来客のない奇妙な館 ~シャドーハウス考察ブログ~

ヤングジャンプで連載中のソウマトウ先生作、“シャドーハウス”の考察ブログです。

112話

ケイトとエミリコは何番目?(第112話考察)

明日、というより本日夜は第113話の更新日ですね。

先週は休載でしたので二週ぶりとなります。いよいよケイトとエミリコの過去編が大詰めを迎え、第1話当時の時間軸に追いつくまであと少しとなりました。

…いや、まだ分かりませんけどね。流れ的にそんな気がしますが、もしかしたらまだ波乱があって、もう暫く過去編が続く可能性もあるかも知れません。(お披露目だって、ソウマトウ先生曰く3話程度で終わる予定だったらしいですし)


さて、過去編ということは、今まで読者がケイトやエミリコに関してあーだこーだ言ってきたことの答え合わせが行われたということでもあります。

本ブログで取り上げた事象では、ケイトとエミリコの邂逅や、エミリコの出自、二人の関係性、シャドーハウスの外の世界などが挙げられます。

答えが合っていたかどうかはネタバレになりますのでここでは書きません。ただ体感的には3割程度正解でしょうか。イチローと同じくらいの成功率と考えれば悪くないかも知れませんね。(でもイチローの出塁率は5割弱だから負けてるね)


ところで、結構以前の話になりますが、第8話~第17話を読んでいた時から不思議に思っていたことがありました。

それは、エミリコと他の新人達(当時)との関係です。

そして第112話を読んでいたら、その疑問を解く鍵となるかも知れない描写を見つけることができました。

今回の記事では、第112話を読み解くにあたって用意した見取図を基に、その謎を解いていきたいと思います。



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第112話 入館

今、人気作の仲間入りをしつつあるシャドーハウスですが、一昨年までは鳴かず飛ばずの状態でした。

連載初期こそは大々的に書店でPRされたものの、作品の質とは裏腹に売上はほとんど伸びていなかったのです。巻を経るに従い購入特典を頒布する書店の撤退が相次ぎ、芳しくない情勢が長く続きました。当時、劇中ではエミリコ達がお披露目中でしたが、まさに作品自体も奮闘中だったのです。

しかし、そんな状況でもシャドーハウスは期待されていたようです。お披露目終盤の第41話・42話の掲載号では2週続けてカラー扉でした。これは単行本3巻の発売と連動したプロモーションです。

この時のカラー扉は編集部のツイッターでもあげられていましたので、本記事でも引用させて頂くこととします。こちらの画像です。

第41話扉絵
(週刊ヤングジャンプ編集部公式・@yung_jump・2019/9/19 00:38)

これは第41話の扉絵です。

黒い手がエミリコにまとわりつくこのイラストは奇妙で、ソウマトウ先生も「注文ガン無視」「ホラー風味」と呟いておられました。

ただ、不思議と恐くないのはケイトがエミリコの手をしっかりと握っているからでしょうか。エミリコのラピスラズリのような瞳にはケイトの姿が映っています。
(ラピスラズリのような…、という表現は以前ツイッターのフォロワーさんが仰っていたのを拝借しました)


ところでこの扉絵。

掲載された頃はどんな場面なのか不明でしたが、今話を読んでようやくその答えが見つかりました。

エミリコが眠りから目を覚ます瞬間を切り取ったかのような描写。

それは3か月後の作品の大ブレイクだけではなく、ケイトとエミリコの物語が始まった、本当のスタートを告げるシーンだったのかも知れません。続きを読む
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