来客のない奇妙な館 ~シャドーハウス考察ブログ~

ヤングジャンプで連載中のソウマトウ先生作、“シャドーハウス”の考察ブログです。

第59話 散策

現在30歳以上の方々は、映画「タイタニック」と聞いた時、あるシーンが真っ先に頭に浮かぶかと思います。

映画の前半で、ジャック・ドーソン(レオナルドディカプリオ演)がローズ・デウィット・ブケイター(ケイト・ウィンスレット演)を船首に招いて手を広げさせる、あのシーンです。

ポスターやプロモーションビデオにも用いられ、公開当時は四六時中テレビで流れていた記憶があります。
それどころか、眺めが良い場所に行くと必ずや何組かのカップルが物真似をしていました。

ちなみにこの時のローズの台詞で「私、飛んでるわ!」という名言があるのですが、物真似の際にそれを叫ぶのが一種のお約束でしたね。

主題歌の‟My Heart Will Go On”と共に、映画を象徴する場面であります。


さて、ところでこの名シーンは、ある彫刻がモデルになっていることを皆様は御存知でしょうか?


その彫刻とは、パリ・ルーブル美術館に展示されている「サモトラケのニケ」です。
(写真は、管理人がルーブル美術館に行った時に撮影したもの)

サモトラケのニケ

19世紀にエーゲ海のサモトラケ島で発見された彫刻で、およそ紀元前1世紀前後に制作されたと考えられています。正確な年代や作者は不明なものの、全身大理石のこの彫像はギリシャ彫刻の最高傑作とされてきました。

像のモチーフは、勝利の女神・ニーケーです。船の舳先を模った台座に置かれていたと推定されたことから、現在の台座も同じような形となっています。

ルーブル美術館ではメインとなる階段踊り場に飾られており、モナ・リザと並んで破格の扱いを受けています。


さて、ある年代の方々には懐かしいこの映画。
第32話以来のほのぼの回となった今回は、それを連想させるシーンがありました。
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ケイトの部屋を駆ける煤

いよいよ名探偵ケイトの、第二次亡霊事件(第55話~57話)の犯人探しが始まりましたね。

本人は緊張感でいっぱいですが、緊張感や不安を感じているというのは、彼女が思慮深い何よりの証拠です。ジョンみたいに何も考えていなければ不安も何もないですからね。

その重要な手掛かりとしてケイトは、エミリコが深夜の見廻りをしていた時の地図に思い当たりました。これについては、再びエミリコの機転が役に立ちましたね。具体的な場面は続きからで述べていきますが、該当の場面は58話の6ページ目です。

今回は、第48話でケイトの部屋を意味深に動いていた煤の正体について考察していきます。


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第58話 犯人候補

今回のお話も、既刊の単行本を手放せないストーリーでしたね。

シャドーハウスは過去のちょっとしたエピソードが後々大きく関わってくるので、何度読んでも見飽きません。それでいて自然に進行していくのですから凄いですよね。本当にこの作品をリアルタイムで読むことができて幸せです。

さて、今回は第57話で爆誕した名探偵ケイトの捜査が始まりました。

次々と捜査線上に現れる、第二次亡霊騒動の容疑者たち。

しかしその捜査の過程で、彼女達は事件が残した深い傷跡を目の当たりにします。


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