫な笑顔は、これからも多くの読者を救うことは間違いありません。

当ブログの役割は小さくなりつつありますが、それでもまだ見ぬ10周年、いや20周年に向けてこれからも続けていく予定です。

三年目も“シャドーハウス第一宣言”をモットーに応援していきますので、どうぞお付き合い頂ければ幸いです。


色々ごちゃごちゃと述べましたが、何はともあれ連載二周年本当におめでとうございます!
これからもシャドーハウスに幸あれ!!

DSCN1177
↑初ファンアート・こびりつきのぬいぐるみ。
  (略称:こびりつきぐるみ)
 「絵が描けないなら手芸で良いじゃない」精神で作ってみました。


第1話
↑昨年も載せましたが、平成30年週刊ヤングジャンプ40号です。
  今も度々見返します。

DSCN1192
↑そして先日物議を醸した第1話の1ページ目。
  あの頃は、この場面が重要な意味を持っているなどとは夢にも思いませんでした。


長く助走をとった方が より遠くに飛べるって聞いた

表題を見て、ピンと来た方も多いかと思います。

大人気バンド・Mr.Childrenの楽曲『星になれたら』の歌詞の一部です。

幼い頃の夢を捨てきれずに街を出た青年が、何も告げずに別れてしまった恋人に夢の成就を誓った曲です。
新しい旅路に向かう寂しさを桜井氏が見事に歌い上げていますが、明るい詞とメロディーを聴いているうちになぜか前向きな気持ちになる、不思議な作品です。

表題の歌詞は二番のサビの冒頭にあたります。
その後に「きっと笑える日が来る」といった旨の歌詞が続くのですが、まだブレイク前だった彼らの思いがよく表れた楽曲だと思います。

さて、なぜ唐突にこの作品を紹介したのかと言いますと、シャドーハウスの一挙無料公開に伴ってある疑問がネット上で取り沙汰されていたからです。

その疑問とは、
『序盤の日常パート(大体第1話~16話くらいまで)が長すぎないか?』
『早い段階でもっとキャラクターを登場させた方が良かったんじゃないか?』
『物語の本題に至るまでが遅く感じる』
などと言った意見です。

実際にソウマトウ先生も、週刊連載で小説と同じ構成を用いたことに対して
「超初歩的ミス!」(PIXIV FANBOXにて)と仰っています。

それが故、なかなか売り上げが伸びず、つい最近まで打ち切りも視野に入れていたとのことです。
本当に先日の出来事は天祐だったのだと、改めて感じました。

ただ、何も理由がないのにこのような構成を取ったわけではないことはファンの方はよくご存じかと思います。ましてや、自ら打ち切りを前提に連載を進める作家などいようはずもありません。

そこで今回の記事では、そういった多くの方が抱かれた疑問に対する、本ブログの見解を述べさせて頂きたいと思います。
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次にくるマンガ大賞2019発表

シャドーハウスがノミネートされていた「次にくるマンガ大賞2019」が、22日に発表されましたね。

結果は、シャドーハウスは20位圏外でした。

いや~~、実に残念です!悔しいです!!

事前のツイッター上での動向から、結構いいところまで行くんじゃないかと思っていただけに何とも言えない気持ちでいっぱいです。
負け惜しみではないですが、読者の中でもこの賞を発表当日に知った、という方もちらほらいたようです。やはりその辺りの宣伝力の差が大きかったのでしょうか。今更ながら、自身の発信力のなさを痛感しています……

ただこういうことを言うと、受賞作品はどうだったんだという話になってしまいますが、やはり受賞作品もそれだけ知名度があったということは、内容も伴っての受賞だと思います。
私も会場で発表を見ていて、確かに面白そうだと思った作品は幾つもありました。

ですのでこう言ってはあれですが、シャドーハウスについては、今回はタイミングが合わなかった、ということにしておきましょう!

実際問題、シャドーハウスはまだ連載開始から1年も経っていません。これからの伸びしろは幾らでもあります。

同日に公開された、第38話の反響を皆さんはご覧になったでしょうか?
正直言って、第2巻発売時や「次にくるマンガ大賞」ノミネートの発表時を超える大反響となっています。
それどころか、これまでシャドーハウスについて呟いていなかった方々が、どうしても宣伝したい、みんなに読んで欲しいとツイッターで上げる、なんていう光景も見受けられるようになりました。
中には、選外の作品の中でもシャドーハウスが良い、といって下さる読者もいる程です。

当ブログにいらっしゃる方はご承知の通りと思いますが、シャドーハウスは多様な魅力を持つ、質の高い作品です。

斬新な設定、可愛らしい絵柄、丁寧な背景、緻密な構成、そして生き生きとしたキャラクター達……

漫画は絵があるので、どうしても視覚情報に頼った表現が主となりますが、シャドーハウスはまるで映画や文学のように、台詞の間や細かい技巧も見所の一つとなっています。
例えるならば、「絵のある小説」と言えばいいでしょうか。

これほどの実力を持つのが、シャドーハウスです。
必ずや注目すべき作品として、近い将来日の目を見ることになるでしょう。
それを信じて、ファンは応援するのみです!

残念ながら、「次にくるマンガ大賞2019」は逃してしまいました。

しかし、“次の次にくる”漫画こそは、シャドーハウスで間違いありません!!

シャドーハウス評の評 (7月8日付東京新聞を読んで)

東京在住または在職の方は目にしたかも知れませんが、一昨日の東京新聞にシャドーハウスが紹介されていました。

残念ながら全国紙ではないため、知らなかったという声が多いかと思います。私もシャドーハウス絡みのツイッターを検索していて、偶然執筆者の投稿を見つけたくらいです。
ソウマトウ先生や集英社からの宣伝もないため、公式側との関係も特にはないのかも知れません。
(編集部のツイッターでは、執筆者の投稿がリツイートされています)

もし見逃したという方は、インターネット上でも公開されていますのでそちらを読んでみて下さい。
執筆者はコラムニストのブルボン小林氏という方で、他にも別名義で小説家として活動をしているそうです。

さてさて。
ところで皆様は、このコラムを読んでみてどう感じたでしょうか?
人それぞれ、色々な感想を抱いたかと思います。

私も読んでいて、様々なことを考えさせられました。

ただ、多くの意見はあれども不特定多数の人々の目に触れる媒体でシャドーハウスが紹介されたのは快挙ですし、その点については感謝したいと思います。
これをきっかけにシャドーハウスを知って、興味を持つ読者が一人でも多く増えて欲しいですね。

では私の感想については相変わらず長くなりますので、続きよりお願い致します。

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連続登場記録、途切れる!

題名を見て、一体どうしたんだと思った方が多いかと存じます。

いや、鋭い方ならば私の言いたいことに気付いているかも知れませんね。
なんといっても、シャドーハウスの話題しか取り上げてない当ブログです。
第29話を読んでみれば、おのずと何を指した言葉なのかお分り頂けるかと思います。

ですが、少しネタバレになりますね。
内容は続きにてお願いします。
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