来客のない奇妙な館 ~シャドーハウス考察ブログ~

ヤングジャンプで連載中のソウマトウ先生作、“シャドーハウス”の考察ブログです。

第157話 ソウルメイト

余談ですが(文章の初めから余談というのもおかしいですが)、今号の冒頭の柱文に「大人たちの棟へ向かう者たち」って書いてありますね。


本ブログではシャドーハウスで用いられる単語は作中に準拠しておりますので、なるべく崩さないよう心掛けています。

例えば、「星つき」は当初「星付き」と表記されておりましたが、2巻発売以降は「星つき」となりましたので記事中ではこう書いています。

また、以前よりご覧下さっている方々は見覚えがあるかと存じますが、かつて「ローブ様」を「ローブシャドー」と書いていたのも一緒です。実は第19話の本誌次号予告には「ローブシャドー」って書いてあったんですよね。ですが公式での呼称が「ローブ様」となったため変更いたしました。(当時の本誌読み返してたらMoMoやナズナさまやリクドウ出てきてビックリしました。えらく懐かしいなあ)

ちなみに「こどもたち」という言葉もそうです。書いている時は多少面倒ですし平仮名だけだと読みにくいのですが、漫画内の表現と統一した方が良いと考えているため敢えて「こどもたち」と書いております。文の並びによっては見にくいかと思いますがご理解いただければ幸いです。


さて、そういった中でこれまでエドワード達が暮らしている場所も「おじい様と共にある棟」と表記してきました。

ローズマリーが第13話の時に「別棟」と言っていた建物です。ショーンも第22話で「別棟」と言っていますが、同エピソードにてエドワードが「おじい様と共にある棟」と呼んでいたので、本ブログでも「おじい様と共にある棟」と書いてきました。


ただ今だから言いますが、この呼び方って書いているとかなりまどろっこしいんですよね。しかも「おじい様」が平仮名なので読んでみると見にくいですし、かといって毎回書く度に鍵括弧つけるのも何だかなあと思っていました。

でも今回、公式で「大人たちの棟」と表記されたからには遠慮はいらないですね。


今後本ブログでは、特段問題がない場合は「おじい様と共にある棟」ではなく「大人たちの棟」と概ね表記いたします!


「概ね」と書いたのは、場合によっては「おじい様と共にある棟」と書くこともあるかも知れないからです。その辺は文章の流れによってまちまちになりますのでご了承ください。


さて、今回の柱文で「大人たちの棟」と書いてあったということは、もちろん作中で大人絡みのエピソードがあったからにほかなりません。実際にエドワードも最初のコマで登場しています。


しかし彼が登場したのはその一コマのみ、しかも足元だけです。残りのストーリーはこどもたちの棟で進んでいきます。

大人たちの棟に「こどもたち」が関わるとしたら、以下の三つしかありません。

「星つき」が招集されたか、「お披露目」か、「お呼ばれ」のいずれかです。

物語は再び、同期を中心に大きく動き始めました。続きを読む

第156話 束の間【感想】

最近シャドーハウスのアニメをよく見返しているのですが、これほどの作品が二年連続で放映されたなんてファン冥利に尽きるなあと思いました。

しかも、一期の制作時点では続編が未定だったのに、放映終了後すぐに二期の発表があったのですから驚きです。その上、せめて翌々年の公開だろうと悠然と構えていたらほぼ一年後に二期放映開始と、とんでもないスケジュールでした。

様々なイベント、グッズ発売、コラボ等々……

まだ数か月前のことだというのに慌ただしかった日々が遠い昔のようです。パトリックではないですが、もはや懐かしいです。(第134話)


ですが、しんみりしてる場合ではありませんね。何といっても漫画シャドーハウスはまだまだ続いているのですから。来たるべき3期、そして来るであろう劇場版を夢見て、これからもフルスロットルで応援あるのみです!

……とはいえ、いくら気勢を上げても今年ばかりは静かな年になりそうですね。

早くてもアニメの続編の発表は来年以降でしょう。そう考えると令和5年という年はシャドーハウスにとって「束の間」の一休みと言えるのではないでしょうか。よし、今のうちに気力も体力も財力も蓄えておくぞ…!


ところが、そんな風に視聴者が楽しんでいる間にも、ケイトとエミリコは度重なる危機を乗り越えてきました。そしてその結果、ケイト達は大成果を手にします。

さらにさらに。

こどもたちの棟のトップに上り詰めたケイトはいきなり緊急事態に見舞われますが、すんでのところで切り抜けました。ケイトとしては不本意な方法ではありましたが、兎にも角にも『ケイト体制』の基礎は整ったのです。ケイト体制下のこどもたちの棟がどうなっていくのか非常に楽しみですね。

そして、それを証左するのかのように此度のエピソードでは暫く振りのケイトとエミリコの二人だけの時間、その後はこどもたちとの和気藹々としたやり取りが描かれるなど、微笑ましいシーンがたくさんでした。僅かばかりですがケイトもホッとしたことでしょう。


しかし、サブタイトルは「束の間」

その言葉が指し示すようにこの平穏は長くは続かなさそうです。

心安らぐ時間を過ごすこどもたちの身に、あの残酷な“儀式”が忍び寄って来ました。続きを読む

第155話 かりそめ

「かりそめ」とはまたシャドーハウスらしいサブタイトルだな、と思っていたのですが、此度調べてみたらこの語句を誤解していたことに気が付きました。

「一時しのぎ」とか「その場しのぎ」といった意味の言葉だそうです。

てっきり、「仮の様子」だとか「表装の取り繕い」或いは「偽りの姿」といった意味だと思い込んでいたので、言葉自体は知っていたものの、これまで使う機会がなくて良かったです。恥ずかしながらまだまだ勉強しないといけないことがいっぱいです。


ところが、もっと調べてみると「かりそめ」は「仮様」(かりさま)という言葉が訛った語句らしいです。

そして「仮様」という言葉はそのまま「仮の姿」「仮の様子」といった意味を持っており、それが徐々に変化して「一時しのぎ」「その場しのぎ」という意味合いの語句になったとのことでした。(※諸説あります)


しかし、「かりそめ」はもっと広い意味を持っています。

「さして重要でないこと」「軽々しい」といった意味合いも持つそうです。


こうなるとシャドーハウスらしからぬ言葉ですね。

ケイトとエミリコが暮らすシャドーハウスでは、全ての人物たちの行動が重い意味を持ち、軽い気持ちでいようものなら厳しい現実が待ち構える。そんな場所です。

実際に、ケイトも頭に血が上って突っ走ることは何度もありましたが、それでも目先の利益だけを狙い行動することはありませんでした。それは「みんなを助けたい」という固い決意があったからでしょう。


ところが今回のお話では「みんなを助けたい」という自分の信念を守るため、ケイトは「一時しのぎ」の手段に手を染めてしまいます。

星つきとしての最初の仕事は、かくも残酷なものでした。続きを読む
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