登場人物の多さが目を引くシャドーハウスですが、一番の大所帯はケイト達の住む“こどもたちの棟”です。

ソウマトウ先生曰く、100人全員に名前や設定があるというのですから驚くほかありません。彼ら彼女らの中にはまだ台詞すら与えられていない組もいますが、いずれ活躍する時がきっとやってくるでしょう。

どの少年少女も気になるキャラクターですので、どんな場面で躍動するのか楽しみであります。


そして、その中で最も重きを置かれているのはケイトの同期達です。


主人公コンビのケイトとエミリコ、
公認パートナーのジョンとショーン、
同期+同班のルイーズとルウ、
貴重な恋愛要素を担うパトリックとリッキー。


以前、「100回記念!キャラクター登場回数ランキング(20位まで)」という記事で集計したのですが、この4組は全員が登場エピソード回数TOP20にランクインしていました。当時名前が判明していたキャラクターが65名だったことを踏まえるとかなりの成績です。恐らく、第200回を迎える頃にはもっと突出した結果になっていることでしょう。また調べる日が待ち遠しいです。


しかし、一組だけ例外があります。

シャーリーとラムです。

ここでその詳細には触れませんが、お披露目の際、彼女達は館の悪意によって悲劇に見舞われました。真実が明らかになった今でも、第43話を読むと当時受けた衝撃が鮮明に思い出されます。


ですから、今回のエピソードは感慨深かったです。

こんな風に彼女のことをブログで紹介する時が来るとは、あの日は夢にも思いませんでした。

それでは本題に参りましょう。

第129話は、ラムの主人・シャーリーのメイン回です!
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繰り返しますが、此度のエピソードは“シャーリーのメイン回”です。

お披露目で消滅したと思われた彼女の復活。それのみならず、シャーリーが主役となるお話が拝めるとはまさか思いませんでした。あの時聞くことのできなかった「シャーリー様到着です!」が見られただけでも大満足です。

昨年のちょうど今頃(4/1)はシャーリーとラムが復活した第95話が発表されていましたが、同じ季節に再びシャーリーが活躍するとは不思議なものです。

いや、ソウマトウ先生のことですから、これも計算の内か……?

まあいずれにせよ、姿かたちは違えど元気なシャーリーを見ることができて感無量です!


それにしても、シャーリーって結構活発な性格ですよね。

今回も顔の見えない人形の肩に飛び乗って遠足気分でいましたが、一歩間違えればこびりつきと間違えられて潰されてしまうかも知れないのに、何とも図太いものです。第100話でのケイトの台詞を借りれば、やっぱりシャーリーは「おちゃめ」なのでしょう。

もしもモーフ時代のシャーリーが丈夫だったら、エミリコとジョンと組んで賑やかだったかも知れません。それに振り回されるケイトとショーンとラムが見たかった……!

しかも、そうすると快活なシャーリーの“顔”をラムが必死に演じる、なんていうシーンもあったかも知れませんしつくづく惜しいなあと思います。

その場合、イザベルとミラベルとマーガレットにどう接していたんでしょうね。こればっかりは想像で補うしかなさそうです。Blu-rayディスク特典のシャドーハウス学園『早弁シャーリー』で我慢しよう……。


意外な一面と言えば、冒頭のケイトも何だか楽しそうですね。

小柄な体で館内を走り回るシャーリーのために「すす袋便」を考案したケイトですが、それがうまくいってご満悦です。

ケイトって第9話で機械好きな様子が描かれていますが、今回の姿を見ると機械だけではなくてこういうシステム構築とかギミック戦略とかが好きなのでしょうか。現代日本にケイトがいたら高専のロボコンとかに熱中しそうです。理系女子なケイト、いい……。(妄想100%)


さて、そんなシャーリーとケイトの特技が組み合わさったことで、此度ケイト陣営は大きなアドバンテージを得ることとなります。シャーリーが星つきとトマスのやり取りを覗き見ることに成功したからです。

そのやり取りは読者にとっても初めて見ることになる会話でしたが、相変わらずトマスは巧妙です。一見バーバラのことを心配していそうな素振りですが、実際はクリストファーを出汁にして彼女たちを操っているにすぎません。

そして注目したいのが、二人のやり取りを見つめるバービーです。

アプリのコメント欄でも指摘されていましたが、トマスに撫でられているバーバラを見るバービーの顔は、何とも言えない複雑な表情です。

バービーは第85話でケイトを警戒する発言をしていたことから、この場面でもトマスの台詞に違和感を抱いていたのかも知れません。思えば、バービーが星つきの役職以外で発言したのは第85話と第52話くらいですので、久しぶりに彼女の素の姿を見てみたいと思いました。


そして、これらの情報が筒抜けになったことで、改めてケイトはこどもたちの棟の実情に思い馳せます。

「こどもたちは大人に都合よく使われている」

バーバラも第119話で「我々はいつも振り回されてばかり」と言っていますが、この台詞はそれよりも何倍も踏み込んだ発言です。

“星つき”だけではなく“こどもたち”全てが、“振り回されている”どころか“都合よく使われている”のがシャドーハウスの現実だからです。

まさに、「そんなの貴族でもなんでもないっ!」という第100話のルイーズの発言通りです。


ケイトの発言に触発されたのか、ファイティングポーズを取るシャーリーが格好良いですね。

第48話のケイト達の会話を聞いてすぐに行動を起こしたことを思えば、シャーリーはジョンよりも早くケイトの仲間入りをした同期です。そのシャーリーの仕草にケイトもこれまでの情報を整理し、自分達は力を付けてきていると自信を深めました。

物理的に力を付けてきているルイーズ組(バーベル!?)や暗い空気のパトリック組と、ツッコミどころ満載の1ページ。

ですが、ケイトの言う通り各陣営の中で情報戦は一歩リードです。あとは満を持してケイトとエミリコが動く番です。


さて、ところでラストページではオリバー組が何やら真剣なまなざしで机を見ていますね。

この二人に限って不穏な展開はないと思いたいですが、果たして次回はどんなストーリーが繰り広げられるのでしょうか。

オリバー達が何を考えているのかについて、

①第60話で描かれていた靴型自転車の開発にいそしんでいる
②オリバー2号の改良中
③すす袋に何らかの異常があることに気付いた
(第56話を見る限りだとオリバーのすす能力は物理と思われるため)
④すす病対策用ヘルメットが完成した
⑤スーパー生き人形(エミリコ)を調べたいなあとか考えている
⑥実は風紀班の狙いに気が付いている


のどれかかと推測しています。(一つでも当たって!)

④のヘルメットを除けば、ケイトとエミリコがいればどの推測でも話は動きそうですが、個人的には⑥あたりで研究班長らしいオリバーを見たいなあなんて考えています。実際に彼は第二次亡霊事件において、すす管の扉を開けた犯人を当ててますしね。(第60話で犯人は「男」と推理しています)

それでケイトが『オリバーが風紀班犯人説を既に知っているということはこれじゃ恩を売れないわ…!』となって、結局パトリック組に頑張って貰う、なんていう感じかなと予想していますが、一体どうなるのか期待に胸膨らませて第130話を待ちたいと思います。
(これでホラー回だったらどうしよう…)
(個人的には靴型自転車やオリバー2号ではしゃぐケイトが見たい!)


最後になりましたが、ラストの直前にモーフ姿はもちろん、人型でポーズを決めるシャーリーが可愛いですね。

ケイトの想像の中とはいえ、こんなシャーリーを見られるとは思いませんでした。

エミリコはお披露目中の第35話で「綺麗好きでお掃除ををこっそり終わらせてるとか…」とシャーリーのことを想像していましたが、あれはあながち間違っていなかったのかも知れません。

思い出せないという方は読み返してみて下さい。

今回のエピソードを見た後だとしっくりくること確実です!!