タイトルは平成15年にフジテレビ系で放映された「ほんとにあった怖い話」(略称:ほん怖)の一エピソードから拝借しました。

恐い話が好きな人ならご存知かも知れませんが、『あるサラリーマンが真夜中に徘徊する看護士の幽霊に追いかけられる』、というのが大筋のストーリーです。

似た話として、ビートたけし氏が司会をしていた “奇跡体験アンビリバボー” でも再現ドラマがありましたので、それで目にしたことがある方もいるかも知れませんね。

知らないという方は検索を…、と言いたいところですが、苦手な人にはトラウマ級との評判ですので、閲覧にはご注意下さい。

ちなみに、私はアンビリバボー版の方が恐怖度が高くて好きですね。主人公がサラリーマンではなく入院患者、というリアルな設定も恐怖を倍増させてくれます。


さてさて、以上の2番組を紹介したのは別にフジテレビの宣伝ではありません。無論、シャドーハウスについて語るためです。

第62話で台車を引きながら、真夜中に怪しく廊下を歩いていた1対の影。
今回の記事では、彼女達が何をしようとしているのかを推測してきたいと思います。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー




SNSを見ていますと、第62話のエミリコとショーンの星空デートに胸ときめいた人が多くいらっしゃいますね。
公式ツイッターでも『少女漫画みたい』という担当者の方の声が紹介されていました。


特に、見開きで夜空が広がる壮大な光景は素晴らしかったです。

たかが絵、されど絵。
暫しの間見とれてしまいました。

先週、ソウマトウ先生より今回のお話からページ増とのアナウンスがありましたが、早速それが活かされた形でしょうか?

もしそうだとしたら、担当者の方の大ファインプレーとヤングジャンプ編集部のナイスジャッジだったと思います。
ソウマトウ先生ももちろんのことですが、作品を支える多くの方々に感謝したいですね!!


ところで、ページ増の効果が発揮されたのは見開きのシーンだけではないですよね。
本記事の主題となるラストの2ページも、読者の感情を揺さぶるのに大いに活用されていました。

今まで通りであれば、エミリコとショーンが空に手を伸ばして「今度は5人で!!」と誓っている場面で終わりだったでしょうが、最後の2ページが追加されたことで見事に続きが気になる展開へと変わりました。


それが、記事冒頭でも触れたスザンナとスージーです。

“夜中”、“台車”、“救護班”。
まさしく前述の怪談とそっくりです。

しかも、段々読者に向かって進んでくる描写も鳥肌ものです。
一体全体彼女達が何を企んでいるのか皆目見当もつきません。


さて、でもだからといって彼女達に恐れおののいているだけでは駄目ですよね。
一応本ブログは考察ブログと銘打っていますので、少し彼女達が何を考えて徘徊しているのか考えていきたいと思います。


考察にあたって、以下の観点から見ていくことにします。

①なぜ珈琲を持って夜中に歩いているのか。(動機)
②誰が狙いなのか。(対象)






①なぜ珈琲を持って夜中に歩いているのか。(動機)

そもそも「珈琲って大量生産できないんじゃないの?」とか「一度失敗したのにまた任せて貰えたの?」とか色々疑問点が浮かぶのですが、そうすると気になるのが彼女達の行動の目的ですよね。

まず彼女達が行動を起こしたきっかけにしても、

・自分たちで決めた(自発的説)
・星つきで決めた(星つき説)
・上からの指令(エドワードor重鎮or他の別棟の住人説)

のどれなのかによって動機も違ってきそうです。

珈琲を持ち歩いているということは洗脳が目的であることに間違いはなさそうですが、でもそれなら第二次亡霊騒動で中止となった喜びの会を前倒しで行えばいいと思います。

そうすると星つき説は薄そうですね。

次に、更に上の階級からの命令説ですが、これも正直どうかなという気がします。

第48話でエドワードから指示されていた二人の人物がスザンナとスージーであれば話は別ですが、それならケイトからジョンへの手紙を問答無用で押収して調査する、といった強硬な処置に出ないと不自然な気がします。
あの手紙を見せたら、自身が庭園迷路の地図で使ったトリックが仕掛けられているのだから、エドワードなら簡単に見破ったことでしょう。(あの仕掛けもオリバーが作ったのかも知れませんが)

そう考えると、スザンナがケイトを警戒していたのは、エドワードからの直接の指示ではなく、あくまで星つきとしての行動だったと捉えられます。
一応言われたからやりましたよ、ぐらいの認識でしょう。

するとエドワード説もなさそうです。それどころか、その上からの階級からの指示もなさそうですね。
もしエドワードよりも上の階級とのパイプがあるのなら、その時点で彼女の身分は安泰です。ラストのような追い詰められた表情にはならないでしょう。


以上の点から考えると、スザンナとスージーが勝手に起こした行動に見えてきますね。

やや消去法なのは否めませんが、喜びの会の失敗を取り戻すために自発的に行動しているような気がしてきました。


よって、①の動機は、
「自身の失敗を取り戻すため、珈琲を使って何かしようとしている」
と見て良いのではないでしょうか?



②誰が狙いなのか。(対象)

次に誰が狙いなのか、です。

難しいですね。
珈琲を使うということは、生き人形が対象でしょう。

しかし上でも述べたように、洗脳が薄れつつあるのであれば、喜びの会を前倒して実施すれば済む話です。何も真夜中に出歩く必然性はありません。
ならば対象は一人ないしは二人でしょう。


一番に思い付くのは、ケイトの生き人形にして我らの主人公・エミリコですね。

ケイト本人を犯人にするのは失敗したので、生き人形のエミリコをターゲットにしたのではないでしょうか。それならシャドーと生き人形が行動を共にしている昼間ではなく、夜中に歩いている理由も納得です。

順当にいけば、狙いはエミリコが本命と思われます。


次に思い付くのは、ベル姉妹でしょうか。

すす管清掃で疲労困憊(どころではないですね…)の彼女達ですが、それを逆手にとって、珈琲をちらつかせながら尋問することも考えられそうですね。

ただそれだと、事件直後のすす管の現場検証で「犯人は別にいる!!」と星つき達は話しているので、ちょっと違そうですね。スザンナも本気でイザベル・ミラベルが犯人とは思っていないでしょう。

すると“無理矢理自白させるため”という線も思い付きますが、それだとそもそも2対を特別扱いしたスザンナにも累が及びます。これもないでしょう。


う~ん、やっぱりエミリコがターゲットでしょうか……。


ただここまで考えて、少し恐ろしい想像が浮かびました。

前記事のコメントでも少し触れたのですが、もう一人犯人に仕立て上げられそうな人物がいました。



ローズマリーです。


思い返してみれば、そもそも第二次亡霊騒動の発端となったのはローズマリーでした。

もしかしたら、スザンナとスージーはローズマリーを騒動の真犯人として突き出すために、珈琲を使って尋問しようとしているのではないでしょうか?

それどころか、『死人に口なし』ではないですが、ローズマリーに止めを刺すために敢えて珈琲を彼女に大量に投入するとも考えられます。

おまけに、スージーは救護班長です。
真夜中とはいえ、病棟に忍び込んでも怪しまれない筈です。

ついでにイザベルとミラベルもベル姉妹も冤罪だったということでスザンナ組は無傷となります。

何だかこの可能性が高く思えてきて、変な汗が出てきました……。




気を取り直して、以上の2点をまとめてみましょう。


<動機>
珈琲を使って、第二次亡霊騒動の真犯人を見つける。
(自身の名誉回復&イザベルとミラベルの2対を助ける)

<ターゲット>
エミリコまたはローズマリー
(ローズマリーの方が可能性高い?)




あ゛~~~、管理人的に最悪な考察結果が出てしまいました!

次回公開まであと半日もないですが、どうかこの説が外れていますように!!!


いや、でももしかしたら水を大量に飲んだミアの洗脳が解けていて、病室に忍び込んだスザンナ組を制止するという展開もあるかも知れません。いや、そうであってほしい…。


または、徘徊するスザンナ組とケイトまたはエミリコ&ショーンが偶然鉢合わせして、ローズマリーを助けてくれるかも知れません。

ラムより前にローズマリーを救出することになってしまいますが、エミリコならきっと気にしないで助けてくれることでしょう。
ショーンは不本意かも知れませんが、主人のケイトへのポイントを稼ぐため、自慢のキックでスザンナ組の企みを粉砕して欲しいです!


ここまで考察(最後らへんは妄想)を述べてきましたが、果たしてスザンナとスージーが目指す場所は何処なのでしょうか。


本日は4月29日。かつて、みどりの日と呼ばれていた日です。

今日いっぱいは、緑色がイメージカラーのスザンナのことが気になって仕方がない日になりそうです。