本日、高知競馬所属の騎手・塚本雄大氏が亡くなられたという報がありました。

塚本騎手は三年前の「『黒』十周年記念特別」でサドンゲイルに騎乗していたのみならず、コパノミラーレのラストランで手綱を握っていたほか、ソンリッサで2勝を挙げるなど協賛レースの出走馬に縁があるジョッキーでした。

マヒカルナが三勝目をマークした時の馬上も塚本騎手でしたが、あのレースはマヒカルナの脚質と重馬場のコースを味方につけた塚本騎手のセンスが光る勝利だったと思います。(高知競馬 マヒカルナ登録抹消)

そして何よりも、令和4年6月25日にマヒカルナがここで挙げた勝利は協賛レース全出走馬にとって最後の勝利でもありました。

私は高知競馬の一ファンにすぎませんが、協賛レースに出走した競走馬達の競争生活に彩を与えて下さり感謝に耐えません。本当にありがとうございました。


高知競馬には「ファイナルレース」という名物競走があり、塚本騎手はそこで強さを発揮したことから多くの高知競馬のファンから信頼され、そして親しまれてきました。

協賛レースの出走馬では「ファイナルレース」に3度騎乗しておりますが、そこでも2勝を挙げていることから氏が得意としていたことがお分かり頂けるかと存じます。

そうした強みを持つ塚本騎手は、若きホープとしてこれからもっと飛躍し、将来の高知競馬を担っていくであろうと人々から期待されておりました。

それだけに、25歳という若さで不幸に見舞われるとは残念でなりません。


昨日は中央で高松宮記念が開催され、明日は高知競馬で黒船賞が開催されるなど、いよいよ今年の競馬シーズンが本格的にスタートしつつあります。

そうした中で多くの競走馬が、騎手が、関係者がレースに携わることとなりますが、快挙も記録も熱い戦いよりも、まずは「全人馬無事」という当たり前のようで難しい大切なものが成されるよう、心より祈っております。

塚本雄大騎手、これまでお疲れ様でした。
ご冥福をお祈りいたします。

                令和六年3月25日 来客のない奇妙な館管理人 影野 知高