来客のない奇妙な館 ~シャドーハウス考察ブログ~

ヤングジャンプで連載中のソウマトウ先生作、“シャドーハウス”の考察ブログです。

各話感想

第234話 叶っていた望み【感想】

アニメ化以降、様々な関係者の方が時折シャドーハウスに触れて下さいますが、つい先日にもツイッターにてこんな投稿がありました。



シャドーハウスシリーズのメインテーマを手掛ける大スター・ReoNaさんのツイートです。

鑑賞用によし、食材によし、香りよしの三拍子そろった有用植物。

しかしReoNaさんが仰るように、シャドーハウスファンならばこの名を聞いて思い浮かぶのはあのシャドーと生き人形です。

この直後にはこんな呟きもしてらっしゃいます。

→(あ、


さらに踏み込んでの言及ありがとうございます!

この件に関してはソウマトウ先生も反応されたようで、クリエイター同士の微笑ましいやり取りにこちらも温かい気分になりました。さらに同日のReoNaさんの公式アカウントでは「シャル・ウィ・ダンス??」のショート動画がアップされたりと、シャドーハウスファンにとって嬉しい一日となりました。いつもこんな日が続くといいのになあ……


さて、私管理人のこんな願望はともかくとして、今回のサブタイトルは「叶っていた願い」というものでした。

実を言いますと、この「叶っていた望み」

本編ではその件について、ReoNaさんのツイートで触れられていた人物の主人が大いに関わっていました。こんな偶然があるのかと少し驚きです。


ただ、シャドーハウスのサブタイトルを読み込む時に注意が必要なのは“ダブルミーニング”です。

シャドーハウスのサブタイトルに二つ以上の意味が込められていることは珍しくないからです。

そして、それは今回も例外ではありませんでした。

最後の最後、ある男の一言に真の意味を気付かされました。
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第233話 不審な便り【感想】

「不審な便り」といえば、先日とある知人から電話がきました。

この知人と最後に連絡を取ったのは大体6年ほど前ですから、結構遡ります。東京オリンピックよりも前と考えるとかなり昔に感じられますね。それほどに疎遠になっていました。


ただ、こう言ってはなんですが予期はしていました。

なぜならこの“知人”は、某著名団体の会員だからです。

先月高市早苗総理が衆議院を解散していましたが、知人の所属する団体は某党と関連が深く、かつては国政選挙となれば頻繁に電話が掛かってきては投票の勧誘があったため、すぐにピンと来たのです。


悲しいかな、その予想は当たりました。

政治というセンシティブな話題のため詳細は省きますが、私自身の感想を言わせてもらうと「時間の浪費」でしかありませんでした。近年のネット社会では至る所で“不審な便り”が表れては注意喚起がなされていますが、好ましからざる人物からの連絡というのは、かくも愉快なものではないなあと感じた次第です。


さて、シャドーハウスとかけ離れた話をしてしまいましたが、今回のエピソードではまさに“不審な便り”がこどもたちの棟に届きました。しかもその送り主は、ケイトにとって味方とは言えない人物です。

となれば“便り”の内容を見る目も慎重になろうものでしょう。

しかしながら、その“不審な便り”はケイト陣営にとって重要な知らせでした。

そして奇しくも、かつてこどもたちの棟で行われた“選挙”に関わるキャラクターがラストで遂に動き出します。
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第232話 派閥【感想】

シャドーハウスのメインキャラクターの一人、ラム。

今更説明するまでもないですが、彼女はかなり大人しい性格です。また、他人と接することが苦手なことから口数も少ないです。

不愛想なわけではないので警戒心が強いとかそういうわけでないのですが、元々の本人の性格からでしょうか。気兼ねなく話すことができるのはシャーリーとエミリコぐらいで、それ以外の登場人物と会話するシーンは数えるほどです。そう考えると第212話(20巻収録)のラムの姿はかなり貴重といえそうですね。


ところでちょっとしたネタなのですが、実はラムとジョンがダンスしているシーンがアニメにあったのをご存じでしょうか?

それはこちらです!

ラム&ジョン

え?こんなシーンあったっけ!?、と思った方はご安心下さい。

1期アニメOPには同期5組がペア同士で踊るシーンがあるのですが、シャーリー組とジョン組のカットの切り替わりでこんな風に見えてしまうだけです。

コラや生成画像じゃないかと疑う方がいらっしゃいましたら、ニコニコ動画で1話が無料公開されてますので是非ご確認下さい。開始から4分54秒でOPが始まり、5分26秒で件の場面が見られます。

アニメ1話(ニコニコ動画)↓



まあネタなので深い意味はありません。

偶然とはいえ、寡黙なラムとやかましいジョンの組み合わせというのが珍妙で、クスリとさせられるなあというジョークです。

ただこのネタはツイッターにてフォロワーさんから教えて頂いたものですが、今見てもなんだか面白いんですよね。このスクショ撮るのに苦労したのを覚えていますが、見返すたびに面白いです。苦労した甲斐がありました。(我ながら安い苦労だこと……)


さて。

雑談も雑談になってしまいましたが、なぜこんな話をしたのかといいますと今話のエピソードに少しだけ関係があります。

シャドーハウスの王を目指す男、ジョン。

そこへラムが訪ねてきました。
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第231話 ドロシーはきれい好き【感想】

気付けばもう、1月21日(水)です。

本ブログをいつも読んでいる方からすれば平常運転と思われるでしょうが、例によって最新話更新ギリギリでの投稿となってしまいました……


いやですね、本当でしたら昨年末に投稿しようとは思っていたのですよ。

しかしながら、年末特有の忙しさに追われたまま年を越してしまい今に至ってしまったのです。

明日は第232話の更新日。新年を迎えたというのに相変わらずの有様に自分のことなのに頭が痛いですが、気を取り直して第231話の感想を述べていきましょう。


ところで、年末の忙しさには部屋掃除も含まれていました。

我ながら身の回りのことは不精なもので、本や道具を買ってみるものの古いものから積まれていき、旅行に行ってはガイドブックや旅先の資料を手の届くところに置いたりと、率直に言って乱雑極まりない状況になっています。そう、さながらイヴのように(こんなところで名前出してゴメン、イヴ)

毎日ちゃんと掃除をすればいいのにと言われてしまえば、その通りぐうの音も出ない正論です。今年の目標は、昨年末に少しだけ改善した自分の部屋を現状維持することにしようかなと考えている今日この頃です。


さて、年初の各話感想記事なのにだらしない話をしてしまいましたが、第231話はまるで真逆のサブタイトルが付いていました。


名付けて「ドロシーはきれい好き」


ドロシーといえば、シャドーハウスを司る「3階」の一人、或いは「重鎮」と呼ばれる重要人物です。

はっきりとした顔立ちと抜群のスタイル、いかにも貴族然とした態度は、シャドーハウスという館の支配層にぴったりの存在といえましょうか。ネット上に並ぶ読者感想を眺めていると、彼女も人気あるキャラクターの一人であることが伺えます。

そんな彼女が「きれい好き」というのも分かる気がします。高貴な存在なのですから当然でしょう。言われるまでもなく腑に落ちます。


ところが、サブタイトルが示す「きれい好き」とは、私たちが一般的に考える「きれい好き」ではありませんでした。

それは、自らにとって無価値なものは汚らわしいと排除する、あまりにも利己的な思想でした。



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第230話 旗揚げ【感想】

こちらの絵は、ウジェーヌ・ドラクロワの代表作「民衆を導く自由の女神」です。

民衆を導く自由の女神

恐らくほとんどの方が見たことがあるかと存じます。フランス革命(1789₋1815)の後に起こった7月革命(1815)を主題とした作品です。


さて、こちらの写真はフランスに旅行した際にルーブル美術館で撮ってきたものですが、実を言いますとブログを書き始めてからこの作品を紹介しようとしたことが何度もありました。

何と言っても、市民が自らの権利のために立ち上がる絵画として著名ですからね。

シャドーハウスは、ケイトとエミリコが自分たちの自由を求めて、シャドーハウスという強大な力を持った館に立ち向かう漫画です。それはさながら、人類の歴史の中で繰り返されてきた光景です。

ならば、「民衆を導く自由の女神」はそうした歴史を映した象徴的な作品ですから、ケイトとエミリコの姿を重ね合わせるのは難しくないのではないでしょうか?


まあ、もっともそんなことを考えているのは影野だけだろうと言われたらそれまでですが、これまでずっとそんなことを想像していたんですよね。それこそ、ケイトとエミリコの悲願が達成した暁にはこの絵画を載せてみようかなと夢想していました。

そんな日が訪れたら、それこそシャドーハウスにおける革命的な出来事だろうと。


しかし、全く釈然としませんが、あまりにも異なるエピソードでこの作品を紹介することとなってしまいました。

ただ、この230話こそがそれに相応しいのではないかと問われると答えに窮する自分もいるのです。


サブタイトルに称される「旗揚げ」

その先頭には、あの男の傀儡が颯爽と旗を振っていました。続きを読む
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