前記事でも書きましたが、今週のシャドーハウス第102話はとんでもない謎を残していきました。

謎の詳細についてはネタバレになりますのでここでは書けないですが、とにかく我らが主人公・エミリコは普通の少女ではなかった、という事実が発覚したのです。

これも主人公の宿命、と言ったらそれまででしょうか。しかし、今まで周りを救ってきたエミリコだからこそ、これからの幸福を祈りたいの思うのは当然です。ケイトだってきっとそう思っている筈です。(というか絶対)


ただ想像すればするほど、エミリコの過去に不安が付きまとうのも事実です。

実際、これまでの彼女の行動と言動を振り返ると、シャドーハウスにずっといた方が幸福なんじゃないかと思えるくらい悪い想像が膨らんでしまいます。

第102話のひきが抜群だったため、実際問題そこまで深刻な理由ではない可能性もありますが、現状それを裏付ける証拠もないのが現状です。

そこで本記事では、謎多き存在となったエミリコの正体について、できるだけ矛盾がない一つの仮説について述べていきたいと思います。

例によって102話までのネタバレを含みますのでご注意を。
では続きからでお願い致します。



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第102話で明かされた謎ですが、それはエミリコがどこからやって来たのか分からない、というものでした。

もっと具体的に言うと、同期のショーン・ラム・リッキー・ルウは同じ村の出身、それどころか同じ学校だと判明したのに、エミリコだけ彼らの記憶にないというのです。

記憶にないということは、エミリコは違う村からシャドーハウスに来たということでしょう。或いは学校に通っていなかった可能性もありますが、ショーン達の通っていた「学校」がシャドーハウスに行くために運営されていたことを考えると、やはりそこにいなかったエミリコは普通ではないということになります。

一体全体、彼女はどこからやって来たのでしょうか?


ということで、劇中の描写をヒントに一つ一つ理由を上げて考察しようとしたのですが、すみませんちょっと無理です!

なんせ怪しい描写があり過ぎますし、それらを一つずつ検証していって解説しようとすると論文一つ出来上がってしまいます。にも拘らず来週も掲載ですし、こんな時間のない中でまどろっこしい考察を書くわけにはいきません。

そこで今回は、まず私の考えた結論を先に書き、なぜそう考えたのかについて書いていこうと思います。

なお、ご覧頂くにあたって、以前本ブログの“エミリコの出自”にて述べた「エミリコ=サーカス団orパレード楽隊」説については一旦忘れて頂けると助かります。

多くの方にご賛同頂いた手前非常に心苦しいのですが、よくよく考えてみるとこの説は無理があったんじゃないかという気が最近してきました。

完全にこの仮説を捨てるわけではないですが、本記事の進行にあたってこの説を組み込むのは至難でしたので、とりあえずそれ抜きに考えて頂ければと思います。

また、少し邪道ですが今回の考察はアニメの描写も材料にしています。これはソウマトウ先生が監修していることを鑑みての判断です。

さて、ではいきましょう。
私が第102話を読み終えて考えたシャドーハウス以前のエミリコは以下の通りです。


①エミリコは『村外で療養していた病弱な容姿の似た少女の代わりにシャドーハウスに連れて来られた少女』

②ケイトは『エミリコが身代わりとなった少女に擬態した“特別なモーフ”』

③エミリコの特徴的な口調や身体能力は彼女自身の過去に、ケイトの秘密もエミリコが連れて来られた経緯にある



以上三点が、現在私が考えうる限りで思い付いた矛盾のない仮説です。

説明しましょう。



まず最初に、ベースとして「エミリコの名前≠ケイト」があります。

第62話のショーンとの屋根での会話や第102話のリッキーの発言を聞く限りでは、シャドーの名前は生き人形から付けられたとみて良いと思います。ルウもリッキーから「ルイーズ」と呼ばれて懐かしい気がしたと言っています。(ラムについては“ラミー”の件がありますのでまだ謎がありますが、ややこしくなるので今回は触れません)

するとエミリコの名前も「ケイト」ではないかと思えますし、実際に珈琲豆すり替え作戦時に「ケイト」と呼ばれている記憶が戻っているのですから、元々の名は「ケイト」だったとしてもおかしくありません。

ただ、3人が元の名前で呼ばれていたと感じている中で、エミリコだけが思い出せないなんてことがあるでしょうか?ましてや、エミリコは列車のことも珈琲を差し出されたことも思い出しているのに少し違和感があります。


よって、私は「エミリコの名前≠ケイト」という前提から分析することにしました。

しかし、ここで
『エミリコが学校のことを記憶にないのは学校に通っていなかったからだ』→『ということはイレギュラーな経緯でやって来た』→『学校に通っていた“ケイト”の身代わりで連れて来られた(意図的かどうかは問わず)』と考えるのは早計です。

なぜなら、それならショーン達の記憶の中に“ケイト”という少女がいなければならないからです。身代わりにできるほど「ケイト」とエミリコの容姿が似ていたとすれば、4人が『あ~、ケイトもいたなあ!』と思い出さないと不自然でしょう。(たとえそれがエミリコと同一人物でなくても)

もちろん、ひょっとしたら第103話でみんながそれを思い出すかも知れませんし、それでもなおエミリコが『学校のことなんて全然思い出せない……。』となれば、村の「ケイト」の代わりに連れて来られたという結論で終了します。これでほぼ解決です。


ところが、そう簡単にはいきません。

それならなぜ「ケイト」はシャドーハウスに行くことを拒んだのか、という疑問が出てくるからです。

村人が学校を作ってまで子供達をシャドーハウスに献上しているということは、「ミラーサイド」では館に行くことを推奨しているということになります。それを常識とする価値観からすれば、シャドーハウス行きを希望することはあれど拒む理由が見当たりません。辞退なんかすれば村人たちが黙っていないでしょう。


そう考えた時、やむにやまれぬ理由を一つ思い付きました。

健康上の理由です。

恐らく「ケイト」と呼ばれていた少女は健康面で不安面があり、そのこともあって学校に通っていなかったのではないでしょうか?


そこで、私は一つのストーリーを思い付きました。


ただちょっと記事が長くなりましたね。

この考察の続きは、次の記事で物語形式にて書いていきたいと思います。

ではでは暫しお待ち下さいませ。
(多分今日中に上げられると思います)