来客のない奇妙な館 ~シャドーハウス考察ブログ~

ヤングジャンプで連載中のソウマトウ先生作、“シャドーハウス”の考察ブログです。

9巻発売記念キャンペーン当選の報告

(※本記事の内容は、純度100%の自慢として進めていきます。)

先月から言いたくてうずうずしていたのですが、今回ようやく公表できる運びとなりましたのでこれにてお知らせしたいと思います。

実は、ツイッターのシャドーハウス公式アカウントの「シャドーハウス 9巻発売記念公式Twitterキャンペーンフォロー&RT企画」に当選していました!

その記念品がこちらです!!


9巻記念ポスター

大判ポスター!題字が箔刷で綺麗です!!


絵柄は今更語るまでもない、第101話の名扉絵です。

自室のクローゼットに貼ったのですが、まるで自室が栄光の廊下に見えてくるかのような臨場感溢れたイラストです。ポスターのサイズのせいもあってか窓が目の前にあると錯覚するくらいでしたよ。ヒュオオォッー、って風の声が聞こえたのは夕風のせいだけではありますまい…。


絵の内容は、自由を求めて外を見つめるマリーローズとローズマリー、そして二人から背を向けて館の中を射竦めるケイトとエミリコです。

マリーローズの言葉を借りるなら、彼女達の背中は運命に抗う姿です。

アンソニーの言葉を借りるなら、ケイトとエミリコの瞳は「戦う意志」そのものです。

既に単行本7巻まで読んだ方ならお分かりかと存じますが、二組の境遇と人生観、自分らしく「生きていく」ための選択の違いがこの一枚に納められていると言っても過言ではないでしょう。まさしく、これもシャドーハウスを象徴するイラストの一つです。


しかし、まさかこんな素晴らしいポスターを頂けるタイミングでキャンペーンに当選するとは夢にも思っていませんでした。

私自身、こういった懸賞や籤といったものに縁のない人生でしたし、これまでの企画でツイッターのフォロワーさんが当選していたり、中には複数回当選しているファンの方がいたりとそんな報告ばかり見ていたものですから、正直もう諦めていました。
連載開始からのシャドーハウスとの思い出があるのだからそれだけで良い、最近はそんな風に自分自身に言い聞かせることも多かったです。

それだけに此度の当選DMが届いた時は目を疑いましたし、何度も何度も確認してしまいました。というより、手元に届くまで半信半疑でした。

公式様、並びに集英社ヤングジャンプ編集部様には感謝してもしきれません。
この場を以ってお礼を言わせて下さい。
本当にありがとうございます!!


シャドーハウスの二期放映まであと一週間を切りました。当日には「喜びの会」もありますし、最近SNSを覗いてみますとシャドーハウスの話題がひっきりなしに流れてきます。7/2付の毎日新聞では壇蜜さんがシャドーハウスの書評を書かれるなど、とうとう全国紙にもシャドーハウスの名前が載る日がやってまいりました。一年前と同じ高揚感を味わうことができてとても幸せです。

個人的な話で申し訳ないですが、贔屓球団のレジェンドが本拠地1000本安打を達成したり推しキャラクターの誕生日(けいおん!の琴吹紬ちゃん)だったり某ゲームの新規絵に推しが登場したりと、ここ最近は私にとって良いニュースばかりで「こんなに良いことが立て続けにあって良いんだろうか?」と疑心暗鬼中です。果たして身が持つのか……。


しかし、これは私にとって幸せの序盤です。なんせこれから楽しい日々が3か月も続くのですからね。それを思えば何を疑う必要があるでしょうか?

これから始まる、ケイトとエミリコが紡ぐ「もう一つのシャドーハウス」

彼女達の活躍とシャドーハウスという作品がこれからもっと飛躍することは確実です!

それを祈りながら、あと一週間を待ちたいと思います。



第135話 主従関係

シャドーハウスがどんな作品かと問われた時、「主従関係」を無視して語ることはかなり困難です。

試しに、シャドーハウスの魅力を誰かに教えると想像してみて下さい。様々な切り口で説明したところで、終わった頃には「主従関係」或いはそれに似た言葉を使わなければ成り立たないことを、嫌でも痛感することと思います。


余談ですが、アニメシャドーハウスの一期が初放映されたのは令和3年4月10日でした。

この日はシャ(4)ドー(10)と読むことができる、なんて一部で話題になっておりましたが、実は「主従の日」でもありました。

シャドーハウスのタイトルと内容、両方に関係のある日が偶然にもアニメ第1話の放映日だったのです。

運命の悪戯とはかくもよく転がっているものですね。こういった現実世界とのクロスオーバーはシャドーハウスでは珍しくありません。いつかそれをまとめられればと思っています。(何年後になることやら…)


ところが、よく読んでみると同期組に関しては単純な「主従関係」とは言えない部分もままあります。

私的見解ですが、

ケイト&エミリコ→母娘、親友
ジョン&ショーン→兄弟、相棒
ルイーズ&ルウ →姉妹、級友
シャーリー&ラム→魔女っ娘と使い魔

この4組はこんな風な関係ではないかなと眺めています。もちろんこれは私の考えですので違うという方もいらっしゃるかと存じますが、いずれにせよ「主従関係」という一言では言い表せられない関係性を彼ら彼女らは築いているのです。


すると、パトリックとリッキーは同期の中では稀有と言えそうです。

パトリックは立派なシャドーでいようと心掛ける描写が散見されますし、リッキーは主人のために優秀であろうと努力するシーンが多いからです。

同期組の中で、これほど自己を「主人」或いは「従者」だと自覚しているのはパトリック組が唯一でしょう。ある意味貴重なペアだったわけです。


しかし、此度のエピソードでは本音を語り合うことで、二人は「主従関係」とは違う関係性を発見しました。

それでは本題に移りましょう。

サブタイトルこそは「主従関係」ですが、第135話の主題は「魂の友」(ソウルメイト)です!!続きを読む

第134話 心【感想】

「心」というサブタイトルを見た時、思い浮かんだのは夏目漱石の「こゝろ」でした。

夏目漱石と言えば知らぬ人はいない明治の文豪です。以前は千円札にも肖像として採用されていました。

千円札(夏目漱石)

小説の「こゝろ」も有名です。全編読んだことがなくても、学生時代に国語の教科書で触れた方も多いかと思います。調べてみると、これまでに700万部以上を売り上げた国内で最も売れた本とのことです。
(村上春樹氏の「ノルウェイの森」の方が売れてると思うんですが、どこ情報なんだろう?それとも単巻限定ということでしょうか。)


ところで、実は以前にも本ブログで夏目漱石について触れたことがありました。

第30話のあらすじ紹介です。(第30話 黒い点)

かなり前の記事ですね。偶然でしょうが、100話以上の時を経てあの時と関係のあるエピソードで再び同作家を想起するとは思いませんでした。

当時の記事ではエミリコの献身を「三四郎」の台詞を引用して紹介しています。暫くぶりに読み返してみて、あんな事もあったなあと懐かしくなりました。

第30話が公開されたのは3年前の5月30日ですので、きっと似たような気候が同じような思考を生み出したのかも知れませんね。


ただ、何もかもを偶然で片づけるわけにはいきません。

此度の第134話は純粋な二人がメインのストーリーでした。
公開日の6月9日と同じく、「無垢な」やり取りが繰り広げられます。続きを読む
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